駅伝シーズン到来という事で今読んでるのはこの本。
『風が強く吹いている』2006年三浦しをん著
寄せ集めの10人で箱根駅伝を目指す物語。
練習をまったくしてないのにいきなり5000mを15~18分台で走るなど長距離かじった人にとっては突っ込みどころ満載なんですが、「酒に強い奴は長距離も強い」っていう一文には妙に納得(クラブの父達を見てるので)。
読んでおけばよりいっそう箱根駅伝を楽しめるとは思います。
その箱根駅伝までいよいよあと一か月。
クラブのOBの大迫選手が所属している早稲田大学を応援しますと言いたいところですが、弟が東洋大学在学中のため我が家ではそっちを応援しないといけない雰囲気です。
箱根以外にもこれから毎週のようになにかしら駅伝が開催され、クラブの小中学生も早稲田駅伝、たてばやし駅伝、そして全国小学生駅伝の東京予選と大会が続きます。
昨日の早稲田駅伝や今日の駅伝の試走を見て思ったんですけどやっぱりタスキをつけるとみんな走りが変わります。
競技は違いますが水泳の北島選手はロンドン五輪のメドレーリレーで個人の決勝のタイムから1秒も縮めて銀メダル獲得に貢献しました。
ゴールに仲間が待っている。
それだけでこんなにも記録が違うのです。
力の出し方を知っているはずの一流選手ですらこうなのですから小中学生の秘めたるパワーは計り知れず、2週間後どんな結果になるか正直まったく予測できません。
それが駅伝の魅力でもあり怖い所でもあると思うのです。