井財野は今

昔、ベルギーにウジェーヌ・イザイというヴァイオリニスト作曲家がいました。(英語読みでユージン・イザイ)それが語源です。

DVD-RAMよ、お前もか

2011-01-17 07:46:18 | 日記・エッセイ・コラム

録画というのは、録音より面倒なことが多い。録音は、聞きながら何かをすることができるが、録画は「ながら視聴」が難しい。ほとんどできない。だから撮っても見ない。たまった録画はとってももったいない。

現在パナソニックのDVDレコーダーを持っている。ほとんどの録画はまずハードディスクに録画する。1回観たら消去がほとんど。保存するものはそれほど多くないので、保存するDVD-RAMも1年に一回くらいしか買わない。

それで先日、久しぶりに買おうとした時、驚いた。

まず、なかなか見当たらないのである。DVD-RWの方はあるのだが、DVD-RAMがない。電器屋にきくと、DVD-RAMを扱うのは、もうパナソニックくらいしかないのだそうだ。

ガビーン、またか・・・。

オーディオ・ヴィジュアルの機器、昔から二つの方式が対立する伝統がある。ベータとVHS、レーザーディスクとVHDといったヴィジュアル系、DATとMD、あるいはMDとDCCといったオーディオ系(4チャンネルステレオは乱立だった、と聞いている)。

そしてなぜか性能の良い方が戦いに敗れることが多い。上記の方式の中で、筆者が手を出さなかったのはVHDのみだ。製品開発とマーケティングは全く別であることを見事に物語っている。こちらもVHSで勝利した松下が負ける訳はないと、思いこんでいたのが大間違いだった。松下とパナソニックは別会社なんだな・・・。あーあ。

DVD-RAMの方が書き換えの点、優れているんですがね。

とは電器屋の弁。ベータの時のソニーと一緒やんか。

こんなことで嘆いていないで、ブルーレイを買えってか?でもあれも何かと競合していただろう?

あ、東芝のHDは撤退しましたよ。

はいはい、じゃブルーレイね。しかし、筆者の勤める大学の教室には1台も入っていないから授業では使えないぞ。大学も買えってか?もう勘弁してよ! VHSまだ壊れていないんだから!