バラトン湖を描こうとすると、我が本拠地を忘れることは出来ない。 地球の歩き方じゃない
けどベストスポットの乱発になってしまい、本来ならば “the best” なんだから、いっぱい在る
のは可笑しな話ですが、どれも甲乙つけ難い、ベストが一杯という所なんです、バラトンは。
住めば都の手前味噌ということもあるかも知れませんね、嫌いというよりポジティブで行きたい
ですね。
● バラトンヴィラゴシュ (Balatonvilágos) の散歩道
<スケッチ>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/22/8ea1e47b10966270f44e2967235da778.jpg)
今朝(12月20日)は4時に目が覚めて、夜明けの列車をスケッチしてみようかと出掛けてみた、
いつものお気に入りの散歩道なので、歩いても5分と掛からない。
年寄りは、朝が早いが通説ではあるが、この隠居は朝はからきしダメで、その代わり昔、オール
ナイトニッポンで鍛えた夜更かしが、いまだに健在で超不規則な生活この上ない所業。
しかし、生憎の霧が出ていて、霧の○○湖なんていうのも、乙な物なんて、湖+列車+朝焼けを
期待していたが肝心の湖は全くの視界ゼロ状態。
それでも午後になればと待ち続けたが、どんどん霧が深くなるばかりで、恐らく今季最悪の濃霧
だったとニュースでも報道。(実はこの時期のM7高速道路沿線は「霧のロンドン」なんてもん
じゃなく、毎晩の如くの霧出没で、何度も冷や汗運転をさせられたものであった。
● スケッチの元になった写真 Dec. 20 2019
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/96/c3efb67bf18e3451da99b6e1154f04d2.jpg)
● 本来ならば見える筈の風景 Mar. 05 2019
ブダペスト方面に向かう普通列車で、この路線は電化されている為、気動車はM433型電気
気動車が多い。 詳しくは、本ブログの「ハンガリーの鉄道(1)」投稿日2019/01/28 を
ご参照下さい。 Dec. 18 2018
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/44/d918a5ea0f6b17392ba9c5cb67d0de3b.jpg)
● ブダペスト方面から来る列車 Apr. 22 2018
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/81/c633cc0e94a805318734d236447d6dc9.jpg)
ブダペスト南駅からバラトン湖に最初に入る所が、このBalatonvilágos という村である。
昔は Balatonaliga(アリガ)であったが、合併で Világos (ヴィラゴシュ)となった。
Mar. 05 2018
Balatonaliga を発車した列車が湖畔沿いを走る。 ザグレブ(クロアチア)やベネチア
(イタリア)といった国際列車も運行している。 Jan. 09 2012
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/f1/fe0e3c51d2ad119b4d041b7aeaf600ff.jpg)
MAV(ハンガリー鉄道)のM33,43系の列車はブルーが基調色で、日本のブルートレインを
連想させてくれ、よくYoutubeの高畑充希のカバーヴァージョン「ホームにて」を聴いては、
若い時代の上野駅発古里行きの思い出とダブらせてしまう。
もう新幹線の出現で叶わぬ遠い思い出です。
高畑充希のヴァージョンでないといけないのです。 唄が主目的でなく、そこに映しだされる
列車です。 動画で出てくる場所は日暮里駅付近ではないかと推定しています。
どうぞ、ご興味がありましたらYoutubeを観て、貴方も遠い昔を振り返るのも、たまには良い
のではないでしょうか。
<ロケーション>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/c5/87a9d00a3646e4505cc9df0c8a394638.jpg)
● ヴィラゴシュ駅に入り込む列車は、.... Dec. 20 2019
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/68/5630a7f0159088594d37dcb6fc19d97f.jpg)
予想した風景は、 Nov. 01 2018
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/d0/663d571e1934b1bc32ab717c383d9644.jpg)
これも Youtube の宣伝のようになりますが、竹内まりやの「駅」に映し出されるトランク
に座って列車を待つヨーロッパ(多分)のとある駅とダブらせてしまうのです。
音楽って、そういう力がありますね。
これにて「バラトン湖をスケッチ」は、お終いです。
本ブログへのご訪問、有難うございました。