カリコミ ～昭和スタイル～

また、カリコミました…ぼくたち。

こんかいは、おねえちゃんも…
ママ　　「じぶんで“かみのけ”むすんだり、あらったりできるようになったら、のばしてね。」
おねえ　「うん、わかった。…ここまで、だよ。」
ママ　　「オッケー！」
ママはバリカンで、ばっさりいった。ブイ～ン、ブイ～ン。
なが～い“かみのけ”をもって、あそんでた。
おねえ　「みてみて～、“ヒゲ”～」
ブイ～ン、ブイ～ン。
ママ　　「これでいい？」
おねえ　「…かわいくな～い。」
ママ　　「“らくちん”だとおもうよ。」
おねえ　「…」
おにい　「おい、“アメリカじん”になってるぞ！」
ママ　　「？」
おにい　「“かみのけ”が、からだにいっぱいついてる！　“アメリカじん”だ！！」
…“け”がいっぱいなのが、“アメリカじん”なのかな？
とにかく、ぶじに“カリコミ”おわった。
つぎのひから、おねえちゃんは“いえ”で…「らくち～ん！」
“ほかのひと”のまえで…「ほんとうは、ながかったんだけどな～」っていう。
…“おんな”って、たいへんだな。　

手作り紙芝居

おねえちゃんが“かみしばい”をつくった。まえにつくった“かみしばい”のつづき…
おねえ　「ママ～、“かみしばい”よんであげる！」
ママ　　「え、いい。よまなくて…」
おねえ　「よんであげる！　じゃあ、“てあそび”からね。」
おねえちゃんは、“ようちえん”みたいに…“てあそび”から、はじめた。
おねえ　「♪こっちからピカチュウやってきて～かわいくなきました、ピッカチュウ♪…」
ママ　　「…ながいから、いいよ～。」
おねえ　「ママ、ちゃんとやって！」
ママ　　「ハイハイ…」
おねえ　「じゃあ、はじめま～す！」

おねえ　「“おばけ”たちが、パーティーをしていました。そしたら…」

このあと、おねえちゃんの“かみしばい”は…３０ぷん、つづいた。



　

芸術作品

おねえちゃんと“ねんどあそび”した。“ねんど”をのばて、かきかきして…

おねえ　「ママ、みて～！　バラのおはな！」

ママ　　「すごいね～、ヒラヒラできれいだね～。“しゃしん”とっとこう！」
ぼく　　「とって～！！」
ママ　　「なに、つくったの？」
ぼく　　「な～い。」
ママ　　「…じゃあ、いいじゃん。」
ぼく　　「とって～」
ママ　　「ハイハイ…」

ぼくだって、“ようちえん”にいけば…できるもん。

新・ヘルメット

ママが“ヘルメット”をかってくれた。
おにいちゃんも、ぼくも…“あたま”がおおきくなって、まえの“ヘルメット”がはいらなくなった。
おにいちゃんは、“あおいヘルメット”！


ぼくは、“あかいヘルメット”！
かなり、かっこいい！！
ぼくは“あかいヘルメット”かぶって、“さんりんしゃ”ではしった！
“さんりんしゃ”こげないから、“あし”ではしった。
…けっこう、つかれた。

海遊び

あつくて、プールにいきたいっていったら…ママが“うきわ”を、だしてきた。
ぜ～んぶ、ふくらませてもらって…みんなで“うみあそび”することにした。
おねえ　「うみよ～！　“にんぎょ”のいえは、こっちよ～！」
ぼく　　「あって（まって）～」
おねえ　「きゃはははは…」

はしりまわってたら、あつくなって…もっとプールにいきたくなった。
ママが“おふろプール”にしてくれた。
“おふろプール”で“つめたいあめ”がふったり…“おりょうりあそび”したり…
たのしくてたのしくて、ず～っとあそんでた。
“おふろプール”も、いいもんだ。