「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

        頑張れ 「たちあがれ日本」

2010-04-11 06:42:40 | Weblog
昨日、平沼赳夫、与謝野馨両氏を中心にした新党「たちあがれ日本」の結党記者
会見をテレビで見た。平均年齢69歳、”シルバー党””たちがれ党”などと悪口さ
れているが、老いてますます盛ん。目指す憂国の志は僕も同じだ。頑張れ「たちあ
がれ日本」とエールを送りたい。

新党の”チアーガール”を自認する石原慎太郎都知事が先日”老人老人というが若
いヤツは、みんな腰抜けだ”と怒っていたが、たしかに一面は真理である。今の鳩
山内閣をみれば”日本丸”の沈没を憂慮するのは当たり前。なぜ若い者は、もっと大
きな声を出さないのだろう。安保闘争の頃の日本人のエネルギーは何処へいってし
まったのだろうか。

「たちあがれ日本」は今夏の参院選挙で善戦するだろうという予測がある。その根拠
は70歳以上の老人パワーである。日本の有権者数8千万人のうち70歳以上人口
は約2千万人もいる。そして、老人の選挙のさいの投票率は極めて高い。平成19年
の前回の参院選挙では、20歳代が36・03%なのに対し、70歳代は76・15%もあ
った。

民主党は政権公約で後期高齢者医療の即時撤廃を掲げ、鳩山代表(当時)が巣鴨の
お地蔵様の通りでおばあちゃんたちを騙している。民主党は出来ないものを出来ると
いって有権者を欺いてきた。その結果が今のざまだ。一方、自民党の河野太郎議員は
幹事長代理に指名されたとき”古い人は後ろに引き下がれ”といっていたが、この発言
は10年早いのでは!倒閣運動の先頭にたって汗をながしたらどうだろうか。