撮り旅・ヨーロッパ

ハンガリーを拠点にカメラ片手に古い教会を主に写真撮影の旅を楽しみ、そこで拾った生活、文化情報を紹介します。

ハンガリー東部ミシュコルツをスケッチ(2)

2020-10-14 00:00:06 | 海外生活

前回に引き続き、

❸ ヴィジョリィ (Viszoly) 改革派(カルヴィン派)教会

  

     教会は13世紀にロマネスク様式で建てられ、その後14世紀にゴシック様式を

   取り混ぜた大きな内陣と塔を追加拡張した。

 

<ロケーション>         ..... 赤二重丸が今回の教会位置

 

 ■ 教会の外観 

 ● 13世紀創設期の祭壇と内陣(南側)

 

 ● 14世紀に追加された内陣と塔

 

 

 ● 教会の北側全景

 

 ● 東側(県道)より見た教会の全景

 

 ■ 内陣

  内陣の全景;奥が祭壇部で新旧の内陣は仕切り壁で分かれている。

  これだけ多くの壁画が保存よく残されている教会は珍しく貴重な遺物である。

 

 ● 祭壇部のフレスコ画(壁画)

 

 ◆ 13世紀の内陣にある壁画

    よく美術雑誌で見掛ける壁画でキリストを描いたようだ。

 

 ◆ 天井は交差リブのヴォールト構造に色が鮮やかに残っているのは嬉しい。

    

 

 ̻̻🔹 14世紀の内陣側の壁面には ....

 

 🔹 天井は板貼り

 

   13と14世紀の壁画を比較してみると、13世紀の方は青色を多く使っており

 絵自体も繊細に描かれているようである。

 

 ■ ここはハンガリーで最初に聖書が作られたところであり、教会の隣の博物館には

  印刷機や工場備品が展示されている。

  1590年に印刷された国内最初の聖書 ⇩ 

 

  これにて「ハンガリー東部ミシュコルツのスケッチ(2)」は、すべてお終いです。

  本ブログへのご訪問を感謝致します。

 

 

 


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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (小松音楽教室 さえ)
2020-10-14 07:38:47
おはようございます。
もしかして…こんにちは⁉︎くらいの時間ですか?
続けてスケッチを見られるなんてラッキー!で嬉しいです。
いつも思う事…ご自宅からどのくらいの時間がかかる場所なのかしら⁉︎
書かれたスケッチは、写真を撮ってパソコンの中に保存されていらっしゃる⁉︎
もしそうでしたら、書いた絵の方はどうなさっているのかしら⁉︎
変な質問ですみません。
素人目線ですみませんが、スケッチ、筆のタッチ⁉︎凄いですね。
いつもズームして見させていただいています。
ありがとうございます*\(^o^)/*
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さえさま、おはようございます! (バラトン)
2020-10-14 16:00:50
本当に月日の経つのは早いですね。コロナと騒いでいるうちに今年も暮れようとしていますね。
こちらはGo to 何がしなどないものですから、まだ自粛ムードで泊まりの旅行は躊躇う状況です。
今、題材にしている所は自宅から数百キロ離れていますので道路事情もありますが泊まりが必要ですから今まで出掛けて撮った写真も使っています。
描いた絵をスキャナでPCに取り込みまして写真のように使っていますが、ご存知のようにスキャナーって上手く色が識別できませんので、実際の絵の方がもっと綺麗に見えるかと思います。 安物のスキャナーですので尚更かと。
実際の絵は束ねてとってありますが、欲しい人がいたら上げようと思っています。 墓場まで持って行けませんので。 ただ飾るほど価値のある物でないのでカレンダーにしてみたらハンガリーの人や旅行好きな人には喜ばれるかも知れませんね。
とは言え、さえさまのように人様の為になるような行為ではないようですね。 人の為になるような生き方が羨ましいですね。 頑張って下さい。 よい一日を。

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まとまった絵・・・ (ひろ)
2020-10-14 19:37:14
こんばんは。
ハンガリーの教会のスケッチがこれだけまとまったら、バラバラにされないでいつか個展を開かれるとか、写真も加えて本にされるとか、是非それまでは手元で保存してください。バラトンさんらしい味のある絵、もったいないです。
出版されたら、先行予約します・・・手が出ない程の豪華本は困りますが。
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ひろさん (バラトン)
2020-10-14 22:15:43
こんばんは、
今週は雨の少ないこちらには珍しく、月曜日から雨模様の天気が続いており、外へ出て庭の掃除も出来ないので(この時期、枯葉集めにフウフウするんですよ)、さてNext のスケッチをと思って、昔撮った写真や原語でまともに読めない歴史書を眺めたりしていましたら、予想はしていたのですが Next は素晴らしい地域なんです。 多分、ハンガリーではもっとも素晴らしい教会が集まっている所なんです。
なんかワクワクして来ました。
一つ描きたい教会が以前行った時に、一部工事中で足場を組んでいたので、もう一度行きたいなあと思っているのですが、そこは夏が似合う所なんですよね、被写体というものは都合よくいかないものですね。 でもこうして昔の写真を眺めていますとよくも駆けずり回ったものだと自分ながら感心します。
本当に仕事していたのかな? なんて思ってしまいます。 そういう意味では価値はともかく貴重な画像でしょうね(現地人でも持っている人は非常に少ない筈です)。 早く、絵の実力をつけてそこをもっと大きな絵で描いてみたい、それまではクタバレないですね。
いろいろお気遣いありがとうございます。
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Unknown (まーちん)
2020-10-15 10:29:48
Balatonさま おはようございます。
横浜は梅雨のようなお天気が続いています!
ミシュコルツって落ち着いた素敵な街ですね
はじめて知りました。
ミシュコルツの駅は東京駅に似ていますね!
洞窟の温泉♨️入って見たいです!
ブログ拝見していると知らない事ばかりでこの歳になってお勉強させて頂いてます!
素敵なスケッチいつも拝見させて頂いています。
どのように保存されているですか?
写真ならパソコンにすぐに取り込めますが…
有り難うございました。
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こちらも雨模様 (バラトン)
2020-10-15 17:51:10
まーちんさん、
コメントありがとうございます。 今週は雨が極端に少ないハンガリーにしては珍しく、ぐずついた天気が続いております。
あ、ホントだ、ミシュコルツの駅、ちょっと東京駅のような赤レンガ作りですね。 私は多くの教会を訪ねたいので列車で旅することは滅多になく、クルマを使うことが多いので駅へ行くことは少ないんです。 でもこれから歳を取ったんでノンビリ、列車の旅の方が良いでしょうね。
絵は小さい卓上プリンターのスキャナー機能を使ってPCに画像として取り込みますと写真と同じように扱えます。 まーちんさんも古い貴重な写真(アナログ写真)を持っているかと思いすが、それを同様な方法でやるとPCで使えて重宝しますよ。 ちょっと、画像の粒子が粗くなりますが充分使えます。
まあ上等なプリンタならより鮮明かと思いますが、一般の市販のプリンタも最近は進化していますので
写真だったら、ネガからでも充分、街の写真屋での焼き付けと同等になります。 但し、絵はいまいち、綺麗に再現しませんね。
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Balatonさん、こんばんわ (たか)
2020-10-15 18:38:25
Balatonさんのブログを拝見させて頂いて
大分ハンガリー通になれた気がします。
もし、ハンガリーに行く事が有れば懐かしい景色として目に映りそうです。

そして何よりもスケッチが見られる事は絵の仕事をやって来た私にとりまして何よりも楽しい事です。
これから、どんな絵が見られるのか
楽しみにお待ちしておりますね。

Balatonさんのところでも紅葉は始まりましたか?
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たかさん、こんばんわ! (Balaton)
2020-10-15 20:29:03
そうでしたか、たかさんは絵の仕事をやられていたのですか? 道理で感受性は只者ではない筈だ。
これからも素敵なブログを期待しております。  ハンガリーに来ることがありましたら、是非ひと声掛けて下さい。 自称かも知れませんが日本人で一番ハンガリー(いや東欧かな)の事に精通していると、 ....大きな声で言えませんが、大分、会社のお金を使わさせて貰いましたしね。 ...コメントながらブログで書くほど大きな声はないかな、 これからは人に返還するということで許して貰おうなんて殊勝に思っています。
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たかさん、忘れ事 (Balaton)
2020-10-15 20:44:15
ハンガリーの紅葉は、昨日湖畔を散歩しましたら、黄色いのが見られるようになりました。  残念ながらハンガリーは赤いのが非常に少ない土地柄で真っ赤に山が染まるという光景がないのが唯一の欠点でしょうか。 そういう意味でも日本は世界で一番、美しい国であるような気がします。 自分のせいではないのですが誇らしい気持ちになって知人に日本のカレンダーなどを上げたりしています。
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Unknown (miyan)
2020-10-16 19:35:13
いつの間にかたくさんの更新で驚いてしまいました。
たくさんの教会そしてスケッチ見てまいりました。
写真にしてもスケッチにしても
ハンガリーの貴重な財産の様でBalatonさん素晴らしいです。
こんな風に残していていらっしゃる方は他にはいないでしょう...。
私..密かにBalatonさんの好きな絵をはがきサイズにコピーして小さい額に入れたいなぁ~と。
ダメかしら(^▽^;)
本当に綺麗なスケッチにそして協会に風景に
今日も見とれました💛

先日は介護の事を読んで頂いての感想をありがとうございます。
介護は大変でしたが嫁の立場ですからいつも冷静にできたんだと思います。
看護師さんが何があっても患者さんを怒らないように....実の親子だとそうはいかないようです。
感情が入ってしまってついつい怒ってしまうらしいのです。
私の人生の中で同居は一番の苦労で辛かったことなんですが
義両親が認知症になってからはとても楽になったんですよ。
色々ありましたが人生の勉強をさせて頂きました。
Balatonさん優しいお言葉をありがとうございます。

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