怒れる中年

あなたは怒ることを忘れていませんか?  ①なんで借金しなければ勉強できないの! ②働きたいのに預ける保育園が無い、えっ!

村上春樹さんの勇気に感動! 応援します

2012年10月01日 | 世の中これでいいの?

 2012年9月28日付けの朝日新聞に、村上春樹さんが「魂の行き来する道筋」と題した一文を寄せていました。

 「領土問題が『感情』に踏み込むと、危険な状況が出現する」
 「それは安酒に似ている。静かな姿勢を示すことが大事」・・・と。
   
 今日のような徐々に熱を帯びたような雰囲気の中で「安酒に似ている…」と書くことは大変な勇気のいることです。
 テレビが徐々に言わなくなり、はっきりとものを言う学者や評論家などを避け始めている今日、流れに迎合するような評論家や学者、タレント(?)が跋扈しています。
    
 実際、身の危険を考えずには書けなかったでしょう。
 凄いことです。
 私はほんとに小さな力しかありませんが、自分も本当に思ったことを書いたり行動していこうと思いました。大切なことは何かを教えていただき、村上さんに感謝します。
    
 追記:これまで村上さんの本は一冊も読んだことがありませんでしたが、これから読ませていただきます。
   
20120928

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図書館のイス「せめて修理を!」カンパ②

2010年09月15日 | 世の中これでいいの?

私たちの町、寒河江市、その図書館のイスがこんなんでいいの?

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自分ちの子どものイスがこんなんだったらどうでしょう?

修理を市に働きかけるために、修理代のカンパを9月3日のこのブログで呼びかけました。

きっと寒河江市も、他所と同様に財政危機に違いないでしょうから、自分たちにできることをしながら、市に働きかける以外に改善されないと思ってのことでした。

      

掲載から10日余、あまり期待せずに通帳の記帳をしてみました。

やはり、自分が入れたお金しか入っていませんでした。

残念。

でも“当たり前”に違いありません。

ブログを見た人はびっくりしただけでしょうから。

「何、これ?」と不思議がったかもしれません。

   

でもでも、未来をはぐくむ図書館がこれでいいのでしょうか?

自分には大したことはできませんが、せめてイスの修理のお手伝いくらいはしたい。

生まれ育った郷土への恩返しにもなるだろうし…。

こんな思いでカンパを10月末までつづけます。

寒河江市のみなさん、寒河江市に生まれ育ったみなさん、力を合わせていただければ幸いです。

もちろん、「自分は他のことで寒河江市のためにやってるよ」という方は、それはそれで貴重なことですから、それぞれ頑張りましょう。

   

?カンパの状況?

9月4日:入金 10,000円(入金者ー東海林)。

9月14日現在残高:10,171円

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これが私たちの図書館のイス!  何とかしなくては…

2010年09月03日 | 世の中これでいいの?

これが私たちの町の図書館のイス?

久しぶりに行って眼を疑いました。

見間違いかと、それから2週間ほどして、また行きました。この写真はその時の写真です。今年の8月末。

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学生さんや市民が勉強するための場所が、こんなんでいいの?

驚き、唖然…

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外観は立派でも、中がこれでは…。

悲しい。

きっと「自分の町の恥をさらして!」と怒る方もいるでしょう。

でも、私たちの町だけでなく、今の日本の多くの現実なのではないでしょうか?

まず、現実を直視しましょう。

恥ずかしいが、これが、私たちの町の図書館の外観です。立派ですねえ…。

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山形県寒河江市、これが私たちの町です。

なんとか改善するために、いろいろと悩んだ末の私の提案は以下のものです。いかがでしょうか、賛成の方はご連絡を下さい。

     

? 図書館のイスの修理代に10万円を目標にカンパを募り、集まったお金を寒河江市に「図書館のイスの補修のために」と寄付します。

? NPOとか作るほどの力も時間もありませんので、下記の通帳(現在残高171円)を準備しました。賛同される方は、ここに振り込んで下さい。

? 領収書代わりに、毎週1回、現在の残高と入金者名を、このブログに報告します。そして最後に、この通帳の入出金記録の写真を掲載します。

? 期間は2ヶ月間、10月末日で締め切り、集まった額を寒河江市に寄付します。

? この取り組みの責任は、わたくし、東海林正弘にあります。

 住所は、寒河江市柴橋913-1。

 電話は、0237-86-0639、携帯は、090-1933-3579。

 信用できないでしょうから、職業も書きますと、(有)保険相談所 所長、です。損害保険、生命保険の代理店です。詳しくはホームページをご覧ください。

 ホームページのアドレスは、http://www.tmn-agent.com/hokennsoudannsho/

? このための口座は、 

「きらやか銀行寒河江支店、普通預金、トウカイリンマサヒロ、300827」です。

? 以上ですが、疑問の方は、できるだけメールでお問い合わせください。電話は仕事に差しさわりがでるとお客さまに迷惑をかけてしまいますので。

 メールアドレスは、tok222@io.ocn.ne.jp

以上、やむにやまれぬ気持からブログに掲載しました。

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うそのような信じられない話?

2010年07月30日 | 世の中これでいいの?

7月28日は仙台で、保険代理店の講習と試験がありました。朝9時半ころの山形発の電車に乗ろうと急いでいました。

はっと気付いたらガソリンがカラカラ!

通りがかりのN鉱油のスタンドに。

慌てていたのと、あまり入ったことのないガソリンスタンドだったので、1万円札は入れたんだけど給油にならない。その上、ボタンを間違えたらしく、取り消し・やり直しになってしまった。

お金を返金してもらい、もう一度やりなおすことに。

   

ところがところが、指示に従って機械に返金のレシート様のものをかざしたら、出てきたのは“5千円札”。 あれあれーっ入れたのは1万円札だったはず?

あれー5千円札だっけーっ?

困ったー、

時間が無いし、

1万円札だったという証拠もないんでは?

    

たまたま、近くに店員が来た!

恐る恐る、

「あのー、1万円札入れたのに、やり直しというのに、戻ってきたのは5千円なんですけどー」

ところが店員は、慌てず騒がず、

「えー 朝は釣銭がたりなくなって、時々あるんですよ」と、詳しく聞くこともなく、はいはいとばかりに機械を開けて、1千円札を5枚渡してくれた。

   

これは驚きじゃないですか?

たまたま店員が近くに来たから聞けたが、そうでなかったら「俺の記憶違いかなあ…」と悶々で終わっていたかも…?

あなたの似たような体験や、意見を聞かせて!

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家族7人の中で、働き手は「おばあちゃん」一人に?

2010年01月27日 | 世の中これでいいの?

夜の3時、もう遅いので、書こうか書くまいかと迷った。でも、明日にしようとしたら、明日も書けないかもしれない。

今日思ったことを今日のうちにと、書き始める。

   

あまりの過酷さにショックだ。今の日本はどうなってしまったの?

今晩(正確には昨夜になってしまった)契約に伺ったお宅でのこと。いろいろと話す中でウーンとうなってしまった。

「どうしたらいいんだ…?」。

ご夫婦のところに若夫婦とお孫さん3人が同居、外側からは幸せいっぱいのように見えた。しかし実際は、この数年、リストラの嵐に、ご家族のそれぞれが翻弄されてきたようだった。

ご主人は定年(?)退職。奥さんは仕事はあっても「サービス残業」の毎日。息子さんはリストラで「自主退職」に。お嫁さんは「結婚退職」に。

(注意してほしいのは、「自主退職」と言い、「結婚退職」と言っても、そのほとんどは「働きたいが働けない」ための退職で、本当の自主的な退職ではないということ。)

この数年で、今や「一家の大黒柱」が奥さん一人になってしまったのだ!

   

自動車保険の契約に伺ったのに、奥さんが最初に言い出したのは

「住宅ローンの借り換えが、今は得なのかしら?」ということだった。

「あれえー?」と思いつつも、「今の金利は…」などと話し合った。

「明日にでも手続きをしてきたい」ということだったが、後になって「無理もないなあ」と思い知らされた。

自動車保険の手続きを含め、1時間半ほど話し合った最後は、

「ひどい世の中だねえ。働いてる人も大変だし、職を探す若い人も大変だ」 「ますます悪くなっている…」と、奥さんと二人で嘆いて終わってしまった。

    

でも、思う。

今、読んでいる『水滸伝』は中国の宋の末期の話だが、そのころと同じような世相ではないのかなあ…と。

その国が、多くの国民に生活も、安心も提供できないとしたら、その国は末期症状に陥っているのだ、と。

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定額給付金いりません

2009年04月03日 | 世の中これでいいの?

麻生太郎君へ

                                                 

あなたが多くの国民の声を踏みにじり、強引にすすめている定額給付金、私はいただきません。

                               

なぜなら、

                    

①それは私たち国民の血税だからです。1円も無駄にはしてほしくありません。「家族でおいしいものでも食いに行きますよ。わっはっは」などと使ってもらっては困るのです。

                     

②どこに使ったらいいのか困ってるかのような大盤振る舞い、開いた口がふさがらないとはこのことです。きっと、この大盤振る舞いの中で、国民は12,000円にほっと一息ついているのに、隠れたところで大儲けをしている「立派な企業」や「お偉いさん」がたくさんいることでしょう。

                

③12,000円のお返しが目に見えるからです。太郎君、あなたは軽々しく消費税値上げを云々してませんか。今回の定額給付金もそうですが、あなたにはこの日本の国を、黙々と働き支えている国民の呻きが聞こえないようですね。 私は12,000円をいただかないと同時に、消費税の値上げも賛成いたしません。私たちの血税を、もっと大切に、そしてもっと有効に使うべきなのです。      2兆円をばらまく前に、私に3,000億円をください。私には、ぜひ使いたいところがあるんです。

                         

 2007年の4月、日本という国として「がん対策基本法」を制定しましたよね。国をあげてがんとの闘いを始めるということだったのではないでしょうか? 自身がん患者でもあった故山本孝史参院議員などの努力が大きかったにしても、麻生太郎君、あなたも含めて、この法律の制定に賛成したのではないですか?

                                                   

 それから2年、私は保険の代理店としてがん保険を扱っていますから、普通の人よりも多くのがん患者の方に接していると思うのですが、がん患者の方々の苦悩は、私などには思い及ばぬものがあります。毎年30万人を越える方々が、万感の思いとともに亡くなられています。そして、その何倍もの人々とご家族が、がん治療だけでなく、生活の不安に苦しんでいるのです。この世界第2位の経済大国で、がんになっても、安心して治療に専念できないのです。おかしいじゃあないですか!

                   

 私に3000億円を使わして下さい。12,000円はいりません。

                        

 そのがん患者のみなさんにとって、画期的な治療法の一つと言われる重粒子線治療施設の建設がすすんでいません。私の住む山形県でも2010年から建設の計画があるとのことでしたが、建設費300億円と言われる資金不足のために頓挫しているようです。

                            

 麻生太郎君、あなたが使い道に困って大盤振る舞いしようとしているのなら、私に3,000億円を下さい。

           

 重粒子線治療施設は、全国に10か所の建設計画があるとのことですから、建設費の半額の補助に1,500億円を使いましょう。残りの1,500億円は技術者の養成など、そのソフト面に使いましょう。

 いかがでしょうか?

 今も脳裏から離れない光景があります。女性のがん患者のEさん方を訪ねた時のことです。現場の実態を知ってもらおうと、某保険会社の営業社員にも同行してもらいました。

 彼女は26才で大腸がんの告知を受け、「5年生存率60%だと言われた」とのこと。手術から1年後の1昨年、再発して入院。腹部リンパ節と脾臓を取りました。

 彼女には小学生の長男と夫がいます。 7年前ころ、夫婦二人で頑張ろうとの思いを込めて新築住宅を購入しました。その夢と希望が、がんという難病のために破壊されようとしているのです。

 その彼女が「がんだからといって、自分を特別だとは思わない。犯罪犯してがんになったわけではないから、がんを隠したりする必要ない。恥ずかしいことではない。何回もの手術で腹にたくさん創(きず)あるのに、ビキニ着て海にも行った。だからこうやって笑っていられる・・・」と言うのです。

                              

 一緒に行った保険会社の社員が度肝を抜かれたのは、次のような彼女の言葉でした。

 2度目の転移の心配が話題になった時、彼女はこう言いました。 「いいのよ、がんで再発しなかったら、うちは食っていけないんだから」 「がんになって保険金もらう、それで何とか暮らせるのよ、あははっ・・・。」

  実は、Eさんは、自分の万一の時に備えて、だんなさんや子どもさんの医療保険やがん保険、死亡保険を入念に見直しています。かわいい子どものことを考えれば、「がんになったほうがいい・・・」と言う彼女の心の内はどんなでしょう・・・? がん患者の彼女にここまで言わせる日本という国は、これでも「先進国?」

             

  いったい“国”とはなんでしょうか?

  この世界恐慌で、Eさんの職場は次々と人が減らされ、出勤してもトイレ掃除と草むしりだそうです。抗がん剤治療など、医療費にも苦労しているのに、この上、先が見えないのでは、一体どうしろというのか。<  この国民的病に対して、国はもっともっと支援をしていかなければなりません。

                                    

 再度、言います。

 「2兆円もの定額給付金をばらまく前に、私に3,000億円をください。」「日本という国が、まず使わなければならないところがあるんですから」

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