教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

違法コピーは日本のアニメ文化輸出につながるか? その1

2009-01-19 00:36:58 | オタネタ全般
とうぜんながらアニメを違法コピーで配ればアニメ製作元の利益を圧迫することになるから良くないのはまちがいない。

しかしどうだろう、ハルヒなんかは熱心なファンがネット上で違法コピーを含む熱心な布教活動をくりひろげたおかげで、これだけメジャーな存在になった。
違法コピーしてほしくないのはやまやまだが、その宣伝効果は無視できないのは製作元も知るところだ。

たとえば中国でも日本のアニメを違法コピーして勝手に中国語の字幕をつけたものが大量に出回っている。
それを見たもののなかには、
「字幕で見ていると感情移入できないから日本語を勉強したい」
「セーラームーンを見て日本にいってみたくなった」
と思うものもいるらしい。
これでライセンス料が払われれば大成功の部類に入るのだが・・・。

ここで最適解はないような気がするが、2つのうちのどちらが良いかというのは議論の余地があろう。


ところが!
これが全く通用しないフシギな国がある!!


その国は日本にも中国にも近い自称先進国だ。
いわゆる先進国ではありえないことだが、日本製のアニメは合法/違法のくべつなく、ひらたく全てが自国で生産されたもののように巧妙に改変が加えられている。
主要登場人物名が自国でありそうな名前に置き換えるのはよくやることだが、とてもじゃないがそんな次元ではない。

たとえばオープニングやエンディングは製作にかかわった日本人の名前がかならず出てくるので、TV放映時にはかならず作りなおし、日本人名は一切出さない。
たとえば日の丸が出るシーンでは、必ず白抜きか太極旗に書き換える。

また、あの国では外国人が知的財産で訴訟をおこしたら必ず負けるようにできている。これは「不利」とかいうレベルではなく「必ず」だ。
かの国の製作元の人たちはそれを熟知しているので、日本で人気の出た作品のデッドコピーなクソをつくり放映する。仮にオリジナルの日本製アニメが入ってきても裁判おこして追い出すことにしている。

そんななかで育ったひとたちはこうなる。

「日本のポケモンは我が国のPowermonのパクリだ! 謝罪しろ!」

「我が国がつくったトンチャモン(日本名:ドラえもん)が日本でも放送されているのは誇らしい!」

「キャプテン翼は我が国での話なのに、世界のみんなはなぜ日本のアニメだというのだ! 日本の陰謀に決まっている!」

もはやどんな意味においても日本には災厄しかおよばない・・・。
なぜこのようになったのかを知るすべはない。なぜならばわれわれはK国人ではないからだ。しかし、その解をすこしでも探ってみようと思う。



(次回につづく)


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