教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

【艦これ】2015夏イベントをふりかえる

2015-09-07 21:41:35 | オタネタ全般




みなさまお疲れ。
我々の夏は本日をもって終わった。

今回のイベントはどうだったよ?
・・・と、それを振り返ってみようというのが当記事である。



今回のイベントの特徴その1。
4正面作戦。

これまで3正面作戦(呪いのお札3種類)でずっとやってきたが、今回はお札4種類となった。
イベント開始時のまだよくわかっていない状況下では最悪ケースで連合艦隊4セットが必要になりうると予測せざるを得なかった。
当鎮守府ではE-1とE-2で戦力をケチりすぎて苦戦するという醜態をさらした。

ではどうすればいい?

本当に連合艦隊4正面作戦が来ても良いくらいの戦力を整えればよい。

重巡はLv.50くらいまでは全員育てようかとも思っている。
あと3人。



特徴その2。
E-7ラスボスのギミック。

いきなりボスを攻略することは事実上不可能に近く、特定のマスを先に攻略することでボスを撃沈可能な程度まで弱体化できるというギミックだが、午前零時をもってギミックがもとにもどってしまうというもの。

このシステムで泣きをみた者は多い。

先行攻略組から提供されたボスの装甲値を見るやいなや恐れおののいて甲をあきらめた者。
1日のプレイ時間をガッツリ確保することができず、甲をあきらめた者。
1日でXYギミック解除からゲージけずりからゲージ破壊からすべてこなそうとして失敗したあげく、何度トライしても失敗しつづけ、丙にせざるを得なくなった者。
また、先行攻略組の攻略記事をマネしてE-2で大和型2隻を投入し、あっという間に資源を使い果たしてしまい、最終海域に到達すらできなかった者。
E-7だけで資源を10万費やしてもゲージ破壊まで到達できなかった者。
かろうじてクリアできたものの、日付が変わる深夜が迫り雨宮伊良子課金に重度に頼った者。
・・・などなど。

わたしはまずはじめにカスダメの蓄積によるゲージけずりからはじめて3日費やし、
けずりきったところで丸1日はキラづけに費やし、
翌日はロクにプレイもせずにさっさと仮眠、
ボス撃沈のため午前零時に起床し24時間戦うつもりでボスに挑んだ。

あしかけ6日。
ゲージ破壊までの総出撃回数56回。

これは、ボス前Jマスからのルート固定要素が解明されていなかったためKマスを通る北5戦ルートで削ったことと、
甲攻略を確実なものにする目的で1日のプレイ時間を減らすためにXYよりけずりから先にはじめたこととにより、
総出撃回数が多少増えることを許容したためだ。

これだけの長丁場を戦わなければならなかった。
艦娘の層の厚さという意味での鎮守府の総力戦ではなく、提督自身もふくめたホンモノの鎮守府の総力戦で挑まなければ勝てなかった。

プレーヤーの胆力すら試されるゲームが他にどれだけあるだろうか?

最も鍛えられるのは出撃した艦娘ではなく提督だったのだ。



特徴その3。
深さがE-7まで。

これは単にプレイに時間がかかるというだけの話ではない。
資源をそこまで消費するという話である。

我輩でいえばクリアするまで8万。
ふつうに10万以上かかったという話を聞く。
全部甲で8万で済んだのは少ないほうかもしれんと思うくらいであり、今回のイベントにより常識が覆された。
もはや大規模イベントというと14~15万は貯めることが前提と考えよう。



特徴その4。
甲の掘り難易度が非現実的。

運営がなぜこうしたのかがフシギでしかたがない。

無理に理由を考えるとしても、
イベントを完全制覇したプレイすることがない者を多数出さないようにしたとか、
クリアに挫折した者でもログインして遊べるように救済処置としてそうなっているとか、
あまり妥当な理由を思いつけない。

これからは新艦娘のコンプリートと甲コンプリートのどちらかしか選択できないものと思って挑まざるを得まい。

我輩なら、新艦娘コンプリートをあきらめて全部甲でのクリアを目指し、今回実際そうなった。



特徴その5。
阿武隈と麻耶の重要度の急上昇。

阿武隈は(入れるとルートの外れる)雷巡でないにもかかわらず甲標的を積んで先制雷撃が可能であり、改Ⅱを保有している提督のほぼ全員が攻略でその恩恵にあずかった。
軽巡の中では飛びぬけて強力な神通よりもさらに重要人物化したのではなかろうか。

麻耶については、単に対空カットイン屋さんという意味だけでは説明は不十分である。
まず、とてつもなく硬いボスを撃沈するために夜戦での魚雷カットイン屋さんを可能な限りたくさん第二艦隊に入れたい。
そうするとラスダンでだけは対空カットイン屋さんは第一艦隊に押し出されるので選択肢は非常に狭くなり、重巡の中では特に対空カットイン屋さんに向いた麻耶が重用されることになる。

昨年夏のあの地獄のイベント最終海域により、夜戦火力と運の双方が高い北上様と妙高お姉様にとつぜん脚光が集まったわけだが、それと同じパワーバランスシフトがここで起きたのだ。

ただ、麻耶の装備については最適解はまだ見つかっていないように思える。

駆逐艦なら、そもそも昼カットインできず、対空カットインと夜連撃は両立できるため、単に魚雷カットインと対空カットインのどちらにするかという程度の選択肢しかなく、悩むことがない。

軽巡では、昼連撃と夜連撃と対空カットインの3つを両立できる大淀以外では使い道がほとんど無い気がする。

しかし麻耶はそういうのとは違う。
昼は電探の弾着観測と対空カットインの両立ができるが、火力を捨てて対空装備マシマシにして防御に専念という方法も取りうる。

この辺は今後の検討課題というところか。