ラッセル
幸福論より、
この上もなく幸福な人生においてさえ、物事がうまくいかない時がある。
独り者を除いて、妻と口論しなかった男はまずいない。
我が子の病気のことで大きな不安にさいなまれなかった親はまずいない。
経済的不況の時期に出くわさなかった実業家はまずいない。
専門職についている人々で、失敗が目前に迫った時期を知らないものはまずいない。
そういう時期に、心配の原因以外の何かに興味を寄せる能力があれば、計り知れない恩恵になる。
-中略-
誰にせよ、悲しみにうち沈んだところで何の足しにもならない。
悲しみは避けがたいものであり、覚悟してかかるほかはない。
しかし、悲しみを最小にするためになすべき事は、
何でもしなければならない。
なんでも?
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