Mein kleiner Rosengarten

バラの冬仕事

この3連休はどこへも遊びに行かず

ゆっくりと過ごしたので

遅ればせながら冬のバラ仕事をしました

 

もう2月も半ば…

よく見ると

小さな赤い芽がふくらんできています

 

今年はまだ

冬剪定をしていなかったので

天気が良く陽射しが暖かだった昨日

ようやく重い腰を上げてベランダに出ました

 

最初にミニバラとシュラブのバラを剪定

私の冬剪定のやり方は

親が子どものヘアカットをする様に似ています 笑

 

まず、長く伸びすぎた枝を思い切りよく

バッサバッサと切っていきます

それから交差した枝や株の内側に向いた枝を切って

そのあと芽の位置を確かめて

外芽の上でカットします

 

さらに鉢をまわしながら

いろいろな角度から全体像を見て

バランスを微調整しながら

もう少し株元に近い外芽の位置で切ったりします

 

すっかり切り終わると

少し離れたところから株を眺めて

「こんなもんかな?」「まあまあ、かな?」

と独り言ちで終了です

 

心の中で、散髪 剪定されたバラ本人に

「どう?、これでいい?」

と聞いてみたりして 笑

 

ミニバラたちの剪定が終わると

大物のつるバラに着手

 

まず、オベリスクに巻き付けた

ファンタンラトゥールの麻紐をほどきました

 

挿し木で育っているわが家のファンタンラトゥールは

ベイサルシュートを出しよく育ってくれて

とてもいい子です ^^

そして、挿し木のせいか

枝がしなやかで

細いオベリスクにも巻きついてくれます

 

開花の写真は8年前のものですが

これは先代のファンタンラトゥール

これも挿し木から育てた株です

 

 

接ぎ木で購入した初代のファンタンラトゥールが

どうも調子が悪くてうまく育たなかったので

枯れた時の保険として挿し木をしてみたら

挿し木株の方がすくすくと育つ、育つ!

 

 

このお花に魅せられた私は

改修工事の際に

何としてもこのバラは残したいと思い

大きく育っていた先代の挿し木株を残すのはあきらめて

また挿し木をして

小さな3代目ファンタンラトゥールを作っておいたのでした

 

その3代目 J SOUL BROTHERS …じゃなかった

Fantin Latour

今日は害虫防止のため

希釈した石灰硫黄合剤を絵の具の筆で

塗り残しがないように丁寧に塗りました

 

石灰硫黄合剤は

バラは適用外の植物ですが

昔、バラの病害虫を防ぐには

冬に石灰硫黄合剤を使用するのが効果的

と何かで読んだことがあり

当時購入した古い薬剤が残っていたので

それを使いました

かなり昔の薬剤なので品質には疑問符がつきますが

自己責任です

 

石灰硫黄合剤を散布すると

薬剤が付着したところの金属が錆びるし

硫黄の匂いがくさいので

近隣に迷惑がかかる心配があります

 

わが家はバラが少ないこともあり

手間ではあるけれど

一枝一枝、絵の具の筆で塗っています

 

毎年夏にはハダニの大発生に悩むのですが

昨年、石灰硫黄合剤を塗ったことろ

その発生が抑えられて

ハダニ駆除の薬剤散布はしなくても済みました

 

真冬のベランダで

長い時間しゃがんでバラに薬を塗る作業は

腰にきます…!

 

おかげで今日は腰痛ですが

これで大きな仕事の山を越えた感じで

ひと息つきました

 

あとは、誘引を解かれて

だらしなく垂れ下がっているファンタンラトゥールの枝を

然るべき位置に誘引してあげること

 

今年の開花を想像しながら…

 

 


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