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安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

マルコ・マルコーニ「NEW ROADS」、札幌エクセルホテル東急の朝食ブッフェ

2022-12-11 19:30:00 | ピアノ

12月2~4日の「ジャズとグルメの札幌旅行」で宿泊した、札幌エクセルホテル東急の朝食の写真をアップしました。とん丼やフレンチトーストといった実演で提供されるものが特に良かったです。素晴らしい実演(ライブ)作品です。

MARCO MARCONI (マルコ・マルコーニ)
NEW ROADS  (33 Records 2019年録音)

   

マルコ・マルコーニ(p, 1975年生)は、イギリスで活動していますが、生まれはイタリアで、音楽教育もイタリアで受けています。メンバーのマックス・イオナータ目当てで購入したCDですが、初めて聴いたマルコ・マルコーニの演奏、オリジナル曲が、ともに素晴らしい。

メンバーは、マルコ・マルコーニ(p)、トム・ファーマー(b)、エミリアーノ・カロセッリ(ds)、マックス・イオナータ(ss, ts Max Ionata)。英国ルートンにおけるライブを収録したCD。マックス・イオナータ(1972年生)はイタリアのサックス奏者で、来日もしています。椎名豊(p)のライブで聴いて、彼のファンになりました。

曲目は次のとおり。

1  Mandala (Marco Marconi)
2  You and the Night and the Music (Schwartz & Dietz) 【貴方と夜と音楽と】
3  Lembra De Mim (Lins & Martins)
4  F. M. P. O. V. (Marco Marconi)
5  Amar Pelos Dois (Sobral)
6  Nostalgia (Marco Marconi)
7  Ornithology (Charlie Parker)
8  Vuevo Al Sur (Piazzolla & Solanas)
9  Be Bop (Dizzy Gillespie)
マルコ・マルコーニの自作が3曲、スタンダード曲、ジャズオリジナル、ラテン系とバラエティに富んだ選曲。イヴァン・リンスの「Lembra De Mim」やピアソラの「Vevo Al Sur」が入り、リズムも多彩。

ライブ会場も大いに沸いていて、とても楽しめました。マルコ・マルコーニの演奏を聴いて、音色、テクニックの優れていることに驚き、経歴を調べたところ、ミラノ音楽院でクラシックをみっちりと修め、その後、ジャズに転換しています。マルコーニの自作で、明るいラテン系ナンバーの「Mandala」、イオナータ(ts)の落ち着いた演奏が美しい哀愁メロディーの「Lembra De Mim」、マルコーニ(p)の華麗なソロや、イオナータ(ts)の白熱したソロが聴ける「Ornithology」、「Be Bop」と、良作です。

【マルコ・マルコーニ ホームページ】

Marco Marconi (Jazz Pianist & Composer) – Jazz Pianist & Composer

(参考)本作品から「You and the Night and the Music」が映像つきで聴けます。

Marco Marconi Trio (feat. Max Ionata) "You And The Night And The Music" live at The Bear Club - YouTube

ライナーノートにある演奏風景。

マルコ・マルコーニとマックス・イオナータ

 

【「札幌 エクセルホテル東急」の朝食】

住所:北海道札幌市中央区南8条西5-420
電話:011-533-0109
ホームページ:【公式】札幌 エクセルホテル東急|地下鉄中島公園駅徒歩3分の好立地 (tokyuhotels.co.jp)

朝食会場は、一階のレストラン「ラーブル」です。

ブッフェ形式で、自分で好きな物をとってきます。

とん丼。実演で、お肉を焼いてくれます。

つみれ汁。

二日目の朝食は、前夜いろいろ食べたので、ごく軽くいただきました。パン中心です。

ホットサンドを作っているところです。

ハムとチーズを挟みました。パンは、札幌「おかめや」のもので、美味しい。

(参考)おかめや 工場直販店 - 発寒/パン | 食べログ (tabelog.com)

その場で焼いている「フレンチトースト」をいただきました。

フレンチトースト。生クリームを添えました。

ヨーグルト。ブルーベリージャムをトッピング。さすがに北海道で、乳製品が素晴らしい。

スープ代わりに、スープカレーをいただきました。さらっとしていて、朝食向けに作ってあるように思いました。二日間ご馳走さまでした。二階には、「しらかば」という和食レストランもあるのですが、コロナ以来、そこは閉じたままなのが残念です。


パスタのまち 高崎(3)デルムンドの「ハンブルジョア(ハンバーグ乗せパスタ)」  

2022-12-10 19:30:00 | グルメ

先日、群馬県高崎市に出かけました。夕飯時で、夕食どうしようかと思ったのですが、高崎市は『パスタのまち』としてPRし、パスタ屋さんも多いので、まず駅近くの「デルムンド」へ行きました。

パスタの上にハンバーグが乗っている「ハンブルジョア」を注文。全く考えないで注文したら、ボリュームがすごくて、びっくりしました。柔らかめのハンバーグ、食後の珈琲ともに美味しかった。

   

ビルの屋上に「DELMUNDO」の文字が光っています。道路を挟んで撮りました。

駅から歩いて近い、便利な立地です。

   

入口。お店はビルの二階です。

店内。カウンター席だけです。入口の方に向かい撮影。

メニュー。よくみると、Sサイズは200g、Mサイズは300gとありました。サラダ、珈琲も注文。

サラダ。量が結構ありました。

ハンブルジョアです。ハンバーグも大きくて、びっくり。ボリューム満点でしたが、なんとか食べ切れました。

ハンバーグの上には、ミートソースがたっぷりとかかっています。

麺は細いものです。タマネギ、マッシュルームも入っています。

ハンバーグは柔らかめで、僕にはありがたかった。

珈琲。ミルクと砂糖も持ってきてくれました。

濃いめで、雑味がなく、意外とよい味でした。

高崎駅近くの街路樹には、電飾が飾られてありました。ブルー主体です。

   

ペデストリアンデッキの横には、クリスマスツリーも。

月に1~2回は高崎市に行くので、昼食か夕食にパスタのシリーズをゆっくりと続けるつもりです。

【デルムンド(DELMUNDO)】

住所:群馬県高崎市通町141-3
電話:027-325-2314
ホームページ:デルムンド - 高崎(JR)/イタリアン | 食べログ (tabelog.com)


ジャズとグルメの札幌旅行2022年12月(5)ジャズ喫茶「Groovy」、レコード店巡り・購入レコード

2022-12-09 19:30:00 | ジャズ喫茶

ジャズとグルメの札幌旅行の5回目で、最終です。札幌へ行くと必ず寄るジャズ喫茶「Groovy」に今回も行きました。11月に東京へレコードを買いに行ったそうで、その時に購入したものを聴かせていただきました。

東京で活躍するベーシストの富樫マコトさんがいました。お店でライブを開催するなど、若手ミュージシャンの支援もしてきたので、マスターを慕う方も多いようです。レコード店も3軒回り、何枚か購入しました。

【GROOVY(グルーヴィー)】

住所:北海道札幌市中央区南3条西24丁目2-5 稲辺ビル 1F
電話:011-631-8280
ホームページ:グルーヴィー (GROOVY) - 円山公園/喫茶店 | 食べログ (tabelog.com)

外観

スピーカーなど。オーディオ機器に変更はありません。

コロナ対策でシートを設置しています。早く取れるようになればよいのですが。

雑誌なども増えていました。

新たに購入された、クロード・ウィリアムソンのレコード。スイングしていて結構よいものでした。

こちらも新たに購入された、ラッキー・トンプソンのレコード。スペインのEnsayoレーベルのものでオリジナル。珍しいと思います。

注文は、レアチーズケーキと珈琲。安定した味です。

サービスで出していただいた「おやき」。札幌では、今川焼のことを『おやき』といいます。これにはびっくりしました。長野で「おやき」というと全くの別物です。小豆の餡子が美味しく、さすがに北海道。

(レコード店回り)

Fresh Air目指して歩いているところです。狸小路7丁目に入ったすぐの右手にあります。

Fresh Airに到着。

Beatの看板

Beatはこの地下にあります。

Disc Evans

店内

新たに買い付けたレコードを試聴していました。Disc Evansの販売するレコードは、品質の良いものが多いですが、その分、お値段は高いです。

(今回、購入した中古レコード)

   

テディ・エドワーズ(ts)「Teddy's Ready!」(CONTEMPORARY)。Contemporaryレーベルの再発盤です。

   

ジャッキー・マクリーン(as)「CONSEQUENCE」(Blue Note)。日本のKingから発売されたもの。マクリーンに加え、リー・モーガン(tp)が好演しています。

   

シェリー・マン「234」(impulse)。モノラルのオリジナル盤で、RVG刻印入りだったので購入しました。ジャケットが今一つですが、国内盤と比べて、音質が良いです。

   

ローランド・ハナ「Impressions」(Skech)。ジャケットが異なる国内盤を持っていますが、オリジナルに出会ったので購入。珍しいものではありませんが、ジャケット、盤ともに綺麗です。

この他にも何枚か購入しましたが、よく見ると、レコード盤の状態が良くないものもあり、中身をよく確認しないで買っていたので、深く反省。それでも、回っていると楽しいので、また訪れたい(笑)。


ジャズとグルメの札幌旅行2022年12月(4)NICK MARSHALL カルテット・ライブ at「Lazy Bird」

2022-12-08 19:30:00 | ジャズライブ

札幌には、ジャズを聴くことのできるお店はいくつかありますが、本山禎朗(p)、伊藤宏樹(ds)というお気に入りのミュージシャンが出演する北24条にある「Lazy Bird」へ前回に引き続き出かけました。

Nick Marshall(ニック・マーシャル)というトロンボーン奏者のリーダー・ライブでしたが、そこに、来札中のテナーサックスの庵原良司(いはらりょうじ)が飛び入りし、2管編成のゴージャスな演奏も聴けました。

(出 演)

Nick Marshall (ニック・マーシャル) (トロンボーン)
本山禎朗(ピアノ)
秋田祐二(ベース)
伊藤宏樹(ドラムス)

庵原良司(テナー・サックス)

(曲 目) 

1  Like Someone in Love (Jimmy Van Heusen) 
2  Voyage (kenny Barron)
3  Infant Eyes (Wayne Shorter)
4  Fee-Fe-Fo-Fum (Wayne Shorter)
5  What is This Thing Called Love (Cole Porter)

《休憩》

1  Take The Coltrane (Duke Ellington)
2  Equinox (John Coltrane)
3  502 Blues (Jimmy Rowles)
4  C Jam Blues (Duke Ellington)
5  Blues Connotaion  (Ornette Coleman)
6  Blue Monk (Thelonious Monk)

(感 想)

スタンダード曲に加え、ウェイン・ショーターやオーネット・コールマンの曲が取り上げられ、演奏も充実したよいライブでした。ニック・マーシャル(tb)はトロントから来日し、関西で活動しているようです。まろやかな音色で吹いていて、「Like Someone In Love」あたり、ロマンティックで良かった。

本山禎朗(p)さんの「Voyage」や「Equinox」におけるソロが良く、両手を使ったユニゾンも効果的でした。伊藤宏樹(ds)さんの出番も多かったのですが、飽きさせないソロはさすがです。この二人については、今回は、サイドメンでしたが、次は、本山トリオでの演奏を聴きたい。

庵原良司(ts)さんは、「ブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラ」のメンバーとしてサッポロ・シティ・ジャズに出演するなどのため、現地にいました。「What is This Thing Called Love」や「Blues Connotaiton」あたりで、かっこよく痺れるソロを聴かせ、こういう飛び入りは大歓迎。

(以下、当夜の様子です。)

トロンボーンとテナー・サックスの2管編成。豪華です。

庵原良司さんのソロ。ハードボイルドで、かっこいいです。音の切れも素晴らしい。

   

秋田祐二(b)

   

伊藤宏樹(ds)

   

北24条駅近くの写真。下町といった風情です。駅近くの街は、意外に大きいのかもしれません。

Lazy Bird外観。

【Lazy Bird】
住所:札幌市北区北24条西4丁目
電話:011-707-7388
ホームページ:lazyBird

本日の出演者。

ライブ開始前に談笑。左に本山禎朗、右にニック・マーシャル。二人は、関西でも共演しているようです。英語で話していますが、こんど、甲子園に野球を見に行こうと、大いに盛り上がっていました。

   

当夜持っていったCD、本山禎朗「As it is」にサインをもらいました。本山さんは、長野県小諸市の生まれで、育ったのは滋賀県です。

開始前のLazy Birdカウンター。写真には写っていませんが、来日している英語の先生など3人組がいて、談笑中です。

終演は、なんと23時近くでした。ライブ終了後、地下鉄ですすきのに戻り、東急レイホテルの近くを歩いています。ノルベサの観覧車のネオンがきれいです。

【参加ミュージシャンのホームページ】

本山禎朗:HOME | home (tmbasspiano.wixsite.com)

伊藤宏樹:Jazz Drummer 伊藤宏樹 Web Site (livedoor.jp)

庵原良司:-Ryoji Ihara Official Web Site- – 庵原良司のオフィシャルサイトです。 (ihararyoji.com)


ジャズとグルメの札幌旅行2022年12月(3)【すすきの居酒屋「函館 開陽亭 別邸 大三坂 本店】

2022-12-07 19:30:00 | グルメ

ジャズとグルメの札幌旅行2022年12月の3回目で、3日(土)深夜に一人で寄った居酒屋「開陽亭 別邸 大三坂 本店」について記します。札幌東急レイホテルレストランプラザ地下の開陽亭には入ったことがあります。

「別邸 大三坂 本店」に初めて入りましたが、カウンター席もあって一人で入るのに最適で、絶品の「カニクリームコロッケ」、名物「うにぎり」と、料理も美味しく、リピートしたいお店になりました。

建物外観。場所的には、札幌東急レイホテルの近くです。

入口。大げさな店構えでないのも好印象。「PERFECT CLASSIC」の文字にも釣られました。

カウンター席に腰かけました。入り口の方に向かい撮影。

まずは、ビール。サッポロビールの「THE PERFECT CLASSIC」です。美味しい。

パーフェクト・クラシックは、『サッポロビールが公認する「完璧」なクラシックのことです。グラス洗浄・サーバー管理・サービングなどについて覆面調査をパスした店舗にのみ認定され、認定店には特別な泡付け器の使用が許され、通常よりもミクロン単位で細かくなるクリーミーな泡付ができる』ようです。

お刺身用のお醤油。

刺身の一人盛り。貝も含めてよいものでした。僕はサーモンが得意ではないのですが、このサーモンはさらっと食べれて美味しく、さすがに長野とは違うと、感激しました。

刺身のアップ。

カニクリームコロッケ

カニの身が本当に入っていて、素晴らしい品物。

手羽先の燻製。ちょっとおつまみに頼みましたが、本来は、「活イカ」、「エゾ鹿のロースト」あたりが売れ筋のようです。次回は、それらを注文してみたい。

名物「うにぎり」。

うにがのっていますが、そこにいくらのトッピングをお願いしました。

少し食べて、最後にのりを被せました。

海苔の味噌汁。こちらも、良かった。

【函館 開陽亭 別邸 大三坂 本店】

住所:札幌市中央区南5条西6丁目 リッチ会館 1F
電話:011-520-0155
ホームページ:活イカ・活カニ・北海道の天然海鮮【函館 開陽亭すすきの】 (kaiyoutei.co.jp)