舞浜RC(MRC)&湾岸TC(WGTC)浦安市・江戸川区陸上クラブ

東京ベイエリア(浦安市,江戸川区)を拠点に活動している小中学生の陸上クラブ
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あきらめたらそこで試合終了だよ

2013年03月22日 02時40分56秒 | 日記

このブログ意外と色んな方に見られてるみたいです。
ただ最近それを意識しすぎてついついお行儀良くなってる気が…。
子ども達も見てくれているみたいだし、若手指導者にしか伝えられない事がある訳で。

という訳で今回はこの春休み陸上選手が読んでおくべきマンガ紹介。
小説の紹介なんかしてきましたが、正直心を熱く燃やしてくれるのはやっぱりマンガです。
『SLAM DUNK』読んで育ってきた世代ですからね。

ちなみに憧れの指導者像は『GIANT KILLING』の達海監督。
ただ俺はああはなれない。
現実的には『おおきく振りかぶって』のモモカンですかね。

最近は主人公よりもそういう立場に感情移入しちゃいます。
『NARUTO』のカカシも理想的ですね。
『ドラゴンボール』だとZ以降の悟飯に優しいピッコロさん。
『ONE PIECE』だとエース、いやシャンクスかな。

こういう話すると止まらなくなるのでおススメのマンガ紹介始めます。


『ちはやふる』末次由紀作
競技カルタが舞台なので勝つためにひたすら速さを求める主人公千早の姿に惚れ惚れします。
個人勝負の百人一首ですが団体戦もあり、なんとなく駅伝に似てる気もします。
クイーンを目指し頭の中がカルタしかない「無駄美人」千早を巡る恋の行方にも注目。
千早をカルタの世界に導いた新。
イケメンなのにどこか不器用な太一。
乙女心をくすぐります。

恋のライバルが同じ競技をしていて自分より格上なんてよくある話。
でも男はそれが一番のモチベーションですよね。
俺なんか中学時代は好きな子本人が自分より速いっていうどうしようもない状況でしたけど。

「負けない 負けない 攻めるんだ 攻めるんだ 終わらせない」
「個人戦で戦ってるとき 一枚はただの一枚だった いまは――――いまはチームの一枚を取りに行く」千早
「かるたの才能なんかおれだって持ってねえ きついけどやってんだ 負けるけどやってんだ だって勝てたとき どんだけうれしいか……っ」
「泣くな おれはまだ 泣いていいほど懸けてない "悔しい"だけでいい」太一


『3月のライオン』羽海野チカ作
お次の舞台は将棋。
脇役はいません。
登場人物それぞれにスポットが当たります。
将棋の世界も本当に苛酷。
勝ち続けなけれればいけない世界で棋士達は日々努力を積み重ねながら、戦い続ける事の意味を模索します。

いじめ問題にも言及してます。
答えはないのだけれどみんながこの本を読み様々な想いがある事に気付くだけで少しは減るんじゃないかな。
主人公零がいじめに立ち向かうひなたによって過去の自分を救われたように、僕も悩んでいた時期に一緒に走り続けたクラブの子達には感謝していてその恩を返したいと思った事が指導者としての出発点です。

「出るさ 絶対にタイトルに挑戦する そう決めている そう思わないでどうしてやっていける」二海堂四段
「"抜けない事があきらか"だからって "オレが努力しなくていい"って事にはならない」島田八段
「不思議だ ひとは こんなにも時が 過ぎた後で 全く 違う方向から 嵐のように 救われる事がある」桐山五段

作者の前作『ハチミツとクローバー』も大好きな作品です。


『バクマン。』大場つぐみ原作・小畑健作画
これはどちらかと言うと自分自身のバイブル。
学生時代の友達と二人で夢を追いかける姿についつい自分を重ねちゃいます。
漫画家としてトップに立つために徹夜は当たり前、さらに体調を崩し入院しながらも作品を描き続けます。
これみると自分ももっと追い込まなきゃって思いますね。


紹介した全作品に共通してるのが何かに夢中になりそれに向かって本気に取り組んでいるという事。
読み終わったら無性に走りたくなっていると思います。

親にマンガ読んで怒られたら、コーチが読めって言ったって言い訳して下さい(紹介したマンガに限る)。

コメント
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