主鉄写日記

鉄道を中心にデジタル写真を楽しむ
私、bigwest_1965の写真ブログです。

懐かしの急行・準急色が帰って来た

2012年09月28日 17時58分40秒 | 京阪電鉄

京都市と大津市を結ぶ京阪電鉄京津線。

山科~三条間が地下化される以前は三条と浜大津・石山寺間に急行・準急が運転されていました。

碓氷峠に匹敵する66.7‰の急勾配や急曲線が連続する日ノ岡~九条山~蹴上間の難所を

吊り掛け駆動車の260・300形が急行・準急、そして高性能釣り掛け駆動車の80形が普通として活躍していました。

その京津線の急行・準急に用いられる260・300形は京阪本線の特急と同じ色に塗られていたのです。

その懐かしい急行・準急色が平成24年度『大津線開業100周年記念キャンペーン期間』のイベントの一つとして復活しました。

 

PENTAX K-r+smc PENTAX-DA L 18-55 F3.5-5.6 AL

Avモード  f8  1/640sec  -0.3EV      ISO400  (31mm)

 

秋の清々しい好天の下、カーマインレッド&マンダリンオレンジの京阪特急色をまとった600形が大津市内を駆け抜けます。

新しい塗装のためでしょうか?8000系30番台のそれよりも深みを感じる京阪特急色です。

 

K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Pモード  f8  1/500sec  ISO400  (70mm)

 

石山坂本線と京津線との接続駅、浜大津を出て併用軌道区間を走る600形。

たった2両の中型車両ですがこの色だと存在感が増しますね。

 

K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Pモード  f8  1/500sec  ISO400  (120mm)

 

前面が非貫通タイプなのでかつての旧型車とイメージは異なりますが車体の側面は当時の面影のまんま。

それもその筈、この600形は260・300形の車体を流用して作られたのです。

よく見れば排障器もそのまんま流用してますね。

 

PENTAX K-r+smc PENTAX-DA L 18-55 F3.5-5.6 AL

Avモード  f8  1/500sec  -0.3EV   ISO200  (24mm)

 

坂本方面も宅地化がどんどん進み気が付けば沿線の緑も減っていますね。背後には琵琶湖の湖面と対岸が見えています。

車両主体の撮影が多い私にこんな写真を撮らせたのは京阪特急色のオーラでしょうか?

 

PENTAX K-r+smc PENTAX-DA L 18-55 F3.5-5.6 AL

Avモード  f8  1/800sec  +0.3EV   ISO400  (23mm)

 

いつまでこのカラーで走ってくれるのか分かりせんが、この京阪特急色600形の登場で

今までまったくレンズを向ける事が無かった石山坂本線の撮影機会が増えそうな予感です。

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8000系30番台最後の日

2012年09月24日 20時12分19秒 | 京阪電鉄

「旧3000系特急車の引退にあたり、ハトマークや車番などの前面デザインを、平成7年の大規模更新工事前の姿に復元し、

クラシックタイプとして運転いたします。」

京阪電鉄のホームページの旧3000系特急車イベント案内にそう記されていました。

運転予定の欄を見てみると9月25~28日が運行なしとなってます。

4日間で復元して翌29日にはクラシック竣工記念列車を運転する様です。

車番の表記も見た目は『3000系』に戻る様なので8000系30番台の姿として走るのは今日が最後となります。

運良く今日は仕事が休みでしたのでその最後の姿を納めようと出掛けました。

 

K-5+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

マニュアル  f8  1/500sec   ISO800  (240mm)

 

京阪本線は京都の中書島を越えて地下線へ降りる手前の東福寺までは曲線が多く起伏に富んだ区間を走ります。

かなり曇ってましたがこの京阪特急カラーはこんな天気でも素晴らしく映えます。

 

K-5+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f7.1  1/1600sec   ISO400  (70mm)

 

新しく高架駅となった淀駅で8000系30番台を狙います。

まだ新しいコンクリート道床と架線柱のデザインがここが新しい駅だという事を証明しています。

この頃にはすっかり天気が回復し京阪特急カラーが眩しく見えます。

 

K-5+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/640sec  +0.3EV  ISO400  (260mm)

 

更に移動して定番撮影地として有名な駅のホームから淀屋橋で折り返して来た8000系30番台を

前回撮影した時と少し違うアングルで撮影しました。

立ち位置が数メートル変わったり目線が少し変わるだけで大きく印象が変わる事を再認識しました。

次回こそはBIGMA 50-500を持ち出して更に長焦点を活かしたアングルで狙いたいでものです。

 

PENTAX K-5+smc PENTAX 17-70mm F4 AL [IF] SDM

Avモード  f8  1/500sec  +0.7EV  ISO3200  (36mm)

 

今日の締め括りは夕刻の京都を行く8000系30番台を草食系写真で撮ってみました。

夕方の曇りという状況でこれだけしっかりとその存在を示す事が出来るのは

その端正なスタイルと京阪特急カラーのお蔭だと思います。

次回は再び『3000系』に戻った姿を撮影したいと思います。

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赤い矢は古いほうがお似合い? ~西武鉄道10000系~

2012年09月14日 20時19分25秒 | 西武鉄道

西武鉄道といえば『レッドアロー』と呼ばれる特急車を思い浮かべますが『ニューレッドアロー』と呼ばれる

現行の10000系に対して、どちらかと言えばそのスタイルやカラーリングから地味な印象を持っていました。

ところが昨年末にあの5000系のカラーリングを再現して登場した『レッドアロークラッシック』と呼ばれる

編成の写真を見てから一度その姿を見たいと思っていました。

 

K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/400sec  +0.7EV  ISO800  (70mm)

 

初めて見るこのカラーリングですがまさしく『赤い矢』ですね。

またフロントのステンレスの飾り板を含めた処理も単なるカラーリングの復刻版だけで終わっていないと思える出来映えです。

秩父路の風景にはこのカラーリングの方が『ニューレッドアロー』のカラーリングより何倍も似合いそうです。

出来れば現行の編成を全てこの仕様で統一して欲しい位です。

今回の撮影は「とにかく写す事が出来た」というレベルで終わりましたので

出来れば再びこの『レッドアロークラッシック』をしっかり撮影したいと思います。

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