明治時代よりもひどい社会 コラム狙撃兵 長周新聞 2019年12月13日
https://www.chosyu-journal.jp/column/14725
2019年の出生数が87万人を下回る可能性が取り沙汰され、統計を開始した1899(明治32)年から初の90万人割れになるのだという。なんと明治時代よりも子どもを産み育てることが困難な社会が到来し、人口減少、国力の衰退がすさまじい勢いで進行しているのである。 これではまるで富国強兵ならぬ貧国強兵ではないか。武器ばかりアメリカから売りつけられて、貧相な超少子高齢化社会がマッチョ気取りしているような光景にも見える。「今だけ、カネだけ、自分だけ」の論理で政治や経済をまわし、国家百年の計などまるで念頭にない統治のツケが、まざまざと数値化されている。子どもが生まれない社会は未来の担い手がいない社会であり、人材面や社会的機能の維持も含め国力の衰退に直結する問題だ。
国家として調査を開始した1899年というと、今からちょうど120年前にあたる。明治維新によって封建制から新興の資本主義国家へと移行し始めたのがおよそ150年前であり、わずか30年そこらで市場の狭隘性にぶちあたった日本の為政者たちが、活路を大陸侵略に求めた時期にあたる。日清戦争(1894年)と日露戦争(1904年)へと突っ込んでいった端境期である。その後の大日本帝国の「産めよ増やせよ」を経て、第二次大戦後になると第一次ベビーブームによって団塊の世代が生まれた。そして、その団塊の世代の子どもたちが第二次ベビーブームで誕生したが、このロスジェネ世代(失われた世代)によってもたらされるべきだった第三次ベビーブームが起きず、年間出生数は100万人を割り、ついに90万人すら下回るまでに落ち込んだ。明治時代よりもはるかに科学技術が進歩し、食も豊かになり、AIが登場するほど生産性も向上しているのに、人間の再生産が困難な社会なのである。これは子どもを産み育て、安心して家庭を築いていくことへの展望が見通せず、またそのような社会的環境が担保されていないこと、貧困と搾取が過酷すぎることの反映にほかならない。
今や子どもの7人に1人が貧困におかれ、生まれてきた命とて決して幸福なわけでもない。貧困を温床にした虐待等等も枚挙にいとまがない。下関の街でも児童養護施設は定員が溢れかえり、増築したくらいである。満足に三食が食べられないために子ども食堂が全国の津津浦浦にでき、国民的レベルでは共助の力が動くけれど、そんな社会にした財界や政治は何ら有効な手立てを打とうとしない。大学は出たけれど20~30代は奨学金という名のローンを300万~500万円も抱え、それこそ結婚し、出産や子育てをしておかしくない555万人もが借金返済に追われながら働いている。二馬力(奨学金ローンを抱えた者同士の場合)の借金ならなおさら身動きなどつかず、借金奴隷のような人生はがんじがらめである。大学に行ってわざわざ人生の自由を奪われるような話でもある。
こうして若年齢層が細ってきたところで、各種産業では人材不足が深刻なものとなり、労働力がなければよそから引っ張ってくればいいじゃないかと、ベトナム、スリランカ、ネパールなど後進国から外国人実習生をこれでもかと連れてきて、「技能を教える」良いことをしているような体で劣悪な労働環境に放り込んでいる。それこそ現代版の徴用工そのものである。
「子は宝」を忘れた為政者を取り除き、本気の子育て政策をやる政府をつくることが待ったなしである。財界や一部のオトモダチばかりが食い逃げするような後は野となれ式の下品な社会ではなく、みんな(国民)のために国家が機能する社会の到来が待たれている。社会全体の展望を描きながら、国民の暮らしの底上げをはかり、出産や子育てに心を配って国力を豊かにし、統治するのが責任ある為政者のつとめである。
武蔵坊五郎
ジャパンライフと政界、マスコミ、警察の結託…腐った構造 斎藤貴男 日刊ゲンダイ 公開日:2019/12/11 06:00 更新日:2019/12/11 06:00
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/265995
国会が終わった。「桜を見る会」の問題も幕引きだと訳知り顔の講釈が幅を利かせる中で、それなりにまっとうなメディアは、マルチ商法「ジャパンライフ」の山口隆祥元会長(77)が招待されていた問題に焦点を当てた報道を試みている。
同社はたとえば2016年11月、パラリンピック選手の雇用に積極的な“優良企業”として、スポーツ庁のヒアリングに招かれていたという。マルチに政府が“お墨付き”を与えた格好だった。もちろん実態は悪質だから、翌17年には消費者庁が4度にわたる業務停止命令を出すことにもなるのだが、これとて当局は早くから被害の状況を承知していながら、あえて対応を遅らせていた可能性が高いのだとか。
政治家では安倍氏のほか、加藤勝信厚労相や下村博文元文科相との関係が深い。いかにもアベ政権らしい腐臭で息が詰まりそうだ。
山口の悪徳商法界デビューは、遠く1970年代のこと。米国から上陸してきた「APOジャパン」「ホリディマジック」などとともに、彼の創設した日本発のマルチ「ジェッカーチェーン」が社会問題化。詐欺罪で告訴もされたが、同時期に設立した「ジャパンライフ」に足場を移して“マルチの帝王”なる異名をほしいままにしていく。
私は「プレジデント」の編集者だった1985~86年ごろ、彼らの世界に関心を抱いた。詐欺師が政治と結託するのは世の常にせよ、山口氏と自民党のつながりは当時から他を圧していたことを、今も鮮明に覚えている。
福田赳夫、中曽根康弘、石原慎太郎、平沼赳夫、加藤卓二、羽生田進、森喜朗、中尾栄一、亀井静香、山口敏夫……。マルチのアガリを食った政治屋どもの名前だ。社会党の山口鶴男や社民連の阿部昭吾とも近かった。
一方では、京都府警本部長などを歴任した相川孝を社長に招聘。警察を自家薬籠中のものとして、元警視総監の下稲葉耕吉が自民党公認で参院選に出馬した際にも、組織を挙げた応援で恩を売った。
マスコミでは、テレビ朝日の三浦甲子二専務(故人、元朝日新聞政治部)との関係が有名だった。最近、やはり元朝日政治部の橘優が顧問に就任していた事実も明らかになったが、こういう背景も、追及が甘くなる原因なのか。
腐り切った構造は世代を超えて受け継がれ、発酵(引用注:専門用語では、こういうのは発酵ではなくて腐敗と呼びます)を重ねて、ついには汚物そのものになり果てた。カネのためなら誰も彼もが魂までも売り飛ばす。日本は汚物である。
ジャパンライフ“お墨付き”は安倍首相が 元社員が重大証言 日刊ゲンダイ 公開日:2019/12/13 14:50 更新日:2019/12/13 17:47
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266196
山口元会長(右)が作成に関与した宣伝チラシは全国80店舗で“フル活用”された(C)共同通信社
総額約2000億円もの被害を出した悪徳マルチ「ジャパンライフ」問題。被害拡大の“元凶”は、山口隆祥元会長を「桜を見る会」に招待した安倍首相自身にあることが、いよいよハッキリしてきた。
12日の野党追及本部に、ジャパンライフの元社員A氏が出席。生々しい証言からは、いかに「桜を見る会」が顧客に信用を与えていたかがよく分かった。招待状の写真が掲載された宣伝チラシを顧客だましのツールとして利用していた。
「私は元社員。加害者側なのだろうと思いますが……」と苦悶の表情を浮かべながらA氏は打ち明けた。
「桜を見る会の資料は、山口元会長と担当社員の間で綿密に打ち合わせして作られたもの」「全国80店舗で開催されたセミナーで、プロジェクターで映しながら、この資料の説明をしました」
山口元会長本人が作成したという資料を全国で“フル活用”した目的については、「会社の信用を得るためだったと思う」と言い切った。
さらに、「ジャパンライフを不安に思っていたお客さまも、この資料が出れば信用します」「セミナーに初めて参加された方の中には、資料を見るだけで『ジャパンライフって安心できる会社なんだね』と言う方がたくさんいらっしゃいました」「実際にそれで契約も取れていた」と吐露。最後に「(安倍首相と)個人的な関係がないなら、なぜ招待状が元会長に送られたのか。被害に遭われた方に納得してもらえるような説明を首相はしていただきたい」と訴えた。
■元社員「首相は被害者が納得する説明を」
A氏の証言を裏付けるように、被害者からは「桜を見る会の招待状を信用し、ジャパンライフに財産を預けました」「桜を見る会の大きな写真を見てすごい会社だと安心し信用し、老後のお金を全部預けて生活できません」といった悲痛な声が、野党追及本部に届いている。
消費者庁の2014年7月31日付の内部文書には〈政治的背景による余波懸念〉などと、“政治案件”をにおわす記載もあった。
共産党の大門実紀史参院議員は先月29日の特別委員会で、「15年1月から3月というのは、一番ひどい被害事例が出た」「(ジャパンライフが)最後の荒稼ぎに入ったときに出されたのが桜を見る会の招待状」と指摘している。ジャーナリストの横田一氏はこう言う。
「山口元会長への招待状に印字されたナンバリング『60』は、昭恵夫人が配った招待状にも記されていました。そのことから『60』は『首相枠』であったことが確定的です。つまり、山口元会長は安倍首相に招かれたと考えられる。その招待状がジャパンライフにお墨付きを与えたわけですから、安倍首相の責任は重大です。山口元会長は30年以上前から『問題人物』として有名でしたから、『知らなかった』という言い訳は通用しないでしょう」
国会を閉じて“逃亡”は許されない。
https://twitter.com/tanakaryusaku/status/1205027312883748865
田中龍作@tanakaryusaku
新記事『ジャパンライフ被害者 「安倍総理がついているから」と言われて9千200万円』
http://tanakaryusaku.jp/2019/12/00021564
安倍夫妻とジャパンライフ幹部との写真を見て、元社員は「これは何某」と指摘し、被害者は「この写真を見せられて安倍総理が付いているから大丈夫ですよ、と言われた」。=田中撮影=

それでもバカとは戦え 最後の一線を越えた…7年間にも及ぶ国と社会に対するテロ 適菜収 日刊ゲンダイ 公開日:2019/12/14 06:00 更新日:2019/12/14 06:00
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266204
臨時国会の閉幕を受け、記者会見する安倍首相(C)共同通信社
しかし、本当にひどい7年間だった。安倍政権がやったのは国と社会に対するテロだった。これは大げさな表現ではない。
安保法制騒動では憲法破壊に手を染め、しまいには首相補佐官が「法的安定性は関係ない」と言い出した。北方領土の主権は棚上げされ、不平等条約締結に邁進。国のかたちを変えてしまう移民政策を嘘とデマで押し通し、森友事件における財務省の公文書改ざん、南スーダンPKOにおける防衛省の日報隠蔽、裁量労働制における厚生労働省のデータ捏造など、一連の「安倍案件」で国家の信頼性を完全に破壊した。水道事業の民営化や放送局の外資規制の撤廃をもくろみ、皇室に嫌がらせを続け、今回の「桜を見る会」問題では、証拠隠滅を図りながら逃げ回った。
要するに悪党が総理大臣をやっていたのだ。この究極の売国奴・国賊を支えてきたのが産経新聞をはじめとする安倍礼賛メディアであり、カルトや政商、「保守」を自称する言論人だった。「桜を見る会」には、統一教会の関係者、悪徳マルチ商法の「ジャパンライフ」会長、反社会的勢力のメンバー、半グレ組織のトップらが呼ばれていたが、安倍とその周辺による国家の私物化が象徴的に表れていたので、ここまで注目されたのである。
昨年の国家公務員合同初任研修の開講式で安倍は、新人官僚約750人を前に「国民の信頼を得、負託に応えるべく、高い倫理観の下、細心の心持ちで仕事に臨んでほしい」と訓示を述べていたが、恥知らずにも程がある。官僚が「高い倫理観」をもったら困るのは自分だろう。
国会閉幕を受けた記者会見では、憲法改正について「決してたやすい道ではないが、必ずや私の手でなし遂げていきたい」と表明。「私は立法府の長」と国会で4回も言ったバカなので今に始まった話ではないが、自分の役職や権能すら理解していない。さすがに党内からも「憲法改正は国会が発議すべきもの」との声が上がったが、もはや末期症状である。
安倍と周辺の一味は嘘に嘘を重ね、時間を稼ぎ逃げ切ろうとしてきたが、ついには「その時々の社会情勢に応じて(反社会勢力の定義は)変化し得るものであり、限定的・統一的な定義は困難だ」とする答弁書を閣議決定。これはテロリストがテロの定義はないと言い張るようなものだ。安倍の悪事は最後の一線を越えた。
東京地下鉄ガス攻撃は安倍の最初の攻撃であった By Yoichi Shimatsu + 麻生の水道攻撃
https://blog.goo.ne.jp/beingtt/e/439dcf0b0ee1d22fe9786bf755162119
絶歌
https://blog.goo.ne.jp/beingtt/e/4362247482dd8222c3ddeba34f94d63a
『絶歌』の正体
https://blog.goo.ne.jp/beingtt/e/8b065d78f28d949046bc7a69a355f522
++
ずーっとサイコパスの悪党です
安倍自身が反社だから集まってくるのも反社 野次馬 (2019年12月14日 15:23)
http://my.shadowcity.jp/2019/12/post-17043.html
ヤクザと詐欺師に担がれた政権、それがアベ政権で、「桜を見る会」でそれが暴露されたわけだが、じゃあ、何でアベ政権がヤクザを飼っているかというと、それは日本の闇で、触れられたくない問題が色々とあるわけだ。怪文書播くとかの比較的まっとう?な話だけじゃない、おいらもその線のちょっかいで一ヶ月ビジネスホテルを転々として逃亡を強いられた事がある。ヤクザを飼っている政権というのは厄介だよね。ただでさえ公権力は警察という公営ヤクザを飼ってるんだからw
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/12130800/
それだけの荒くれものだけに、前科前歴も"多彩"である。10年には、住宅ローン名目で金融機関から約4600万円をだまし取ったとして詐欺容疑で逮捕。14年には、知人の頭をビールジョッキで殴るなどしたとして傷害容疑で逮捕されている。また、
「15年には、食肉処理場以外の場所で牛を殺処分して、と畜場法違反容疑で大阪府警と沖縄県警に逮捕されています。A氏に"牛が殺されるところを見てみたい"と頼んだのは彼の家族。で、石垣市内の畜産場で、牛1頭をハンマーや刃物を使って殺し、解体したのです」(捜査関係者)
そんな"牛殺し"の過去があるA氏についての沖縄県警の認識は、「半グレの『Aグループ』のリーダーというもの。そのグループについては、『準暴力団』と位置付けています」(同)
アベ政権下でどれだけの不審死を遂げたか。口封じやらなんやら、そら、偽園遊会に「功労者」としてヤクザが出てくるわけだw
【「保存版」ー安倍政権下での不審死まとめ 安倍政権下で多すぎる不審死。「警察が自殺と断定すれば自殺扱いで全て闇の中だ! 地検も警察も裁判所も思うがままの安倍総理。国民は誰を信じればいいのか?】 食品厳選局 2018/11/4(日) 午後 10:59
https://blogs.yahoo.co.jp/gokimazo8988/39215805.html
【桜疑獄】元公文書管理委員長代理、名簿復元”放棄”は「違法」と指摘!法の専門家も”無法三昧”の安倍政権に危機感!警察・検察も”野放し”で、法治国家の体裁は「完全崩壊」へ! 2019年12月14日 ゆるねとにゅーす
https://yuruneto.com/meibo-hukugen/
++
下手人リストということで間違いあるまい
データ「復元考えていない」と閣議決定 桜を見る会招待者名簿 会員限定有料記事 毎日新聞 2019年12月11日 15時29分(最終更新 12月11日 19時45分)
https://mainichi.jp/articles/20191211/k00/00m/010/182000c


https://twitter.com/Dgoutokuji/status/1205329756532568064?ref_src=twsrc%5Etfw
立川談四楼@Dgoutokuji
「データ『復元考えていない』と閣議決定」復元不可能を「やれば出来るけど、絶対復元なんかしないもんねー」という主観的なものに変えちゃったよ。これで招待名簿にとんでもない名前があることがハッキリしたね。「これが世に出たら政権が吹っ飛ぶ。奥の手を使え、閣議決定だ」ま、そんなとこだろう。
https://www.chosyu-journal.jp/column/14725
2019年の出生数が87万人を下回る可能性が取り沙汰され、統計を開始した1899(明治32)年から初の90万人割れになるのだという。なんと明治時代よりも子どもを産み育てることが困難な社会が到来し、人口減少、国力の衰退がすさまじい勢いで進行しているのである。 これではまるで富国強兵ならぬ貧国強兵ではないか。武器ばかりアメリカから売りつけられて、貧相な超少子高齢化社会がマッチョ気取りしているような光景にも見える。「今だけ、カネだけ、自分だけ」の論理で政治や経済をまわし、国家百年の計などまるで念頭にない統治のツケが、まざまざと数値化されている。子どもが生まれない社会は未来の担い手がいない社会であり、人材面や社会的機能の維持も含め国力の衰退に直結する問題だ。
国家として調査を開始した1899年というと、今からちょうど120年前にあたる。明治維新によって封建制から新興の資本主義国家へと移行し始めたのがおよそ150年前であり、わずか30年そこらで市場の狭隘性にぶちあたった日本の為政者たちが、活路を大陸侵略に求めた時期にあたる。日清戦争(1894年)と日露戦争(1904年)へと突っ込んでいった端境期である。その後の大日本帝国の「産めよ増やせよ」を経て、第二次大戦後になると第一次ベビーブームによって団塊の世代が生まれた。そして、その団塊の世代の子どもたちが第二次ベビーブームで誕生したが、このロスジェネ世代(失われた世代)によってもたらされるべきだった第三次ベビーブームが起きず、年間出生数は100万人を割り、ついに90万人すら下回るまでに落ち込んだ。明治時代よりもはるかに科学技術が進歩し、食も豊かになり、AIが登場するほど生産性も向上しているのに、人間の再生産が困難な社会なのである。これは子どもを産み育て、安心して家庭を築いていくことへの展望が見通せず、またそのような社会的環境が担保されていないこと、貧困と搾取が過酷すぎることの反映にほかならない。
今や子どもの7人に1人が貧困におかれ、生まれてきた命とて決して幸福なわけでもない。貧困を温床にした虐待等等も枚挙にいとまがない。下関の街でも児童養護施設は定員が溢れかえり、増築したくらいである。満足に三食が食べられないために子ども食堂が全国の津津浦浦にでき、国民的レベルでは共助の力が動くけれど、そんな社会にした財界や政治は何ら有効な手立てを打とうとしない。大学は出たけれど20~30代は奨学金という名のローンを300万~500万円も抱え、それこそ結婚し、出産や子育てをしておかしくない555万人もが借金返済に追われながら働いている。二馬力(奨学金ローンを抱えた者同士の場合)の借金ならなおさら身動きなどつかず、借金奴隷のような人生はがんじがらめである。大学に行ってわざわざ人生の自由を奪われるような話でもある。
こうして若年齢層が細ってきたところで、各種産業では人材不足が深刻なものとなり、労働力がなければよそから引っ張ってくればいいじゃないかと、ベトナム、スリランカ、ネパールなど後進国から外国人実習生をこれでもかと連れてきて、「技能を教える」良いことをしているような体で劣悪な労働環境に放り込んでいる。それこそ現代版の徴用工そのものである。
「子は宝」を忘れた為政者を取り除き、本気の子育て政策をやる政府をつくることが待ったなしである。財界や一部のオトモダチばかりが食い逃げするような後は野となれ式の下品な社会ではなく、みんな(国民)のために国家が機能する社会の到来が待たれている。社会全体の展望を描きながら、国民の暮らしの底上げをはかり、出産や子育てに心を配って国力を豊かにし、統治するのが責任ある為政者のつとめである。
武蔵坊五郎
ジャパンライフと政界、マスコミ、警察の結託…腐った構造 斎藤貴男 日刊ゲンダイ 公開日:2019/12/11 06:00 更新日:2019/12/11 06:00
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/265995
国会が終わった。「桜を見る会」の問題も幕引きだと訳知り顔の講釈が幅を利かせる中で、それなりにまっとうなメディアは、マルチ商法「ジャパンライフ」の山口隆祥元会長(77)が招待されていた問題に焦点を当てた報道を試みている。
同社はたとえば2016年11月、パラリンピック選手の雇用に積極的な“優良企業”として、スポーツ庁のヒアリングに招かれていたという。マルチに政府が“お墨付き”を与えた格好だった。もちろん実態は悪質だから、翌17年には消費者庁が4度にわたる業務停止命令を出すことにもなるのだが、これとて当局は早くから被害の状況を承知していながら、あえて対応を遅らせていた可能性が高いのだとか。
政治家では安倍氏のほか、加藤勝信厚労相や下村博文元文科相との関係が深い。いかにもアベ政権らしい腐臭で息が詰まりそうだ。
山口の悪徳商法界デビューは、遠く1970年代のこと。米国から上陸してきた「APOジャパン」「ホリディマジック」などとともに、彼の創設した日本発のマルチ「ジェッカーチェーン」が社会問題化。詐欺罪で告訴もされたが、同時期に設立した「ジャパンライフ」に足場を移して“マルチの帝王”なる異名をほしいままにしていく。
私は「プレジデント」の編集者だった1985~86年ごろ、彼らの世界に関心を抱いた。詐欺師が政治と結託するのは世の常にせよ、山口氏と自民党のつながりは当時から他を圧していたことを、今も鮮明に覚えている。
福田赳夫、中曽根康弘、石原慎太郎、平沼赳夫、加藤卓二、羽生田進、森喜朗、中尾栄一、亀井静香、山口敏夫……。マルチのアガリを食った政治屋どもの名前だ。社会党の山口鶴男や社民連の阿部昭吾とも近かった。
一方では、京都府警本部長などを歴任した相川孝を社長に招聘。警察を自家薬籠中のものとして、元警視総監の下稲葉耕吉が自民党公認で参院選に出馬した際にも、組織を挙げた応援で恩を売った。
マスコミでは、テレビ朝日の三浦甲子二専務(故人、元朝日新聞政治部)との関係が有名だった。最近、やはり元朝日政治部の橘優が顧問に就任していた事実も明らかになったが、こういう背景も、追及が甘くなる原因なのか。
腐り切った構造は世代を超えて受け継がれ、発酵(引用注:専門用語では、こういうのは発酵ではなくて腐敗と呼びます)を重ねて、ついには汚物そのものになり果てた。カネのためなら誰も彼もが魂までも売り飛ばす。日本は汚物である。
ジャパンライフ“お墨付き”は安倍首相が 元社員が重大証言 日刊ゲンダイ 公開日:2019/12/13 14:50 更新日:2019/12/13 17:47
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266196

山口元会長(右)が作成に関与した宣伝チラシは全国80店舗で“フル活用”された(C)共同通信社
総額約2000億円もの被害を出した悪徳マルチ「ジャパンライフ」問題。被害拡大の“元凶”は、山口隆祥元会長を「桜を見る会」に招待した安倍首相自身にあることが、いよいよハッキリしてきた。
12日の野党追及本部に、ジャパンライフの元社員A氏が出席。生々しい証言からは、いかに「桜を見る会」が顧客に信用を与えていたかがよく分かった。招待状の写真が掲載された宣伝チラシを顧客だましのツールとして利用していた。
「私は元社員。加害者側なのだろうと思いますが……」と苦悶の表情を浮かべながらA氏は打ち明けた。
「桜を見る会の資料は、山口元会長と担当社員の間で綿密に打ち合わせして作られたもの」「全国80店舗で開催されたセミナーで、プロジェクターで映しながら、この資料の説明をしました」
山口元会長本人が作成したという資料を全国で“フル活用”した目的については、「会社の信用を得るためだったと思う」と言い切った。
さらに、「ジャパンライフを不安に思っていたお客さまも、この資料が出れば信用します」「セミナーに初めて参加された方の中には、資料を見るだけで『ジャパンライフって安心できる会社なんだね』と言う方がたくさんいらっしゃいました」「実際にそれで契約も取れていた」と吐露。最後に「(安倍首相と)個人的な関係がないなら、なぜ招待状が元会長に送られたのか。被害に遭われた方に納得してもらえるような説明を首相はしていただきたい」と訴えた。
■元社員「首相は被害者が納得する説明を」
A氏の証言を裏付けるように、被害者からは「桜を見る会の招待状を信用し、ジャパンライフに財産を預けました」「桜を見る会の大きな写真を見てすごい会社だと安心し信用し、老後のお金を全部預けて生活できません」といった悲痛な声が、野党追及本部に届いている。
消費者庁の2014年7月31日付の内部文書には〈政治的背景による余波懸念〉などと、“政治案件”をにおわす記載もあった。
共産党の大門実紀史参院議員は先月29日の特別委員会で、「15年1月から3月というのは、一番ひどい被害事例が出た」「(ジャパンライフが)最後の荒稼ぎに入ったときに出されたのが桜を見る会の招待状」と指摘している。ジャーナリストの横田一氏はこう言う。
「山口元会長への招待状に印字されたナンバリング『60』は、昭恵夫人が配った招待状にも記されていました。そのことから『60』は『首相枠』であったことが確定的です。つまり、山口元会長は安倍首相に招かれたと考えられる。その招待状がジャパンライフにお墨付きを与えたわけですから、安倍首相の責任は重大です。山口元会長は30年以上前から『問題人物』として有名でしたから、『知らなかった』という言い訳は通用しないでしょう」
国会を閉じて“逃亡”は許されない。
https://twitter.com/tanakaryusaku/status/1205027312883748865
田中龍作@tanakaryusaku
新記事『ジャパンライフ被害者 「安倍総理がついているから」と言われて9千200万円』
http://tanakaryusaku.jp/2019/12/00021564
安倍夫妻とジャパンライフ幹部との写真を見て、元社員は「これは何某」と指摘し、被害者は「この写真を見せられて安倍総理が付いているから大丈夫ですよ、と言われた」。=田中撮影=

それでもバカとは戦え 最後の一線を越えた…7年間にも及ぶ国と社会に対するテロ 適菜収 日刊ゲンダイ 公開日:2019/12/14 06:00 更新日:2019/12/14 06:00
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266204
臨時国会の閉幕を受け、記者会見する安倍首相(C)共同通信社
しかし、本当にひどい7年間だった。安倍政権がやったのは国と社会に対するテロだった。これは大げさな表現ではない。
安保法制騒動では憲法破壊に手を染め、しまいには首相補佐官が「法的安定性は関係ない」と言い出した。北方領土の主権は棚上げされ、不平等条約締結に邁進。国のかたちを変えてしまう移民政策を嘘とデマで押し通し、森友事件における財務省の公文書改ざん、南スーダンPKOにおける防衛省の日報隠蔽、裁量労働制における厚生労働省のデータ捏造など、一連の「安倍案件」で国家の信頼性を完全に破壊した。水道事業の民営化や放送局の外資規制の撤廃をもくろみ、皇室に嫌がらせを続け、今回の「桜を見る会」問題では、証拠隠滅を図りながら逃げ回った。
要するに悪党が総理大臣をやっていたのだ。この究極の売国奴・国賊を支えてきたのが産経新聞をはじめとする安倍礼賛メディアであり、カルトや政商、「保守」を自称する言論人だった。「桜を見る会」には、統一教会の関係者、悪徳マルチ商法の「ジャパンライフ」会長、反社会的勢力のメンバー、半グレ組織のトップらが呼ばれていたが、安倍とその周辺による国家の私物化が象徴的に表れていたので、ここまで注目されたのである。
昨年の国家公務員合同初任研修の開講式で安倍は、新人官僚約750人を前に「国民の信頼を得、負託に応えるべく、高い倫理観の下、細心の心持ちで仕事に臨んでほしい」と訓示を述べていたが、恥知らずにも程がある。官僚が「高い倫理観」をもったら困るのは自分だろう。
国会閉幕を受けた記者会見では、憲法改正について「決してたやすい道ではないが、必ずや私の手でなし遂げていきたい」と表明。「私は立法府の長」と国会で4回も言ったバカなので今に始まった話ではないが、自分の役職や権能すら理解していない。さすがに党内からも「憲法改正は国会が発議すべきもの」との声が上がったが、もはや末期症状である。
安倍と周辺の一味は嘘に嘘を重ね、時間を稼ぎ逃げ切ろうとしてきたが、ついには「その時々の社会情勢に応じて(反社会勢力の定義は)変化し得るものであり、限定的・統一的な定義は困難だ」とする答弁書を閣議決定。これはテロリストがテロの定義はないと言い張るようなものだ。安倍の悪事は最後の一線を越えた。
東京地下鉄ガス攻撃は安倍の最初の攻撃であった By Yoichi Shimatsu + 麻生の水道攻撃
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絶歌
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『絶歌』の正体
https://blog.goo.ne.jp/beingtt/e/8b065d78f28d949046bc7a69a355f522
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ずーっとサイコパスの悪党です
安倍自身が反社だから集まってくるのも反社 野次馬 (2019年12月14日 15:23)
http://my.shadowcity.jp/2019/12/post-17043.html
ヤクザと詐欺師に担がれた政権、それがアベ政権で、「桜を見る会」でそれが暴露されたわけだが、じゃあ、何でアベ政権がヤクザを飼っているかというと、それは日本の闇で、触れられたくない問題が色々とあるわけだ。怪文書播くとかの比較的まっとう?な話だけじゃない、おいらもその線のちょっかいで一ヶ月ビジネスホテルを転々として逃亡を強いられた事がある。ヤクザを飼っている政権というのは厄介だよね。ただでさえ公権力は警察という公営ヤクザを飼ってるんだからw
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/12130800/
それだけの荒くれものだけに、前科前歴も"多彩"である。10年には、住宅ローン名目で金融機関から約4600万円をだまし取ったとして詐欺容疑で逮捕。14年には、知人の頭をビールジョッキで殴るなどしたとして傷害容疑で逮捕されている。また、
「15年には、食肉処理場以外の場所で牛を殺処分して、と畜場法違反容疑で大阪府警と沖縄県警に逮捕されています。A氏に"牛が殺されるところを見てみたい"と頼んだのは彼の家族。で、石垣市内の畜産場で、牛1頭をハンマーや刃物を使って殺し、解体したのです」(捜査関係者)
そんな"牛殺し"の過去があるA氏についての沖縄県警の認識は、「半グレの『Aグループ』のリーダーというもの。そのグループについては、『準暴力団』と位置付けています」(同)
アベ政権下でどれだけの不審死を遂げたか。口封じやらなんやら、そら、偽園遊会に「功労者」としてヤクザが出てくるわけだw
【「保存版」ー安倍政権下での不審死まとめ 安倍政権下で多すぎる不審死。「警察が自殺と断定すれば自殺扱いで全て闇の中だ! 地検も警察も裁判所も思うがままの安倍総理。国民は誰を信じればいいのか?】 食品厳選局 2018/11/4(日) 午後 10:59
https://blogs.yahoo.co.jp/gokimazo8988/39215805.html
【桜疑獄】元公文書管理委員長代理、名簿復元”放棄”は「違法」と指摘!法の専門家も”無法三昧”の安倍政権に危機感!警察・検察も”野放し”で、法治国家の体裁は「完全崩壊」へ! 2019年12月14日 ゆるねとにゅーす
https://yuruneto.com/meibo-hukugen/
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下手人リストということで間違いあるまい
データ「復元考えていない」と閣議決定 桜を見る会招待者名簿 会員限定有料記事 毎日新聞 2019年12月11日 15時29分(最終更新 12月11日 19時45分)
https://mainichi.jp/articles/20191211/k00/00m/010/182000c


https://twitter.com/Dgoutokuji/status/1205329756532568064?ref_src=twsrc%5Etfw
立川談四楼@Dgoutokuji
「データ『復元考えていない』と閣議決定」復元不可能を「やれば出来るけど、絶対復元なんかしないもんねー」という主観的なものに変えちゃったよ。これで招待名簿にとんでもない名前があることがハッキリしたね。「これが世に出たら政権が吹っ飛ぶ。奥の手を使え、閣議決定だ」ま、そんなとこだろう。