学校ごっこ

ぼくは、小学校があんまりスキじゃない。
ママ「ほら、ねないと…朝、おきれないよ～」
ぼく「だって、学校やだもん。」
っていう会話をよくする。
でも、小学校が休みの時は…
ぼく「ねぇ、『学校ごっこ』しよ～」
おとうと「うん、いいよ。」
ぼく「じゃあ、中学生ね。」
おとうと「うん、いいよ。」
ぼく「勉強がおわったら、剣道部とバスケ部だから。」
おとうと「わかった。」
ぼく「じゃあ、準備しよ！」
ぼくは、中学生の準備をした。
ぼく「お母さん、中学生だからね、ドリルもたくさん。」
ママ「すんごい勉強するね～」

ぼく「ほら、足し算の書き方も…中学生なの。」
ママ「…ちがうの？」
ぼく「うん、１＋１＝２って横に書かないの。１＋１の下に＝２って２列で書くの。」
ママ「あ、方程式をとくみたいな感じね。」
小学校が休みの時のぼくは、やる気満々！
ドリルもサラリとやっちゃう！
意外と…学校がスキ？

誕生日会と虫歯

おとうとは、幼稚園で誕生日会があった。
嬉しそうに『誕生日カード』と『誕生日クッキー』を見せてくれたけど…

チーンってなってた。
おとうと「歯がいたい…」
ママ「どこの歯？」
おとうと「ここ…」
おとうとは、前歯がいたいと言い出した。
おとうとは、パパと歯医者さんにいってみた。
パパ「前歯の神経がくさってるんだって。」
ママ「それで？」
パパ「だから、神経のとこを治療するんだって。」
ママ「何するの？」
パパ「…さぁ。」
ママ「そこ、聞いといてよ～」
パパ「今度、聞いといてよ。」
ママは、おとうとの腫れてくる顔を見て、心配になり…色々と調べた。
それから、歯医者さんに行ってから…気になることを全部聞いた。

どうやら、転んだりしたときに前歯を打ったりすると…神経がダメになるらしい。
そう言えば、公園で唇をザックリ切ったときに…打ってるかも。

どうやら、反対側の前歯も…神経がくさってるらしい。
そう言えば、公園で唇をザックリ切ったときに…前歯で唇をかんでたかも。

どうやら、前歯が急に黒くなってきたのは…虫歯じゃなくて神経がダメになってる兆候らしい。
そう言えば、茶しぶだと思ってたけど、転んだ後しばらくしてから急に黒くなり始めた気がする。

どうやら、くさってる神経に空気がふれて薬を入れたりすると…菌が刺激されて腫れたりするらしい。
そう言えば、歯じゃなくて奥の方がいたいと言ってる。

どうやら、前歯の神経が両方ともダメになっても…大人の歯には影響ないらしい。
そう言えば、くさってる神経をそのままにしてる方が大人の歯に影響するって書いてあった。

おとうとの歯のトラブルのおかげで、色んなコトがわかった。
ママの歯にも、急に黒くなってきたのがある。
ママも、歯医者を予約した。
おばあさんになっても、自分の歯でごはん食べたい…もうちょっと気を遣おう。