教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

専業主婦狙いなんてw

2010-04-03 00:02:53 | 経済/経済/社会
> なぜ、20代高学歴女子は「専業主婦」狙いなのか
http://president.jp.reuters.com/article/2009/06/06/BBAAB7AE-5189-11DE-8A42-E2183F99CD51.php



最近この手のニュースが増えている気がする。
専業主婦になりたくてしかたがない独身女性の話だ。

わたしは結婚していてもいいくらいの歳の独身の男なわけだが、そのわたしがこれを見ると非常にマイナスに映る。
「結婚したらぜったい専業主婦!」
と言われたら、すなわちそれは
「結婚したら私がグータラするためのエサ代をおまえが稼いでこい!」
と言っているようにしか聞こえないからだ。

わたしは貧乏神など雇う気はない。
貧乏神の1人くらい雇えるだけの収入はあるが、そんなことにムダ金を使うなんてもっての他だ。



だいたいなぜこんな、専業主婦じゃないとイヤだとかいう女が出てくるのだろうか。

1つ仮説を考えてみた。

2010年現在において30代となっている皆さんを見てみよう。
彼らは思春期にバブル崩壊と終身雇用の終焉を目の当たりにした。
自分に何らかの能力がついていなければ人並みに良い暮らしはできそうにないと痛感した。
だから彼らはキャリア指向が比較的強いし、自分が成長するということに関してかなり強いプライオリティーを持っている。

しかし、世の中にはそうでもないヤツもいる。

特にやりたい事があるわけでもない人たち。
特に身に付けたいスキルや、特に理解したい学問があるわけでもない人たち。

彼らはとにかく平穏に過ごせることくらいしか願いがない。
私が思うに、特に何かしたいことや自分の好きなことがあって大学の学部を決めたわけではなく、得意科目で大学の学部をえらんでしまった人たちにそれが多いような気がする。

わたしはそういう人たちとは対極に位置していた。
大学時代には食費を削って真空管やトランスを買い、部品が届いたら狂喜して徹夜してオーディオアンプを作りにかかり、せっかく作ったものが動かなくて半泣きになりながら直しにかかり、そしていつの間にか技術が身についた。
就活では半ば当然ながら研究開発を希望したし、そしておかげで今でも技術屋をやっていけている。

たまにうちのblogで登場するS氏(※1)にしてもそうだ。
仕事でソフト開発をしているにもかかわらず、家に帰ってもフリーソフトを作って遊んでいるという、筋金入りの敬愛すべきgeekである。

これは別に理系に限るわけでもない。
知人に松本零士作品がメシより好きで映像系の学科に入学した大学生もいる。
こういう人は黙っていても勝手にどんどん知識を吸収していくから、社会人になっても絶対に優秀な人材になる。

我々は女に生まれていたとしても、
「結婚したら専業主婦じゃないとイヤだ」
などとは絶対に言わないだろう。
ただ、ダンナと子供の世話をして井戸端会議をして終わり、なんていう人生にはガマンできないからだ。



ところが、専業主婦じゃないとイヤだとかいう女は、恐らく我々のような生き物ではない。

ヤツらはいったい何をしに大学にいき、いったい生きるうえで何をしたいのか。
そういうものが全く無いヤツがそう言うのだ。
ただ何となく、周りに流されて人文へ行ったみたいな人ばかりなのではあるまいか。
そんなヤツらが働きたくないから専業主婦がいいなんて言うのは半ば当然だ。

これがいかにダメダメかというのは男と女を入れ替えて考えてみるとすぐに解る。
男でいうと、やりたい事があるわけでもなくとにかくガマンして生きるしかないヤツらが
「ヒモでもいいから養ってくれる稼ぎのいい女なんてのがいたらいいな~」
なんて言っているのと何が違うのか。

こんなヤル気ないヤツに一生とりつかれたら最悪だ。
男だって女だってそれは違わない。
だからわたしは
「結婚したらぜったい専業主婦!」
などと言っているヤツの顔を常に冷ややかにしか見ない。
わたしが最初に
「貧乏神など雇う気はない」
といったのはそういうところにあるのだ。



女視点で見れば、ダンナは尊敬できる人がいいのは当然だ。
そして逆も然りである。
男視点で見れば、女房は見下してしまう人など論外だ。

婚活に熱心な女の大半は恐らくそういうところに気付いていないのではなかろうか。



【※1 S氏】
http://blog.goo.ne.jp/opensesamepinky


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