博多駅近くに巨大な穴があいた。地下鉄工事での出水が原因だそうだ。
しかし、現場から警察への迅速な通報、同じくすばやい交通規制のおかげで、なんと怪我人ゼロ。
出水事故と言えば「丹那トンネル」
寡聞にして誰もその話題に触れていなかったような気がするが、私達の年代、50代くらいの人間には深く刷り込まれている(と思っているのは私だけかもしれないけれど)。
刷り込んでくれたのは学研の科学・学習。
他に児童向けの「トンネルの本」を読んだこともあるが、とにかく難工事で多数の犠牲者が出た事件を、日本中の子供達にわかりやすく教えてくれたのが、学習研究社の「学習」などの雑誌だった。
それから半世紀くらい経って、その間、続く犠牲者、反省と対策、大勢の努力が実って、ついに「一週間で穴がふさがる」ところまで社会が成長したこと、私は深く感動したのだが…。
この感動には、学研の科学と学習が一役かっていること。これにも感動してしまう。あの頃は、こんなに真面目な出版活動が成り立っていたのだなぁ、と。
道路陥没事故を傍で見ながら、昭和の御代から続く、日本人全員による努力の成果を見た思いがしたのであった。
ちなみにふさがった穴の写真。
道路の舗装の色が変わったところだけど、言われないと全くわからない。
しかし、現場から警察への迅速な通報、同じくすばやい交通規制のおかげで、なんと怪我人ゼロ。
出水事故と言えば「丹那トンネル」
寡聞にして誰もその話題に触れていなかったような気がするが、私達の年代、50代くらいの人間には深く刷り込まれている(と思っているのは私だけかもしれないけれど)。
刷り込んでくれたのは学研の科学・学習。
他に児童向けの「トンネルの本」を読んだこともあるが、とにかく難工事で多数の犠牲者が出た事件を、日本中の子供達にわかりやすく教えてくれたのが、学習研究社の「学習」などの雑誌だった。
それから半世紀くらい経って、その間、続く犠牲者、反省と対策、大勢の努力が実って、ついに「一週間で穴がふさがる」ところまで社会が成長したこと、私は深く感動したのだが…。
この感動には、学研の科学と学習が一役かっていること。これにも感動してしまう。あの頃は、こんなに真面目な出版活動が成り立っていたのだなぁ、と。
道路陥没事故を傍で見ながら、昭和の御代から続く、日本人全員による努力の成果を見た思いがしたのであった。
ちなみにふさがった穴の写真。
道路の舗装の色が変わったところだけど、言われないと全くわからない。