主鉄写日記

鉄道を中心にデジタル写真を楽しむ
私、bigwest_1965の写真ブログです。

懐かしき旧塗装の小田急ロマンスカーを求めて  ~7000形 LSE~

2012年01月25日 19時39分57秒 | 小田急電鉄

3月17日のダイヤ改正で小田急ロマンスカーの10000形 HiSE・20000形 RSEが引退するそうです。

でも、関西に住む私にとって余り馴染みの無い小田急電鉄ですがむしろ気になるのは7000形 LSEの方ですね。

過去乗った事のあるSSE・NSEのイメージを引き継ぐ旧塗装のLSEをブログリンク頂いている

kitayama7aさんのブログの写真で見てから「廃車になる前に1度見に行きたい!」と言う気持ちがぐつぐつ沸いていたからです。

皮肉な事に後輩であるHiSE・RSEが先に消えてしまう事になりましたがLSEもいつ消えてもおかしくないですからね。

なかなか関東に行く機会も無い私にとって今回の訪れた撮影の機会はありがたいものとなりました。

今回は自由になる時間も短く、撮影ポイントどころか土地勘も無いのでとにかくLSE、出来れば旧塗装編成を

カメラに納めれば良し!という気持ちで駅撮りを敢行すべくある駅でLSEを待ちました。

kitayama7aさんから当日の運用が分かるサイトを教えて頂いてましたのでLSE車の運用は把握出来たのですが

塗装の新旧までは分かりません。前日に首都圏は降雪が有り線路脇にはまだ若干の雪が残っています。

残念ながら先程まで僅かに有った陽射しも無くなりLSEが通過する時刻になるとかなり暗くなりました。

カメラの感度をISO800に上げLSEを待ちます。「旧塗装編成、来い!」 

 

  PENTAX K-5+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

マニュアル  1/640sec  f7.1  ISO800  (300mm) 

 

現れたLSEは新塗装となる編成でした。HiSEと同じイメージで過去に小田原や箱根湯元で見かけた事の有るカラーですが

久しぶりに見る11両連接車の流麗なスタイルは素晴らしいですね。

過密なダイヤの影響が有る様で想像よりも遥かに遅い速度で通過しましたので1/640secでしっかり写りました。

LSEのスタイルに見惚れた後は上り列車の運用に入るLSEを待ちながら他の系列を撮影しました。

時刻表によるとこの上りLSEはこの駅に停車する『さがみ』の運用に入っています。

上り『さがみ』の到着を告げるアナウンスが下り線ホームに居る私にも聞こえます。

「来、来た~!」。 

PENTAX K-5+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

マニュアル  1/500sec  f7.1  ISO1250  (300mm) 

 

待ち望んでいた旧塗装の編成です。懐かしい色ですがこれこそ私にとっては小田急ロマンスカーのイメージそのものなんです。

先程よりも更に曇りましたのでカメラの感度もISO1250という数字に合わせていましたが流石!高感度の写りに定評の有るK-5です。

今まで使っていたK-x・K-rも結構高感度に強いと思っていましたがK-5の方が画素数が更に多いのにもかかわらず上手の様です。
 

PENTAX K-5+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

マニュアル  1/500sec  f7.1  ISO1250  (300mm) 

 

 新宿へ向かい発車した『さがみ』を後ろから撮影。「タタッ・・・タタッ・・タタッ・・タタッ・」というジョイント音が

小田急ロマンスカーらしさをアピールします。

EXEやMSEという普通の2軸ボギー台車の特急車も存在しますが小田急と言えば連接車のイメージが強いです。

せっかく会えた旧塗装のLSE。出来れば正面からの写真も欲しいので時刻表で確認すると折り返しの下りを

撮影しても時間的には何とか都合が付きそうなので待ちました。その間に小田急のフラッグトレインVSEや

春には消えるRSEも見る事が出きました。

 

PENTAX K-5+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

マニュアル  1/500sec  f7.1  ISO1600  (300mm) 

 

 初めて見るRSE20000形です。小田急ロマンスカーのイメージとは少しかけ離れた気がしますがハイデッカー+ダブルデッカーの

編成はとても美しく、この春で消えてしまうとは思えません。

長野電鉄へ譲渡されたHiSEの様にこのRSEも何処か活躍する場所は無いのでしょうか?

この写真ではISO感度を更に上げていますが充分に良好な写りだと個人的には思います。

 

PENTAX K-5+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

マニュアル  1/320sec  f7.1  ISO800  (300mm)   ※トリミング適用 

 

新宿から折り返してきたLSEが到着です。『さがみ』運用なので通過線からホームへ分岐してこちらへやって来ます。

BIGMAなら500mmの威力炸裂といった所ですが今回1本だけ持参した70-300では焦点距離が足りず

トリミングでの対応となりました。

PENTAX K-5+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

マニュアル  1/125sec  f5.6  ISO800  (170mm)

 

LSEが駅に到着すると同時に雪が舞い降りて来ました。

出来るならこのまま西へ向かい、小田原より先の箱根方面で雪景色とLSEを絡めて撮影したいのですが

残念ながら今回はLSEとここでお別れです。

抵抗制御+直流モーターの今となっては少々時代を感じさせる音色を響かせてLSEは去って行きました。

その姿を見送りながらLSEが消えるその時までに出来ればもう一度LSEの撮影に行きたいと思います。

 

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柔らかな陽射しを浴びてK-5で近鉄特急撮り

2012年01月22日 19時47分04秒 | 近畿日本鉄道

午後から天気が回復すると言う天気予報を信じてK-5を携え伊勢志摩へ向かいました。

過去何度も鳥羽方面には行きましたが鳥羽駅周辺で撮影した事は無く『伊勢志摩ライナー』の愛称を持つ

23000系を一度は鳥羽駅周辺で撮影したいと思っていました。

天気は中々回復せず曇り空のままですが大阪・京都・名古屋から『伊勢志摩ライナー』が順次“賢島”を目指し

やって来るまで時間はありますので他の系列狙いでロケハン開始です。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f7.1  1/640sec  ISO640  (93mm)

 

まずは使い慣れたK-rにシグマの70-300を装着し列車を待ちます。

やって来たのは12200系4連。登場時のスタイルから較べると少しすっきりした顔立ちになって活躍中の『スナックカー』です。

スナックカーに初めて乗った時、当時としてはかなり豪華な車内と180kw大出力モーターが生み出す豪快な走りに

大きな衝撃を受け、それまで京阪特急好きの小学生は近鉄特急のファンになってしまいました。

今や12200系は広軌線では最古参となりその活躍もいつまで続くのか予断を許さない状況です。

その後も12410系や22000系といった汎用型車両を見送ってから鳥羽駅方面へ移動しました。

10時後半から13時前半までの間に大阪・京都・名古屋から2本づつ、計6本の『伊勢志摩ライナー』が

鳥羽にやって来ます。実に豪華なダイヤです。天気予報はドンピシャ!天気はグングン回復しました。

 

PENTAX K-5+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

Avモード  f8  1/640sec  -0.3EV  ISO400  (500mm) 

 

先日の米原での新幹線撮りで好印象だったK-5+BIGMAで23000系『伊勢志摩ライナー』を狙います。

今回はRAW撮りでペンタ純正ソフト“PDCU4”を使いました。

先日の撮影でK-xに較べてK-5の方が少し解像感が高い印象も有りカスタムイメージ“リバーサルフィルム”のデフォルトで

現像しました。K-r+BIGMAのテレ単(500mm)撮影時には今まで+2ほどシャープネスを高めていましたが

今回は0のままでも自然な解像感が出たと思います。画素数が増えたからなのか撮像素子の性能なのか

素人の私には分かりませんが輪郭強調を強めて解像感を出していたK-r使用時に較べて自然な描写は好ましいですね。

 

続いては30000系VISTA EXを170mmで撮影です。この焦点距離域はテレ端よりかなりシャープ感が増します。

個人的には150~350mmの写りはかなり良好だと感じています。

テレ端の500mmも高価な単焦点とは較べられませんが値段を考えれば充分満足出来るレベルです。

 

PENTAX K-5+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

Avモード  f8  1/1000sec  -0.7EV  ISO400  (170mm)

 

かなり大雑把ですがK-5の評価測光では-0.3~0.7EVの補正を併用している方が編成を大きく入れる場合は適正な露出に

近づく感じです。K-5では独立したAFボタンが有る為に“親指AF”を設定してもAE-Lが使えるのでありがたいです。

K-rではAE-Lボタンに“親指AF”機能を割り当ててましたのでAEでは使い辛かったのですがK-5ではAEの頻度が増えそうです。

 

PENTAX K-5+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

Avモード  f9  1/400sec  -0.7EV  ISO250  (75mm)

 

鳥羽駅付近の景色と23000系を絡めてみました。カスタムイメージは“風景”で彩度-1に調整しました。

最初はもっと周囲を入れたフレーミングでしたが個人的には主役の23000系を埋没させたくないという思いが強く

熟考を重ねた上このアングルとなりました。これでも私にとってはかなりの草食系鉄道写真なんです(笑)

それにしてもこんな景色を絡めた写真を私に撮ろうと思わせたのはK-5の描写力かも知れません。

僅かですが私の目には同じレンズを使ってもK-rより確実に上の画像が出る様な気がします。

100パーセント視野率のファインダーもかなり正確なのでフレーミングを決めるのも気合が入ります。

幾つかの不満点も発見しましたがK-5での撮影、これから先も楽しみです。

もちろんK-rにもまだまだ活躍して貰うつもりです。

 

 

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K-5の試し撮り N700系を狙う

2012年01月17日 21時00分00秒 | 東海道新幹線

新しい相棒としてK-5がやって来ました。自分に対するバースデープレゼントです。

当初、サブカメラとしての新しいコンデジの購入を目論んでいたのですが色んな理由が有ってしばし見送るつもりが・・・。

今のメイン機K-r購入時にK-5も候補として比較検討し見送っただけに今回の購入は自分でも以外でした。閑話休題。

 

K-5は一昨年の11月に登場、ほぼ同時期に登場したD7000や60Dに比べて動体撮影に対するAF性能は劣るものの

高感度における写りを含めた画質面ではAPS‐C機では未だ最高の写りと言う評判も有ります。

とにかく今のメイン機K‐rとK-5とどれ程違うのか?本日試し撮りをしてみました。

前記事でご紹介しましたがまずは風景と絡めたカットは383系『しなの』を撮りました。

光線状態は今一つでしたが画素数アップの恩恵と『エクストラシャープネス』の威力を感じました。

続いて気になるのはやはりAF性能と私の伝家の宝刀?BIGMAとのマッチングテストです。

 

PENTAX K-5+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

Avモード  f8  1/1250sec  -0.3EV  ISO320  (500mm)  JPEG

 

米原駅を通過する上りN700系のぞみ号。お昼からは上り列車は半逆光から逆光となります。

ここはN700系の前頭部の複雑なラインを強調する為にカスタムイメージ『銀残し』でグリーン調色をセット。

デフォルトで-1のシャープネスを2段強め、エクストラシャープネス+1で狙います。

恐らく250km/hを越えているであろうN700系にレンズを向けAFボタンを押しながらAF-Cモードで5カット連写。

逆光とヘッドライトの影響も有ったのかピントは1コマ目はチョイ甘。2コマ目が少しハズレて3コマ目で食い付き

続く4・5コマもOKでした。写真は4コマ目のカットです。

AF性能の印象としてはK-rと同等ですが倍率と視野率が高まったファインダーは被写体を捉えるには大きな武器となりました。

ただ100パーセントの視野率なのでK-rの時の様はフレームアウトしそうなぐらいが丁度良い!という感じでファインダーから

被写体が飛び出る位の場所でレリーズしていましたがK-5で同じ事をすれば恐らく被写体がはみ出てしまいますので

視野率100パーセントを意識した撮影を心掛けないと駄目ですね。

シャッターのタイムラグも個人的にはK-rより僅かに速く感じますが7DやD300Sの比では有りません。

 

PENTAX K-5+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

Avモード  f7.1  1/1600sec  -0.3EV  ISO400  (500mm)  JPEG

 

こちらは順光で下りのN700系をカスタムイメージ『リバーサルフィルム』で狙いました。

K-rの時からコントラストが高めでパンチの有る発色がお気に入りで疾走する鉄道車両には似合っていると思います。

側面の暗さを持ち上げる為にシャドー補正を『弱』で適用しました。

K-rに較べると階調が豊かで白トビし難い様ですね。私の様な素人でもK-rとの差が見えたのは意外でした。

この写真を見て思ったのはこの場所でK-5+BIGMAの組み合わせを使って500系を撮影したかったという事です。

 

購入直後で少し舞い上がっているのか?あばたもえくぼに見えるのかも知れませんね。

でも画質以外にも握り心地や使い勝手やといった面でも今日一日でK-5のポテンシャルを充分感じました。

K-5に笑われない様、頑張って使いこなせる様になりたいものです。

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伊吹山を絡めて  ~383系 しなの~

2012年01月17日 16時29分31秒 | JR東海・JR西日本

このブログに3度目の登場となる383系『しなの』。

新しいカメラの試写がてら向かったのは久しぶりとなる伊吹山バックのポイントです。

先頭には順光で陽が当りますが側面は影になる為にシャドー補正『中』で383系を狙いました。

K-rの『ファインシャープネス』より更に精細という『エクストラシャープネス』を設定しJPEG撮影です。

PENTAX K-5+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

マニュアル  1/800sec  f9  ISO320  (70mm)  JPEG撮影

 

このサイズでははっきり分かりませんがパソコンで拡大して見てみると『エクストラシャープネス』の効果でしょうか?

解像感がかなり高まった感じです。K-rではデフォルトの設定よりシャープネスを1~2段高めていたのですがこのK-5の

エクストラは輪郭強調の線が細いせいかカスタムイメージ『風景』、シャープネスはデフォルトのままでも同等以上の

シャープネス効果を発揮してくれています。但しシャドー補正で明るさを持ち上げた部分のノイズが少し目立つ様で

高感度での撮影やシャドー補正を大きく掛ける場合はノーマルシャープネスの方が良さそうですが

通常の撮影ではこの『エクストラシャープネス』は大きな武器となりそうです。

 

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ニックネームは“スズメバチ”  ~22600系 Ace~

2012年01月13日 21時36分38秒 | 近畿日本鉄道

私事で恐縮ですが今日1月13日は私の誕生日です。

運良く?休日だったのですが仕事疲れが抜けない身体は昨夜のアルコールの影響を受けてか

朝一旦目覚めたものの2度寝から目覚めた時には既にお昼前。

結局疲労に撃沈された格好となりバースデーを飾る写真は撮影出来ませんでしたので

過去のストックから近鉄22600系Aceの紹介です。

 

PENTAX K-x+smc PENTAX-DA L 55-300mm F4-5.8 ED  ※2010.05.01撮影

マニュアル  1/800sec  f6.3  ISO320  (78mm)

 

写真は22600系の4両+2両編成。汎用特急車22000系の後継として2009年の春から活躍を始めました。

そのカラーリング、スタイルからファンからは“スズメバチ”の愛称で呼ばれています。

屋根の高くなり丸みを帯びたそのスタイルは過去の汎用特急車とは一味違って大きな存在感をアピールしています。

 

PENTAX K-x+smc PENTAX-DA L 55-300mm F4-5.8 ED  ※2010.04.03撮影

マニュアル  1/640sec  f6.3  ISO400  (108mm)

 

アーバンライナーnext 21020系に続いて採用された4つのHIDタイプの前照灯が遠くからでもその存在感を引き立てます。

標識・尾灯は車体とスカートの間に設置され2段式の電気連結器と共に厳つさを増しています。

 

 PENTAX K-x+smc PENTAX-DA L 55-300mm F4-5.8 ED  ※2010.04.03撮影

マニュアル  1/800sec  f6.3  ISO320  (108mm)

 

近鉄特急の汎用車は登場の年代を問わず相互に併結が可能で色んな編成のバリエーションを披露してくれます。

この写真は22600系2連+12200系2連+4連の8両編成です。

 

PENTAX K-x+smc PENTAX-DA L 55-300mm F4-5.8 ED  ※2010.04.24撮影

マニュアル  1/640sec  f6.3  ISO640  (230mm)

 

大阪線と奈良線が併走する複々線区間ですれ違う22600系Aceと12200系スナックカー。

この組み合わせが見れるのもそれ程長くは無いかも知れませんね。

近鉄ファンを自称しながらまだこの22600系Aceやアーバンライナーnext 21020系には乗車した事が有りません。

今年は是非この2系列の特急車に乗車して現代の近鉄特急の乗り心地を味わいたいと思います。

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JR四国の個性派車両  ~マリンライナー・サンポート~

2012年01月06日 00時00分00秒 | JR四国

JR四国の車両と言うと軽量車体に振り子式を備えた俊足特急群を思い浮かべます。

事実、四国へ訪れた際にはそれらの特急車両を撮影する事が多いのですがキハ40・47やキハ183等の

国鉄型気動車も活躍しており撮影したい対象は豊富だと思います。

今回は少し地味ですが個人的に撮ってみたかった車両の写真です。

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/1000sec  -0.3EV  ISO640  (260mm) 

 

JR東日本から譲渡された4両編成3本が室内外共に大規模な改造を受け、3種の専用カラーで快速『サンポート』を

中心に運用されています。オリジナルとは随分イメージが変わりましたが端正な顔立ちと美しいカラーが魅力です。

最近、地元で113系湘南色を撮る機会が増えて俄か113系ファンとなった私にとって少し興味有る編成でした。

 

Canon EOS Kiss Digital X+EF-S 55-250 F4-5.6 IS   ※2010.08.28撮影

マニュアル   1/500sec  f8   ISO200  (250mm)

 

この写真は比較の為に過去に撮影したJR西日本の113系です。

オリジナルも良いのですがJR四国の改造車もなかなか良いと思いませんか?

残る2編成も基調となる色がそれぞれ違ったカラーなので機会を見つけて撮影したいと思います。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/400sec  ISO640  (190mm)

 

続いてはダブルデッカーのグリーン車(2階席)を高松寄りの先頭車に連結したマリンライナー。

ダブルデッカー車の後ろ2両は223系と思いきや5000系と言うJR四国のちゃんとした形式が付いています。

その後ろの2連はJR西日本の223系5000番台が併結される運用となっています。

ダブルデッカー車の前面、正直な感想として洗練されているとは言えませんが迫力の有る面構えですね。

これらの個性派を撮影し満足な気分で帰路に着く途中、意外な列車に出会いました。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Pモード  f8  1/400sec  ISO320  (150mm)

 

それは285系『サンライズ瀬戸』。なぜか普通の駅に運転停車中の様でした。

慌ててUターンして引き返して四国で初めて見る285系を撮影しました。

車を止めて駅を望む踏切へ向かうと既に285系は動き始めてました。

K-rの電源投入と同時にPモードにダイヤルを回し、AFボタンを押すのももどかしく流麗な編成を捉えました。

背面モニターで画像をチェックするとヘッドライトの明るさにK-rは惑わされたのか?

2段近いほどの“どアンダー”でしたがRAW現像で+1段半でご覧の画像の様になりました。

後日調べると東海道線を下る夜間に静岡県内で踏切り事故が発生し、その影響で到着が大幅に遅れた様です。

過去、品川に停留中の285系を遠目に見た経験しかないので今回の遭遇に少々興奮しましたが

この電車もいつか良いポイントでしっかり撮影したいと思っています。

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赤い『ことでん』の電車  

2012年01月05日 08時25分01秒 | ローカル私鉄

『ことでん』の愛称で親しまれる高松琴平電鉄。

私には高松築港駅 ~琴電琴平駅を結ぶ琴平線のイメージしか無いのですが他に志度線・長尾線の2路線が有ります。

車体下半分は路線別のラインカラーに塗られており、今回撮影した志度線は赤色とクリームのツートーンでした。

この路線だけは他の路線よりも車両限界が小さく、16m級の元名古屋市営地下鉄の中型車を使用しています。

地図で志度線の走っているコースを見ていると志度の近くで海に面している場所が有りました。

今回はその場所で撮影する事にしました。

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

マニュアル  1/800sec  f8  ISO400  (70mm)

 

やって来たのは赤いラッピングを施された600形電車。残念ながら天気は曇りで更に線路の両脇は

有刺鉄線と壁となっており、すっきりした感じでは撮れませんでした。

せっかくの海を活かすべく草食系写真に切り替えようと立ち位置を移動。

 

PENTAX K-r+smc PENTAX-DA L 18-55 F3.5-5.6 AL

マニュアル  1/800sec  f8  ISO320  (18mm)

 

この場所でカメラを構えた時には相変わらず曇っていたのですが電車がやって来る少し前には

少し陽が射してきました。ラインカラーの700形が太陽の光を受けてやって来ました。

コントラストが少し付いたお陰で背後にうっすらと小豆島が見えます。

他社へ譲渡されて活躍している車両達を見ると「頑張れ!」と思わず応援したくなります。

 

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初めての姫新線で新旧を撮る

2012年01月04日 19時23分10秒 | JR西日本

無計画な撮影が主となる私の撮影スタイル。

強風が吹き荒れる瀬戸大橋で四国・香川県から岡山県に渡り、兵庫県に入る頃には天気も回復し

一面の青空に包まれ始めました。抜ける様な青色に誘われてしまったのでしょうか?

急遽、播磨JCから北方面へハンドルを切り進路を変えました。

頭の中に姫新線のキハ40が浮かんだのです。

場所も列車の時刻も何も分かりませんが1~2時間で列車に遭遇できたら写真を撮ろう!

そんな具合で線路脇での撮影ポイント探しを開始しました。

さっきまでの青空が嘘の様に空には沢山の雲が流れて来ましたがまだ太陽の光は届いています。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/800sec  -0.3EV  ISO400  (300mm)

 

姫新線の新しい主力気動車キハ127系。キハ122系と共に姫新線で活躍しています。

521系電車の気動車版といった感じで223系の流れを汲んだそのスタイルは

JR西日本の新世代車種という事をひと目で認識出来ますね。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/400sec  -0.3EV  ISO400  (300mm)

 

場所を移動し今度は周囲の状況を入れたカットを狙いました。

この辺りから既に曇り空となり、北の空を見るとどんどんと黒ずんで来ました。

被写体ブレを少しでも抑えようとテレ一杯(300mm)でフレーミングし直して圧縮撮りです。

それにしても架線や架線柱の無い非電化区間はすっきりして気持ちが良いですね。

この後は天気の悪いのは覚悟して更に姫新線を北西に進みました。

出来ればキハ40との出会いたい!

撮影ポイントを決めたら携帯の時刻表サイトで運行時刻を調べ、おおよその到着時間を想像して

列車を待ちます。もちろん手持ちなので三脚セット等に時間を掛ける事は有りません。

今度のポイントはトンネル出口から緩やかなカーブを描く場所で俯瞰気味に撮影です。

トンネルからエンジン音とジョイントを刻む音がします。

「この重たいエンジン音、ひょっとして?」

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/320sec  -0.3EV  ISO640  (70mm)

 

やって来たのは待望のキハ40。それもあの『はばタン』のラッピング車でした。

ズーミングでフレームを変えて数カット撮りましたがサイドのイラストは殆ど写らず

単なる黄色いキハ40で終わりそうですが携帯でチェックすると幸いにも比較的近い播磨新宮で

折り返しとなる様なので今度はサイドも写る撮り方で狙います。

折り返しまでの時間で良いポイントを見つけようとあちこち移動しますが初めての地では

簡単には行かないばかりか天気は更に悪化し粉雪が強く舞ってきました。

明るさもかなり暗くなりましたので急遽F2.8の70mmマクロに付け替え光量を稼ぎました。

 

PENTAX K-r+TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1

マニュアル  1/800sec  f4  ISO400

 

粉雪の舞う中の『はばタン』。もし背景も雪景色ならもっと良かったのですが背景に黒い場所を選んだ効果も有ってか

粉雪の舞う感じをK-r&タムキューコンビは雰囲気良くしっかりと捉えてくれたと思います。

こうして今回は初の姫新線で運良く新旧の顔を撮影出来ました。

3月のダイヤ改正で姫新線のキハ40は消えてしまうようですがそれまでにもう一度姫新線の

キハ40に会いたいものです。 

 

 

 

 

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新年おめでとうございます

2012年01月01日 00時00分00秒 | JR西日本

新年あけましておめでとうございます。

昨年は多くの方々に弊ブログを閲覧頂いたりコメントを頂きましてありがとうございました。

『主鉄写日記』。今年も昨年と変わり映えのしない展開となると思いますがどうぞ宜しくお願い致します。

本当なら初撮りの写真で新年一発目を飾りたいところなんですが仕事柄、年末は殺人的?とも言える程の

忙しさに加えて12月半ばに発症した腰痛症や長引いた風邪の影響ですっかり体調を崩しました。

昨年のストックからになりますが2枚の写真で新年のご挨拶に代えさせて頂きたいと思います。

 

PENTAX K-r+smc PENTAX-DA L 55-300mm F4-5.8 ED  ※2011.01.03撮影

マニュアル  1/1000sec  f7.1  ISO500  (135mm)

 

昨年残念ながら消滅してしまった『雷鳥』です。

国鉄形特急電車として長期に亘り活躍してきた485系電車もこの付近では見る事が出来なくなりました。

485系の風格のあるこの形。そしてどんな風景にも似合うこの素晴らしきカラー。

『特急』が憧れの対象であった私達世代にとっては最後の大物と言える『雷鳥』の消滅は残念としか言い様がないですね。

大した写真は残せませんでしたが昨年は自分なりに『雷鳥』の活躍を最後まで見る事が出来て良かったと思っています。

写真はRAWで撮影してますので今回はカスタムイメージ『リバーサルフィルム』で現像しました。

コントラストが強く少し発色もパワフルですが編成を主体とした鉄道写真には向いていると思います。

 

PENTAX K-r+smc PENTAX-DA L 55-300mm F4-5.8 ED  ※2011.02.13撮影

マニュアル  1/640sec  f8  ISO640  (87.5mm)   ※トリミング適用

 

こちらは定番撮影地のカーブを行く『トワイライトエクスプレス』です。

昨年末、『日本海』の臨時列車化が発表され、またもや鉄道ファンの間に激震が走りましたが

この『トワイライトエクスプレス』の将来も決して明るいとは言えませんね。

専用の塗色が与えられ独自の改造を受けていますが24系25形客車がベースの為に

ブルートレインを彷彿させるイメージが有るこの列車は私達の世代にとって最後の砦?といった存在と言えそうです。

私は手持ち撮影が基本で列車の動きに合わせてズーミングしながらフレームを整えながら数枚撮影したのですが

右端に私より列車寄りに三脚を構えていた撮影者の三脚が入ってしまったのでトリミングを余儀なくされました。

実はこの日もフレーム右側外に撮影者が20人以上鈴なりになっているのです。

今年もこの場所を始めとする有名撮影ポイントに『日本海』狙いのファンが昨年の『雷鳥』以上に殺到しそうですね。

恐らく今年はこの場所への出撃は無さそうです。

今年はのんびりと不人気で地味な被写体を狙ってみようかな?なんて思っています。

 

 

 

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