教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

イギリス株、意外なほど損してないフシギ

2012-06-03 00:09:32 | 経済/経済/社会
現時点のわたしの(投資不動産をのぞく)リスク資産は以下の外国株2銘柄で大部分である。

ナショナルグリッド(NG.L)。
イギリスの送電屋さん。
日本でいうと発送分離したあとの東電みたいな会社。

セヴァン・トレント(SVT.L)。
イギリスの水道屋さん。
日本でいうと地方自治体もちの水道局が民営化されたような会社。



これだけ見ると大概の人は、
「なぜあえてイギリス?
 いまユーロとかEUとかヤバいんとちゃうんか?
 この円高でしかも世界的に株安の時期に損してないんかいな?」
と思うに違いない。

ユーロ圏のアレさ加減にひきずられてFTSE100も調整局面だしポンドもダダ下がり。
何か知らんけどこのまえも暴動おきてたしさ。
そんなんで損してないわけがないじゃん。

わたしだってこんな他人のポートフォリオを聞いたらそう思うはずだ。

しかし・・・。
意外なことにフシギなくらい損してない。

両銘柄ともFTSE100に逆らって堅調に推移しているし、ポンドがジリジリと値下がっている分だけジリジリと上げている。
業績もあんまり悪くならないし配当もあんまり減らない。

おかしい・・・。
こんなにうまくいくはずがない。
FTSE100に逆らって上がるなんて都市伝説級にありえない。



当時たしかに発電屋さんや自然エネルギー屋さんよりも送電屋さんのほうが堅調な未来になりそうだと予想はした。
(ちなみに震災をまたいで日本の電源開発も持っていたが損切りで手放した)

当時たしかに水道屋は究極のディフェンシブ銘柄でしかもセヴァン・トレントは財務分析で勝てる見込みがあると予想はした。

しかし!

世界最大級の電気屋さんであるお隣フランスのEDFは超値下がってるし、
おなじく世界最大級の水道屋さんであるお隣フランスのヴェオリアは超々値下がってるにもかかわらず、
自分が持ってる銘柄だけ損してないなんて・・・

それ何かおかしいだろwww



パフォーマンスには大満足なんだが何か変な気がしてならない。






関連:

電力の未来予想(上巻)
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100718

電力の未来予想(下巻)
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100719

水道とウォータービジネス(前編)
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20110218

水道とウォータービジネス(後編)
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