「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

競馬は認知症に効能? ダービーを取りました

2016-05-30 05:59:34 | 2012・1・1
昨日のダービーで1枚100円の3連複の券1枚が当たり850円也をせしめた。先週のオークス2080円に次いで連続の戦果である。普通、公営ギャンブルの投票は1枚200円からのようだが、近所に住む70年来の友人が、長年の競馬ファンで、中央競馬会との取引口座を持っており、100円から投票できるので、年に24回の大きなレース、G-1だけ彼の名義で、一回500円に限り参加している。

昭和1ケタ老人を評して酒好き、ギャンブル好き、新聞好きというのだそうだ。僕もそうだったが、今は新聞好き以外は改まった。しかし、根はギャンブル好き、やはり、旧友からの誘いがあれば断ることはできない。一回500円、年24回ならば投ずる額は計12000円である、全部取れなくてもたいした額ではない。うち何レースかは当たることがある。ちなみに今年になってあったG-1レース10回の戦果は3勝7敗、合計の配当金はマイナス380円也だ。

偶数月の15日は公的年金の支給日である。この日には町のパチンコ屋や競輪場などの公営ギャンブル場は、年金を手にしたお年寄りで一杯になるそうだ。ギャンブルは人間の本能みたいなものだ。独り住まいの高齢者が僅かなお金をもってパチンコ通いする気持ちは同じ年寄りとしてよく解かる。

年に24回、月にすれば2回だが、G1レースのある日は楽しみだ。前の日から新聞やネットの予想を見て推理する。その楽しみはファンでなくては解からない。それ以上に楽しみなのは、旧友と”ああだ、こうだ”と電話やメールでやり取りできることだ。競馬は認知症に役立つという記事を読んだことがあるが、もしかすると、その効能があるかもしれない。