4月にできたのだが、やっと中に入る機会を得たアミュプラザ熊本。
これまで誰も見たことがない風景が展開していた。
こちらはダイソン製品なので、私が知らないだけかもしれないが、一応紹介すると、中央に手をかざすと水が出てくる。ここまでは普通だ。
JR九州はアミュプラザを作る度に街を作り変えてきた。
小倉ができた時もそれなりにすごかったのだけど、長崎、鹿児島、博多と作る度にパワーアップして、天文館や天神の人口減少に貢献してきた。
ただ、熊本はそれまでのアミュプラザとは大きく違い、立地が市街地の中心部ではない。
今でも駅の裏側は一般の住宅地になっている。佐賀駅でもホテルやオフィスビルが建っているのに、である。
今まで森都心(しんとしん)ビルとかホテル、マンションなど建てても、なかなか発展しなかった熊本駅周辺が、アミュプラザの出現で果たして変わるのか、は個人的に大いに注目していたのである。
そして、結果は……
「変わった❗️」
博多の展望レストランと同様の物もあるのだが、それに加え、フードコートに付随する何とかというスペースは全面ガラス張りで、絶景を映し出していた。
これまで誰も見たことがない風景が展開していた。
見たことがないと言えば、ついでにもう一つ、トイレの手洗い場。
こちらはダイソン製品なので、私が知らないだけかもしれないが、一応紹介すると、中央に手をかざすと水が出てくる。ここまでは普通だ。
左右に伸びる棒の下に手をもっていくと強風が吹いてくる、いわゆるジェットタオルになっていた。
他にも、数々の新機軸があり、さすがというほかはない。
中心部の繁華街、通町筋の人通りが少ないなあと思っていたが、これはコロナ禍のせいではなかったようである。
アミュプラザ熊本はかなり賑わっていた。
JR九州もご多分にもれず、コロナ禍でかなりの赤字と聞く。
その中、築20年くらいのJR九州ホテルを取り壊して建てたアミュプラザ熊本だ。社運がかかっているだろう。
他都市同様、熊本市周辺の民の動向を変えてしまうか今から注目である。