今回もこれで返信ということで。
シュウォッチを自作するには何の知識が必要なのか、それを説明したい。
> 丁寧に説明ありがとうございます。近くに大阪工業大があるので小学生から毎年行ってて、いろいろ作ってるんで電子工作とかは多分OKです。(回路図は読めませんがw こうゆう事に関しては出来るのに、5教科で400点も行かないという頭の悪さ…w 何をすれば何の知識がつくのか説明してくれるのならば説明してほしいです。
自分で回路設計できるようになりたい場合:
![](http://ec2.images-amazon.com/images/I/51QR77P9ZDL._BO2,204,203,200_PIsitb-sticker-arrow-click,TopRight,35,-76_AA300_SH20_OU09_.jpg)
トコトンやさしい電気回路の本
まずはこの手のわかりやすい電気回路の本を読んでみてください。
(この本は手にとったことがないので、これがオススメと言っていいものなのかどうかはわかりません)
電圧と電流の違いが理解できていて、抵抗の計算ができるようになれば、最初の1歩としては上々です。
交流とインピーダンスのことまで理解できればバッチリでしょう。
やさしい電気回路は電気工事士をめざす人のための専門学校でけっこう需要があり、いろんな本がたくさん出ていますので、手にとって読めそうだと思うものを選んでみてください。
![](http://ec2.images-amazon.com/images/I/51GT9LfSZnL._BO2,204,203,200_PIsitb-sticker-arrow-click,TopRight,35,-76_AA300_SH20_OU09_.jpg)
たのしくできる やさしいディジタル回路の実験
電気回路がマスターできれば、電子回路をマスターするために必要な素養はついています。
電子回路は大きくわけてアナログ電子回路とデジタル電子回路にわかれます。
アナログ電子回路とは、電源とかオーディオとか携帯電話の電波を出す部分とかのことです。
デジタル電子回路とは、マイコンとかもふくめたコンピュータのハードのことです。
マイコンをあつかう場合には、特定のピンをハイにしたりローにしたりという操作だとか、マイコンの中の特定の機能をオンにする操作だとか、パソコンのプログラミングに比べればかなり泥臭いところも自分で設定することになります。
そこにある程度はデジタルの知識が必要になります。
あんまりヘビーなのを読みこなす必要はありませんので、まずはこの手のわかりやすいデジタル電子回路の本を読んでみてください。
ブール代数とかフリップフロップとかのキホンさえわかれば、あまり深入りする必要はありません。
(この本は手にとったことがないので、これがオススメと言っていいものなのかどうかはわかりません)
ちなみに、アナログよりデジタルのほうがとっつきやすいので、入門部分ではデジタルのほうがカンタンです。
![](http://ec2.images-amazon.com/images/I/41QAFN5MC2L._SL500_AA300_.jpg)
定本 トランジスタ回路の設計
アナログ電子回路について記します。
マイコンそのものはデジタルですが、まわりの部分を自分で設計する場合には多少のアナログの知識が必要になります。
マイコンでシュウォッチを作るだけであれば、みっちりアナログ電子回路をやるほどの知識はいりませんので、これは後回しにしてもOKです。
この上記の本を読めば、アナログ電子回路の基礎となるバイポーラトランジスタを自分で自在に使えるようになります。
これ、カンタンではないのでこれを読むときはけっこうしんどい思いをしますが、いい本です。
アナログ電子回路はわたしの専門なので、これに限らずわからんところは何でも聞いてくださいな。
![](http://ec2.images-amazon.com/images/I/515YZFJ6AZL._SL500_AA300_.jpg)
定本 続トランジスタ回路の設計
さっきの本には続きがあります。
ですが、さっきの本を読んでマスターできていれば、この本はスラスラ読めてあっという間に読み終わります。
ここまでできればアナログ電子回路の基礎は身についたと豪語していいでしょう。
なにかしようとして足りない知識があったとしても、自分でなんとかできるようになっているはずです。
先のシュウォッチの記事にて、シュウォッチをバラしてFET(トランジスタの一種)でバッファして別のコントローラーとニコイチにしたという話を書きましたが、そういうのをやろうとするとこのへんの知識がいります。
ここまで理解できている人は国公立の電子工学科の学生でもクラスにそう何人もいるもんじゃありません。
それなりに難しいんですが、身につけばそれだけレアスキルになります。
マイコンのプログラミングができるようになりたい場合:
![](http://ec2.images-amazon.com/images/I/51O4zkh%2B9wL._BO2,204,203,200_PIsitb-sticker-arrow-click,TopRight,35,-76_AA300_SH20_OU09_.jpg)
10日でおぼえる C言語 入門教室 第2版
ほかにプログラミングをしたことがある人でしたら、C言語はマスターできます。
ですがC言語はとっつきにくいので、まずはなるべくヌルいC言語の本をチラ見してから本格的にはじめるのをオススメします。
この本の第1版はわたしも買って読みました。
たしかに挫折せずに10日で読めますが、10日でおぼえられる程度の中身しかありません。
![](http://ec2.images-amazon.com/images/I/51E047FCTBL._SL500_AA300_.jpg)
独習C
この本はけこうヘビーなので、いきなり読むと挫折します。
さきほどのヌルいC言語の本をチラ見してから買ってください。
これを読破できればC言語はマスターしたと豪語できるくらいスキルはつきます。
![](http://ec2.images-amazon.com/images/I/61RSY9T27DL._SL500_AA300_.jpg)
独習C++
C言語の上級編としてC++というのもあります。
WindowsでC言語でゲームを作りたい場合には、この本の前から1/3くらいまで読んでみてください。
そっから後ろはマニアックすぎるので後回しでOKです。
また、マイコンのプログラミングだけであれば、このC++は後回しにしてもOKです。
ここまでできれば Visual C++ を使って Windows 上でゲームを作るための下準備は整います。
C++ による Windows プログラミングの学習
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ff381399%28v=vs.85%29.aspx
あとは↑こういうマイクロソフトがwebサイト上で公開している資料を読みながらやれば何とかなります。
![](http://ec2.images-amazon.com/images/I/51l1kjJk%2B5L._BO2,204,203,200_PIsitb-sticker-arrow-click,TopRight,35,-76_AA300_SH20_OU09_.jpg)
8ピンPICマイコンの使い方がよくわかる本 (基礎入門)
C言語がわかっていて、電子回路もちょっとできるようになれば、マイコンの本を買っても読めるだけの知識はついています。
マイコンのなかでいちばんてっとりばやいのはPICなので、本屋でてきとうに入門書を買うといいかと思います。
(この本は手にとったことがないので、これがオススメと言っていいものなのかどうかはわかりません)
ちなみにわたしはテキサスインスツルメンツ社のC2000というシリーズのマイコンを使っています。
PICはちょっと使ったことがあるという程度であんまりよくわかってはいません。
マイコンは本職ではありませんが、C2000シリーズなら少しはお手伝いできます。
C2000の場合は、メーカー関係者がやっているまず無料セミナーに行って、
トレーニング/セミナー
http://www.tij.co.jp/general/jp/docs/gencontent.tsp?contentId=50557
それから無料で公開されているチュートリアルをやって、
TMS320C2000:Piccolo MCUのソフトウェア開発入門
http://www.tij.co.jp/jp/lit/an/jaja230a/jaja230a.pdf
使いかたを習得していくという流れになります。
シュウォッチを自作するには何の知識が必要なのか、それを説明したい。
> 丁寧に説明ありがとうございます。近くに大阪工業大があるので小学生から毎年行ってて、いろいろ作ってるんで電子工作とかは多分OKです。(回路図は読めませんがw こうゆう事に関しては出来るのに、5教科で400点も行かないという頭の悪さ…w 何をすれば何の知識がつくのか説明してくれるのならば説明してほしいです。
自分で回路設計できるようになりたい場合:
![](http://ec2.images-amazon.com/images/I/51QR77P9ZDL._BO2,204,203,200_PIsitb-sticker-arrow-click,TopRight,35,-76_AA300_SH20_OU09_.jpg)
トコトンやさしい電気回路の本
まずはこの手のわかりやすい電気回路の本を読んでみてください。
(この本は手にとったことがないので、これがオススメと言っていいものなのかどうかはわかりません)
電圧と電流の違いが理解できていて、抵抗の計算ができるようになれば、最初の1歩としては上々です。
交流とインピーダンスのことまで理解できればバッチリでしょう。
やさしい電気回路は電気工事士をめざす人のための専門学校でけっこう需要があり、いろんな本がたくさん出ていますので、手にとって読めそうだと思うものを選んでみてください。
![](http://ec2.images-amazon.com/images/I/51GT9LfSZnL._BO2,204,203,200_PIsitb-sticker-arrow-click,TopRight,35,-76_AA300_SH20_OU09_.jpg)
たのしくできる やさしいディジタル回路の実験
電気回路がマスターできれば、電子回路をマスターするために必要な素養はついています。
電子回路は大きくわけてアナログ電子回路とデジタル電子回路にわかれます。
アナログ電子回路とは、電源とかオーディオとか携帯電話の電波を出す部分とかのことです。
デジタル電子回路とは、マイコンとかもふくめたコンピュータのハードのことです。
マイコンをあつかう場合には、特定のピンをハイにしたりローにしたりという操作だとか、マイコンの中の特定の機能をオンにする操作だとか、パソコンのプログラミングに比べればかなり泥臭いところも自分で設定することになります。
そこにある程度はデジタルの知識が必要になります。
あんまりヘビーなのを読みこなす必要はありませんので、まずはこの手のわかりやすいデジタル電子回路の本を読んでみてください。
ブール代数とかフリップフロップとかのキホンさえわかれば、あまり深入りする必要はありません。
(この本は手にとったことがないので、これがオススメと言っていいものなのかどうかはわかりません)
ちなみに、アナログよりデジタルのほうがとっつきやすいので、入門部分ではデジタルのほうがカンタンです。
![](http://ec2.images-amazon.com/images/I/41QAFN5MC2L._SL500_AA300_.jpg)
定本 トランジスタ回路の設計
アナログ電子回路について記します。
マイコンそのものはデジタルですが、まわりの部分を自分で設計する場合には多少のアナログの知識が必要になります。
マイコンでシュウォッチを作るだけであれば、みっちりアナログ電子回路をやるほどの知識はいりませんので、これは後回しにしてもOKです。
この上記の本を読めば、アナログ電子回路の基礎となるバイポーラトランジスタを自分で自在に使えるようになります。
これ、カンタンではないのでこれを読むときはけっこうしんどい思いをしますが、いい本です。
アナログ電子回路はわたしの専門なので、これに限らずわからんところは何でも聞いてくださいな。
![](http://ec2.images-amazon.com/images/I/515YZFJ6AZL._SL500_AA300_.jpg)
定本 続トランジスタ回路の設計
さっきの本には続きがあります。
ですが、さっきの本を読んでマスターできていれば、この本はスラスラ読めてあっという間に読み終わります。
ここまでできればアナログ電子回路の基礎は身についたと豪語していいでしょう。
なにかしようとして足りない知識があったとしても、自分でなんとかできるようになっているはずです。
先のシュウォッチの記事にて、シュウォッチをバラしてFET(トランジスタの一種)でバッファして別のコントローラーとニコイチにしたという話を書きましたが、そういうのをやろうとするとこのへんの知識がいります。
ここまで理解できている人は国公立の電子工学科の学生でもクラスにそう何人もいるもんじゃありません。
それなりに難しいんですが、身につけばそれだけレアスキルになります。
マイコンのプログラミングができるようになりたい場合:
![](http://ec2.images-amazon.com/images/I/51O4zkh%2B9wL._BO2,204,203,200_PIsitb-sticker-arrow-click,TopRight,35,-76_AA300_SH20_OU09_.jpg)
10日でおぼえる C言語 入門教室 第2版
ほかにプログラミングをしたことがある人でしたら、C言語はマスターできます。
ですがC言語はとっつきにくいので、まずはなるべくヌルいC言語の本をチラ見してから本格的にはじめるのをオススメします。
この本の第1版はわたしも買って読みました。
たしかに挫折せずに10日で読めますが、10日でおぼえられる程度の中身しかありません。
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独習C
この本はけこうヘビーなので、いきなり読むと挫折します。
さきほどのヌルいC言語の本をチラ見してから買ってください。
これを読破できればC言語はマスターしたと豪語できるくらいスキルはつきます。
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独習C++
C言語の上級編としてC++というのもあります。
WindowsでC言語でゲームを作りたい場合には、この本の前から1/3くらいまで読んでみてください。
そっから後ろはマニアックすぎるので後回しでOKです。
また、マイコンのプログラミングだけであれば、このC++は後回しにしてもOKです。
ここまでできれば Visual C++ を使って Windows 上でゲームを作るための下準備は整います。
C++ による Windows プログラミングの学習
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ff381399%28v=vs.85%29.aspx
あとは↑こういうマイクロソフトがwebサイト上で公開している資料を読みながらやれば何とかなります。
![](http://ec2.images-amazon.com/images/I/51l1kjJk%2B5L._BO2,204,203,200_PIsitb-sticker-arrow-click,TopRight,35,-76_AA300_SH20_OU09_.jpg)
8ピンPICマイコンの使い方がよくわかる本 (基礎入門)
C言語がわかっていて、電子回路もちょっとできるようになれば、マイコンの本を買っても読めるだけの知識はついています。
マイコンのなかでいちばんてっとりばやいのはPICなので、本屋でてきとうに入門書を買うといいかと思います。
(この本は手にとったことがないので、これがオススメと言っていいものなのかどうかはわかりません)
ちなみにわたしはテキサスインスツルメンツ社のC2000というシリーズのマイコンを使っています。
PICはちょっと使ったことがあるという程度であんまりよくわかってはいません。
マイコンは本職ではありませんが、C2000シリーズなら少しはお手伝いできます。
C2000の場合は、メーカー関係者がやっているまず無料セミナーに行って、
トレーニング/セミナー
http://www.tij.co.jp/general/jp/docs/gencontent.tsp?contentId=50557
それから無料で公開されているチュートリアルをやって、
TMS320C2000:Piccolo MCUのソフトウェア開発入門
http://www.tij.co.jp/jp/lit/an/jaja230a/jaja230a.pdf
使いかたを習得していくという流れになります。
これはなかなか。
わたしの親くらいの世代だと、ラジオ少年とかいう電子工作がはやった世代があるみたいなんですが、
今や、というかわたしの世代ですでに、そういう人は希少種になって久しいですからねぇ。
うちらのあとをついでくれそうなナイスガイの登場はうれしいです。
シリコンバレーが勃興したのはビジネスマンの活躍ではなくギークどもによるものですから。
けど、ただ消費するだけ(たとえばゲームで遊ぶだけ)から、自分でそれをやってみよう(たとえばプログラミングしてみよう)というところまでは、けっこう断絶がありますね。
日教組のつくった学校教育は、そういうただ教えてもらうのに従って言われたとおりやっているだけという受け身の生徒を量産する弊害を生みました。
進撃の巨人でいえばそれは家畜の安寧であって、自分の意志で調査兵団に入るようなヤツはガッツのあるオタクにしかいませんから。
今日日本橋に行ってPICとかの本買おうとおもってたんですけど金が足りなかった…orz
シュウォッチ買うお金も残しとかないといけませんからね。シュウォッチですが高橋名人の家から十個強のシュウォッチが出てくる→買いたい人はイベントに買いにきてくださいね→余る→通販 ですので再販とは言い難いですかね。
いまの我が家はグンマーなのでw
その点うちの親は(TVゲーム諸悪の根源主義者ではあったものの)変なところだけ理解があって、電子部品を買って遊んでいてもそれが遊興費には見えないらしく、小遣いでカラオケに行くよりよっぽどいいということで用途限定で割増しでくれたもんですが。
僕も親には本は買って貰えるんですが電子工作の本買ってって言っても小説じゃないのはNGって言ってお金くれませんでしたからねぇ…
父は土木の技術屋、母は元Fortranのプログラマー(個人で電卓もってると金持ちだった時代です)なもんで。
私も弟も弟の嫁も理系で、理科系にかなり偏ってる家系なんですよ。
うちは子供が電子工作の本を読むことに対する先見性の明があったように思います。
でもそうではない場合には説得に難儀しそうですねぇ…。
そのかわり教育の失敗もたくさんありました。
土木屋の父は電気のおもちゃが大嫌いで、子供に積み木で遊ばせたかったらしいんですが、気がつけばその子供(私)は電子回路のエンジニアに育ってしまったというww
まぁ僕の家系も面白いですよ 兄と姉がいて兄は僕と12離れてますから干支が同じなんですね姉は兄の一つ下ですね。兄が初めて触ったゲームはかけっこで一位になってその景品だった初代ゲームボーイだとかw兄は結構ゲームするのでスーパーファミコン、64、PS2、wii、DSなどやってて全部僕にくれました。兄は僕が小5の時に東京に転勤して最近あってませんね。
私はそんなではなかったようなw
それとも歳が離れているとそうなるのでしょうかね。
かつて実家にはじめてワープロ(もはや死語w)がきたとき、箱から出していきなりタッチタイプし始めた時にはかなりビビりました。
結婚してからの母はただの専業主婦なんですけどね。
今やパソコンが家にあるのはふつうですし、近ごろ母親になるくらいの世代の人ならタッチタイプできてもふつうかもしれませんけど。