「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

トランプ賜杯は日本人力士へ 大相撲斜め見

2019-05-26 05:54:06 | 2012・1・1

令和になって初の大相撲五月場所は、誤解を呼ぶかもしれないが、あらかじめFIXしていたみたいに昨日の十四日目、平幕7枚目の朝乃山が長い相撲の上、大関、豪栄道に勝ち,そのあと、関脇栃ノ心が、横綱を瞬間叩きこんで勝った。この二番で朝之山ノ優勝が千秋楽を待たずに決まったが、双葉山時代から相撲を斜め目視している僕にはFIX相撲に見えた。

今場所は優勝常連の横綱白鵬がケガで欠場、話題としては大関の座から落ちた関脇栃ノ心が十勝してカムバックできるかぐらいであった。そこへトランプ大統領が来日して、優勝力士へ賜杯を出す話が出てきた。相撲は日本の国技である。相撲協会としては、優勝賜杯を外国人力士へ渡すわけにはいかない。僕も同じ思いで、大関の高安か豪栄道かと思っていたが、まさか三役経験のない朝之山とは思わなかった。

大相撲の人気の一つは話題だ。朝之山の優勝は、三役経験のない平幕力士とした、昭和36年夏場所の佐田の海以来、58年ぶり、富山県出身力士の優勝は第22代横綱、太刀山以来103年ぶりだという。トランプ大統領が土俵に上がり、朝之山に優勝賜杯を手渡す姿が楽しみだ。やはり、賜杯を受け取るのは日本人でなくては絵にならない。そのように仕掛けた相撲協会の”演出”は正しい。トランプさんも”Fake"ならぬ”FIx相撲だ〟などとtツ゚ゥイター”しないだろう.