節電ピザ

ママが“あかちゃんのびょういん”のまえに、パンをセットしていった。
ママ　　「パパ、“ひる”はパンね。やいてるから。」
パパ　　「おう、りょうかい！」
ママは、かえりに“なまハム”とか“サンドイッチのざいりょう”をかってきた。
かえってきて、ママはびっくり…コンセントのスイッチが、ぬいてある。
ママ　　「なに、これ…」
パパ　　「あ…もったいないって“でんき”きった。“パン”…また、スイッチいれる？」
ママ　　「“はっこう（発酵）”しずぎて、むりだろね…
　　　　　サンドイッチたべたかったのに～（怒）」
パパ　　「ピザにする？」
ママ　　「…めんどくさ。」
パパとママは、なにやらゴニョゴニョいいつづけて…
パパは“そば”をつくり、ママは“ピザ”をつくりはじめた。
ママ　　「“おひる”は、“パン”ってきめてたの！」
パパ　　「ごめんね～。ピザのいいにおい、してきたね～」

ボワボワにふくれた“パンきじ”をのばして、トマト（かんづめ）のせて…
パパのはたけの“バジル”や“オレガノ”のせて…
やきあがったら、“なまハム”のせて…

ママは、ひとりでたべはじめた。
パパは、やきあがるのがまてずに…おひるねしちゃった。
パパの“せつでん（節電）”に、ママはブーブーいってたが…
さいごには、ママが「なんとなく、やるかも…って、おもってたから。」だって。
でも、“せつでん（節電）ピザ”は、かなり…おいしかった。
“でんげん”きったパパは、◎かもしれない。