撮り旅・ヨーロッパ

ハンガリーを拠点にカメラ片手に古い教会を主に写真撮影の旅を楽しみ、そこで拾った生活、文化情報を紹介します。

中・東欧を訪ねる(6)カレル橋

2019-06-19 00:17:49 | 海外生活

 カレル橋と云えば、最初にピーンと来るのがスメタナの「わが祖国(モルダウ)」と思うのは

小生だけではないような気がする。 Youtube をかけながら、珈琲を啜りながら、撮った写真を

眺めながら、ブログを書く、なんとこの上もない至福なひと時か! そしてカレル橋の上に佇む

彫像写真を全部並べてみたかった。

カレル橋は12世紀の初頭に、ヴルタヴァ川の最初の橋として木造で造られたが洪水で流された

為に、12世紀半ばには石造りの橋(ユディタ橋)に造り替えられた。 しかし1342年の洪水で

再び流された後に造られたのが現在のカレル橋である。

 

1.カレル橋いろいろ

 ● 下流(北)側にあるマーネス橋 (Mánesúv most)から

  カレル橋の全長は516m、幅は9.5m                                                     Jun. 11 2011          

  

 ● 橋の西側袂から

 

 フランツ・カフカ博物館横のレストランは、橋を下から眺める絶好のポイントかも、

 

 すれ違うことも出来ない狭い階段も古都ならでは .....

  

 

 ● カレル橋の上から上流側(南側)の眺め

  川の中州に架かる橋はレギー橋 (Legil most) 

 

2.橋塔

 ● 旧市街側(東)の橋塔は1400年に完成

  

 

  橋塔の内天井

  

 

 ● マラー・ストラナ側(西)の橋塔

  

    塔は二つになっており、左の低い塔は1342年の洪水で流された前の橋(ユディタ橋)

   の物をそのまま使っている。

 

3.欄干に立ち並ぶ聖人像たち

 上図の像No.と以下の写真No.は合致させている。

 結局、像の補修中でもあったような、見過ごしもあったであろう、3体が欠損してしまった。

 もう一度行く機会があれば、今度は必ず......

 

          これにて「中・東欧を訪ねる(6)カレル橋」は、お終いです。

 

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