主鉄写日記

鉄道を中心にデジタル写真を楽しむ
私、bigwest_1965の写真ブログです。

復刻!なつかしのステンレス無塗装 ~南海6000系~

2023年11月03日 21時00分00秒 | 南海電鉄

今回撮影に赴いたのは南海の6000系です。

 

登場以来、楽に半世紀を超える活躍を継続中の6000系。

今更この古い車両を狙った理由は・・・。

 

1962年に運行開始した“6000系車両”を、なつかしのステンレス無塗装で運行します

何と!・・・お客様から「ステンレス無塗装を復活させてほしい!」という要望を頂き

その声に応えたという正に素晴らしき英断です。

 

 

南海の復刻カラーという事で過去にこのブログでも一度記事としてご紹介した事が有ります。

This color brings back memories.  ~南海7000系・10000系~

 

サザンはともかく幼い頃の私にとって南海電車とはこのイメージでしたが当時の私は

殆ど南海に縁はなくて気が付けばこの色は懐かしの車体色となっていました。

一方、その頃の高野線で活躍中だった無塗装ステンレス車両は幼い私にとって無骨&無塗装の地味さが溢れる車両で

まったく興味の対象となる存在では無かったのですが私自身がその車両と同等の齢を重ねたせいでしょうか?

『出来るならその姿を記録したい!』

そう思い立って本日、出撃しました。

 

結論から申し上げますと運良く現地到着から1時間足らずの張り込みで捕獲成功出来ました。

 

午前中という事で南北に走る南海の路線では順光という訳にはいきませんが懐かしの無塗装編成を

何とか捉える事が出来ました。

 

本当は前パンかつトップナンバーの6001Fを先頭したカットも記録したかったのですが基本、逆光となる上に

今日は捕獲した編成が河内長野到着後回送・入庫となりましたのでその願いは叶いませんでした。

 

ただ上記の写真を撮影後、後続の区間急行に乗車し無塗装復刻編成に追いつき、短区間の乗車も果たしました。

 

今や大手私鉄現役車として珍しい片開き扉が貴重な存在です。

 

 

 

私よりも数年先輩だという事を表すプレート(笑)です。

 

単に車体に貼られていたカラーテープを剝がしただけではなくこんな所にもしっかりと手が・・・

ちゃんと車番のプレートはグリーン地に。

 

因みに6000系の血を引く6300系の現行塗装のプレートはこんな感じです。

 

また車体側面にある社章も現行車ではこんな感じなんですが

 

 

復刻車では・・・

剝がした後が見えるのはご愛敬ですがしっかりと手を入れている事が分かりますね。

 

復刻車撮影のついでに久しぶりの6000系乗車も果たし乗り心地も堪能しました!

 

 

因みに比較という事で今日撮影した現行の6000系や6300系の姿も披露します。

6000系 現行カラー車

 

6300系

 

6000系と比べてスカート装着、両開き乗降扉が差異となりますね。

7000系や加太線に残る旧型車と同様、このスタイルも今となってはとても味わい深いと言えますね。

 

ついでなのでこの日撮った他の写真も・・・

 

泉北高速鉄道5000系

 

12000系サザンプレミアム+9000系

 

 

最後は・・・

30000系“こうや”

 

個人的には好みの30000系。

過去にも一度記事にした高野線のクィーンこと30000系。

高野線のクイーン30000系  ~こうや~

 

先代の20000系デラックスズームカー程の個性やオーラは感じられませんがそのカラーと

控え目ながら流麗なスタイルは魅力的です。

 

少し前にあった車庫での脱線による離脱がニュースとなった30000系ですが

その車齢と共に将来は安泰とは行かないようですが機会が有ればまたしっかりと

撮影・乗車を楽しみたいと思っています。

 

久しぶりの南海撮影、堪能しました!

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めでたいでんしゃ3種盛り ~南海電鉄7100系~

2023年02月27日 22時00分00秒 | 南海電鉄

紀ノ川駅~加太駅を結ぶ南海電鉄 加太線ですが「加太さかな線」という愛称を持ちます。

南海電鉄と加太観光協会・磯の浦観光協会と共同で進める「加太さかな線プロジェクト」の一環として

この「加太さかな線」で2016年春から運行を開始したのが『めでたいでんしゃ』。

 

加太の海の幸「鯛」にかけて、「おめでたい」と「愛でたい」を掛け合わせ出来たのが

『めでたいでんしゃ』の謂れとか・・・。

 

登場から6年目を迎える『めでたいでんしゃ』は現在4編成が活躍中ですが本日、初めて見た『めでたいでんしゃ』。

そのうち3編成を捕捉しましたのでさらっとご紹介をさせて頂きます。

 

「めでたいでんしゃ かい」

 

 

「めでたいでんしゃ なな」

 

 

「めでたいでんしゃ かしら」

 

今回はこれら3種の『めでたいでんしゃ』を撮影する事が出来ましたが残る「めでたいでんしゃ さち」も

いつか撮影してみたいものですね。

支線では有りますが半世紀に及ぶ活躍を見せる7100系がこの様なスタイルで元気なのは嬉しいものです!

 

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今年の初撮りは南海電鉄

2020年01月03日 22時00分00秒 | 南海電鉄

今年最初の撮り鉄は撮り鉄仲間のラピートを撮りたいという意向も有り南海電鉄となりました。

南海と言えば私にとって一番は登場してからかなり年月が経過しているものの

30000系“こうや”の存在が大きく、ラピートに関しては私が過去に撮影したり乗車した機会も

それぞれ1~2回程度という感じでしたので今回の撮影に関しては新鮮味が有りました。

 

因みに私にとって前回の南海撮りはサザンの復刻塗装編成撮影でしたので

今回の撮影は約5年ぶりとなります。

This color brings back memories.  ~南海7000系・10000系~

 

OLYMPUS OM-D E-M1 markⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

Avモード  f4  1/1000sec  ISO640

 

本来、ラピートの特徴ある先頭形状は望遠レンズによる圧縮効果が大きい程上手く表現出来ないのですが

今回は新年早々手に入れた新たなレンズの試写も兼ねているのでその辺は勘弁して頂きますね・・・。

とは言うもののこの様な撮り方をしてみてもやはりその特徴あるスタイルはインパクト大です。

 

 

OLYMPUS OM-D E-M1 markⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

Avモード  f4  1/1000sec  ISO640

 

場所を移動して更に別カットを狙いました。

登場が1994年という事なので既に25年以上が経過しているのですがこうしてみると

そんなに古い電車だとはまったく感じられませんね。

シングルアームパンタに変えれば2~3年前に登場したと言われても違和感がない程の

デザインだと私は感じています。

 

 

Panasonic LUMIX DMC-G8+LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.

Avモード  f6.3  1/800sec  ISO320       (120mm)


圧縮撮りばかりでは芸が無いので別カメラでもう少し広い画角のカットも押さえました。

今回の撮影で改めてラピートのデザインの素晴らしさを感じました。

登場時に気付かなかった私の感性ってその程度だったのですね(泣)。


ラピート以外の特急車も一応撮りましたのでご紹介しておきます。

 

OLYMPUS OM-D E-M1 markⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

Avモード  f4  1/1600sec  ISO320

 

派手さは有りませんが端正で有りながらどこか流麗さを感じさせるそのスタイルと

秀逸なカラーリングとの組み合わせは正に南海のクイーンに相応しいと思います。

出来れば新緑薫る頃にじっくりと高野線で撮影したいものです。

 

 

OLYMPUS OM-D E-M1 markⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

Avモード  f4.5  1/1600sec  ISO200

 

自由席の一般車両と指定席の特別車両が併結されて走る特急“サザン”。

同様の形態は名鉄でも見られますが一般車両と言っても名鉄は転換クロスシート車。

ところが南海の普通車はロングシートというガチの通勤型車両なんですよね。

正に天国と地獄が同居する列車と言えるのではないでしょうか?

 

 

OLYMPUS OM-D E-M1 markⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

Avモード  f4  1/800sec  ISO320

 

そんな特急“サザン”の進化?バージョンが「サザン・プレミアム」の愛称を持つ12000系。

旧型の10000系から更にグレードアップした車内設備を持つ為に一般車との差異が

益々開いた感が有りますがこういうのってマニアにしてみれば楽しいですね?



 

OLYMPUS OM-D E-M1 markⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

Avモード  f4  1/2000sec  ISO1000

 

こちらは「サザン・プレミアム」の12000系と同じなんですが泉北高速鉄道の車両で

特急“泉北ライナー”に運用されています。

側窓までにゴールドのラッピングが施されていて実車を今日初めて見た私は

その金ピカぶりの驚いてしまいました。

 

特急車を中心とした撮影でしたが久しぶりの南海電鉄の撮影は楽しめました。

この調子で今年も楽しく頑張って撮影を重ねたいと思います。

 

 

                    ※お ま け の 写 真

 

南海撮りの合間の食事の時に阪堺の古い電車に遭遇。

せっかくなのでひと区間だけ乗りました。

昭和3年生まれ!とは凄いですね~。

 

 

 



 

 

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This color brings back memories.  ~南海7000系・10000系~

2015年06月13日 19時00分00秒 | 南海電鉄

今年、創業130周年を迎える南海電鉄は「懐かしの緑色」の特急サザンの運行を本日から開始しました。

今秋運行を終える7000系4連とペアを組む10000系4連をグリーン基調の旧塗色に復刻し

『創業130周年』のヘッドマークを掲出しての特別運行です。

 

OLYMPUS OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

Avモード  f6.3  1/1000sec   ISO200   (150mm) 


年寄りだ!懐古趣味だ!と言われても構いません。

やはりこの色の方が10000系、いや『サザン』らしいと思います。

写真を見ればお解りだと思いますが一般汎用車と料金が必要な車両が違うカラーリングとなってます。

鉄道ファンからしてみれば色・形の違いが一目瞭然の異形式が併結して走る所に大きな魅力を感じるのです。

 

それでは反対側の一般車、7000系を見てみましょう!

OLYMPUS OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

Avモード  f6.3  1/1250sec   ISO200   (74mm) 

 

“この色、懐かしい!”

懐かしの緑の濃淡カラーは関西私鉄らしい無骨なスタイルをより一層引き立てています。

 

ジャンパ栓やクーラーキセの形状、片開き4扉の車体を持つ7000系の魅力、渋さがこのカラーで

倍増されたと言っても過言では無いでしょう。

 

ちなみに現行塗色の7000系も撮影出来ましたのでどの様に違うか?並べてみましょう。

OLYMPUS OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

Avモード  f6.3  1/1000sec   ISO200   (74mm) 


既に見慣れた現行の南海カラーですがこうして見較べるとやはり違和感が有ります。

例えは悪いですが年配の女性が厚化粧で若い子に対抗している様な感じですね。

 

梅雨時に運行初日を迎えた訳なんですが、運良く?の中休みで午前から昼過ぎまでは太陽が出ていましたので

旧塗色の編成を綺麗に撮る事が出来ました。

『南海電鉄創業130周年&さようなら7000系記念企画 』という特別な企画を

実施してくれた南海電鉄に鉄道ファンの一人として感謝の気持ちを送りたいと思います。

 

《おまけ編》

今年、開創1200年を迎える世界遺産・高野山。
これを記念して、南海電鉄では特急こうや 高野山開創1200年特別仕様」を期間限定で運行しています。

今日はその中から30000系“こうや”を撮る事が出来ました。

OLYMPUS OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

Avモード  f6.3  1/1000sec   ISO400   (62mm) 


“りんかん”の11000系を併結しています。

こういった特別なカラーリングも楽しいですが30000系に関してはオリジナルの

赤白カラーが一番似合っていると思います。

でも今の南海は多彩で被写体としては面白いかも知れませんね。


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南海本線の車両を撮る

2015年01月11日 12時00分00秒 | 南海電鉄

私にとって南海電車と言えば“こうや”号です。

当ブログでも2011月5月にその写真を紹介していますが過去2回その“こうや”号の撮影に赴いただけで

南海電鉄のその他の車両、実は一度もまともに撮った事が無かったのです。

今回は駅のホームからですがじっくりとやって来る車両を見ながら撮影してみました。

その中から何枚かを紹介したいと思います。

 

PENTAX K-3+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

TAvモード  f7.1  1/800sec   ISO160  (133mm) 

 

南海の最新鋭特急車となる12000系『サザン・プレミアム』です。

通勤型として同じく最新の8000系と併結され運用に就いています。

貫通型で派手さは有りませんが旧形式が多い南海にあって稀少な存在感を感じます。

 

PENTAX K-3+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

TAvモード  f8  1/800sec   ISO320  (85mm) 

 

現在運用に就いている形式の中で最古参となる6000系。

大型片開き扉を備えるレトロなスタイルはこの車両が重ねて来た年月を感じさせます。

 

余談になりますが前日、自宅で苦労しながらK-3の「AF微調整」に挑んだのですがその効果が出た様です。

連写を含めて色々試してみましたが合焦率、ピントのシャープさがかなりアップしました。

 

PENTAX K-3+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

TAvモード  f8  1/640sec   ISO100  (210mm) 

 

7100系2連+7000系4連編成です。

先程の6000系列のステンレス車体バージョンです。

あちらは高野線、こちらは南海本線用として登場しました。

じっくり見ればこのスタイルは古めかしいを通り越して「味」を感じてしまいますね。

 

 

PENTAX K-3+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

TAvモード  f8  1/1000sec   ISO400  (300mm) 

 

最後は南海電鉄のフラッグシップと言える50000系『ラピート』です。

前記事で紹介したJR四国の8600系と同様にこの50000系の

デザインコンセプトにも“レトロ・フューチャー”というのが有りました。

その表現の手法は違いますが較べてみると近いイメージを感じる事が出来ます。

 

私自身、この電車の登場直後に関空へ行きは『ラピート』、帰りはJR西の『はるか』という乗り較べをしましたが

まともに撮影をしたのは今回が初めてです。

 

それにしても調べてみると登場してもう20年にもなるのですね。

でもその年月を感じさせない位にその外観は美しく保たれています。

 

今回は駅のホームからとりあえず撮ったという感じでしたがこれからも機会を見つけて

南海電鉄の電車も撮影して行きたいと思います。

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高野線のクイーン30000系  ~こうや~

2011年05月22日 17時34分55秒 | 南海電鉄

南海電鉄を代表する列車と言えばその斬新なスタイルとブルーメタリックのインパクトで

ラピート(50000系)を挙げる人が多いと思いますが、私的には高野線のクイーンと言われる

30000系を挙げたいと思います。

先代の20000系デラックスズームカーの流麗かつ個性的なスタイルからシンプルで端正なデザインと

なりましたが、赤と白のカラーリングがとても似合うと思います。

PENTAX K-r+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

マニュアル  1/500sec  f7.1  ISO800  (140mm)

 

有名な撮影ポイントの曲線区間を行く30000系“こうや”です。

曲線区間の撮影で通常4両編成だと絵にならない事が多いのですが、急曲線と急勾配の多い

高野線だとその心配はしなくて済みそうです。 

車体の回りに新緑が欲しいのでロケハンを兼ねて極楽橋方面へ移動です。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

マニュアル  1/320sec  f8  ISO640  (290mm)

 

50‰の急勾配を上りきり、紀伊神谷駅へ進入する30000系“こうや”です。

山岳路線である高野線の乗り入れに対応する為、車体は17mの長さですがそれでも目一杯、編成をくねらせて

走行しています。レールと車輪から発するきしり音が山間に響いて列車がやって来るのが分かります。

このカットを撮影した後、高野山へ向かいましたが天気予報が大当たり。

バケツをひっくり返した様な激しい土砂降りの大雨となりました。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

マニュアル  1/400sec  f7.1  ISO1000  (140mm)

 

大雨から逃げる様に高野山から下山し橋本方面へ移動。

その後、小降りになった雨も何とか上がり撮影続行出来そうだったので、最後に紀ノ川を渡る30000系を狙いました。

曇り空の下、普通はパッとしない感じになる事が多いのですが赤白のカラーはバッチリ映えました。

今回は生憎の天気でしたが次回は晴天下での“こうや”撮影をしたいですね。 

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