教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

大人のデート(笑)

2018-04-30 22:44:04 | オタネタ全般

https://www.yokohamabay-sheraton.co.jp/restaurant_bar/bay_view/

※これは単なる下記レストラン公式サイトのイメージ画像にすぎないのであしからず






人のSNSを古いほうへざっと眺めていたらだな。

ふむ、どうやらこいつが当時の元カレかー、
このあたりで登場しなくなったから、このあたりで別れたのね、
みたいなのがわかってしまうわけよ。

人生いろいろっすなーとでもいいますか、
世俗は悲喜こもごもですなーとでもいいますか、
まあなんかそんな感じに眺めておったわけですわ。

まあそれはいいとして。

ふと気になったのはデートのレストラン。
本人たちは場所を特定されないと思っているはずだから公開しているわけだが、どうもこいつは横浜のシェラトンの最上階レストランだな、みたいにわかってしまうものもあるわけだ。

これはどうなのか?

人の金の使いかたにまで口を出す必要はないわけだが、ちょっくら見繕ってみよう。

ちゃんとしたレストランのディナーになると、1人あたり1万円×2名。
そのままダブルの部屋に泊まったとすると、1人あたり1万円×2名。
その他費用はエイヤで1万円として、デート代はあわせて1回5万円。

バイト代が1時間1000円だとすると、こいつは1か月あたりの土日8回分のうち6.5回分はこいつとのデート代としてフルタイムで労働しなければならなかったわけ。

我輩が20歳やそこいらのころはこんな選択はありえんかった。
サイフの中に5万入っていたとしても、そんなもんに浪費するのは選択不能だった。
この元カレのほう、ずいぶん人生を消費していらっしゃるが、大変お疲れ様ですとは言っておこう。

これは何を意味するか?

「俺はあなたのためにこれだけのバイト労働時間を要するデートを用意して誠意を見せました!」
または
「俺はあなたのためにこの程度の額を使い捨てても平気なくらいの財力はありますよ!」

のどちらかの意味以外には想像しがたい。

我輩が20歳やそこいらのころは前者、今は後者といったところか。

当時の我輩はこんな金があったら真空管やトランスを買うのに消えていた。
そのおかげで現在プロになったわけなので、我輩の金の使いかたは無駄になったかどうかという件に関して疑いの余地なしだ。
だが、デートのためだけにそれを使える先の元カレの男と比べてどちらが正しかったかなんて、そんなんお互い死ぬまでわからんだろう。

まっ、こういうのは大人のデートだ。
かなり嫌な感じだが、金=誠意という意味で大人のデートだ。

この図式は20歳やそこいらの当時の我輩はちゃんとわかっていなかったろう。
今みたいに、誰かに1食1万の飯をごちそうして、そして手もつけずにそのままじゃあねと言って別れても全然平気なくらいに、つまり嫌な意味で誠意を金で買えるくらいの大人の余裕(笑)ができてはじめて体感的にわかる図式だろう。

かつてはそういう誰かとの大人のデート(笑)にあこがれたこともあったかもしれん。
しかし大人のデート(笑)ができるだけの歳になると、それはただの外交プロトコルの1つでしかないことに気がついて一気に興ざめするものだ。






追伸:

この、もし同じ歳の我輩なら持続不可能なほど背伸びした先のデート相手の男、こいつも御多分にもれず、あるタイミングからこの女のSNSに全く登場しなくなったのであった。
こういうところからして世俗は悲喜こもごもですなーとでもいいますか。


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