プラハの街を貫いたヴルタヴァ川(独語:モルダウ)を上流に遡って行く(南下する)と
オーストリア国境が近くなるに従い、緑が多くなり森の中に中世の面影を残す小さな町や村が
忽然と現れる。 ブダペストへの帰り道、是非、立ち寄ってみたい所が「世界で最も美しい町」
と呼び声の高いチェスキー・クルムロフ (Cesky Krumlov) であった。
● ヴルタヴァ川はあくまでも、たわやかに流れ、時間が止まってしまったよう。
Aug. 11 2008
<ロケーション>
<市街地マップ>
1.チェスキー・クルムロフ城 (Zámek Cesky Krumlov)
13世紀にヴィートコフ家によって城が建てられたのが町の始まりであった。 その後、
町の支配者が替わる度に城も拡大し、16世紀には繁栄のピークに達したが、それ以降は
時代に取り残されてしまった。 それがこの町を「世界で最も美しい所」としている所以
なのだろう。
Lazebnicky 橋を渡って行くのが城への常道
Latrán 通りの中世の街並み(だまし絵の家でいっぱい)
赤門を抜け城内へ
城の塔;1580~1590年にルネサンス様式のに改築された
ルネッサンス時代に流行ったスプラヴィータ(だまし絵)装飾を施した城の壁
時代と共に写真左の方に城は拡大されていく。
ヴルタヴァ川の大きく蛇行する回り角から
● Radnichi 通りからの眺め ● Masná 通りからの眺め
2.聖ヨシュ教会 (St. Jost Church)
オリジナルは 1334年に創建、1596年にルネサンス様式で再建されたプロテスタント教会。
3.旧市街
● スヴォルノスティ広場 (Nám Svornosti)
● Siroka 通り
● 聖ヴィート教会 (Kostel sv. Vita)
オリジナルは 1309年に創立、現在の姿は1407~1438年に再建されたもの。
Ed. Benese橋からの眺め
Kostelni 通りからの眺め
これにて「中・東欧を訪ねる(8)チェスキー・クルムロフ」は、お終いです。
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