謹賀新年。明けましておめでとうございます。
平成26年首都圏の元旦は好天に恵まれ静かに明けた。平成も26年、あの小淵恵三官房長官(当時)がテレビの前で”新しい年号は平成です”という墨筆を国民の前に示してから、すでに四分の一世紀以上の歳月が流れた。早いものである。わが家でも三人の子供は皆、成長し、80歳を越えた僕ら老夫婦は、二人だけでお互いの健康を祝し屠蘇を酌み交わした。
小ブログは毎年新年「平成」と「昭和」の時代を対比しながら所感を述べてきているが、今年も「昭和26年」を顧みてみた。今考えると、この年はわが国にとって大変な年であった。9月にはサンフランシスコ対日講和条約が締結され、米国との間に安全保障条約が結ばれている。つまり敗戦による連合軍の占領体制が終結し、主権回復への道が開かれた年である。しかし、この年のマスコミの流行語は”逆コース”であった。前年始まった朝鮮戦争をきっかけに、米国の要請により警察予備隊(自衛隊)が創設されるなど、世の中全体が”逆コース”に向かい始めたというのである。
「平成26年」安倍晋三内閣が”逆コース”をとりつつある、という批判が一部にある。安倍内閣の憲法改正に対する意見や「靖国参拝」が”逆コース”だというのである。政府は昨年、主権回復の記念日を制定し、政府主催の式典を催したが、これに反対して出席しなかった知事がかなりいた。国民の間には、昭和26年の一連の動きをまだ”逆コース”ととらえ、その呪縛から解けない意見があるのであろうか。安倍内閣が目指す強い日本のどこが悪いのだろうか。
平成26年首都圏の元旦は好天に恵まれ静かに明けた。平成も26年、あの小淵恵三官房長官(当時)がテレビの前で”新しい年号は平成です”という墨筆を国民の前に示してから、すでに四分の一世紀以上の歳月が流れた。早いものである。わが家でも三人の子供は皆、成長し、80歳を越えた僕ら老夫婦は、二人だけでお互いの健康を祝し屠蘇を酌み交わした。
小ブログは毎年新年「平成」と「昭和」の時代を対比しながら所感を述べてきているが、今年も「昭和26年」を顧みてみた。今考えると、この年はわが国にとって大変な年であった。9月にはサンフランシスコ対日講和条約が締結され、米国との間に安全保障条約が結ばれている。つまり敗戦による連合軍の占領体制が終結し、主権回復への道が開かれた年である。しかし、この年のマスコミの流行語は”逆コース”であった。前年始まった朝鮮戦争をきっかけに、米国の要請により警察予備隊(自衛隊)が創設されるなど、世の中全体が”逆コース”に向かい始めたというのである。
「平成26年」安倍晋三内閣が”逆コース”をとりつつある、という批判が一部にある。安倍内閣の憲法改正に対する意見や「靖国参拝」が”逆コース”だというのである。政府は昨年、主権回復の記念日を制定し、政府主催の式典を催したが、これに反対して出席しなかった知事がかなりいた。国民の間には、昭和26年の一連の動きをまだ”逆コース”ととらえ、その呪縛から解けない意見があるのであろうか。安倍内閣が目指す強い日本のどこが悪いのだろうか。