先日出かけた栃木県足利市のプラザハマダという喫茶・雑貨販売のお店では、音符カステラというユニークな品物を売っていたので、自宅用に2包み買ってきました。さっそく紅茶と一緒にいただきましたが、チョコソースやジャムをかけて食べるとなお良さそうでした。大音量だとなおよく聴こえるアルバム。
ART FARMER (アート・ファーマー)
BENNY GOLSON (ベニー・ゴルソン)
HERE AND NOW (MERCURY 1962年録音)
アート・ファーマー(tp, 1928~99年)とベニー・ゴルソン(ts, 1929年生)が結成したジャズテットは、1960年から61年にかけてアーゴレーベルに4枚のアルバムを録音し、続いてマーキュリーレーベルで2枚のアルバムを作っています。これはその一枚です。
メンバーは、アート・ファーマー(tp)、ベニー・ゴルソン(ts)、グラチャン・モンカーⅢ(tb)、ハロルド・メイバーン(p)、ハービー・ルイス(b)、ロイ・マッカーディ(ds)。このグループは、編曲をしっかり行い洗練されたハードバップを演奏しましたが、62年まで3年間ほどの活動にとどまりました。
曲目は次のとおり。
1 Tonk (Ray Bryant)
2 Rue Prevail (Art Farmer)
3 Richie's Dilemma (Harold Mabern)
4 Whisper Not (Benny Golson)
5 Just in Time (Jule Styne)
6 Ruby, My Dear (Thelounious Monk)
7 In Love In Vain (Jerome Kern)
8 Sonny's Back (Grachan Moncur Ⅲ)
メンバーのオリジナル4曲に有名ジャズオリジナル2曲、ミュージカル中の曲2曲と、バランスよく選曲されています。グラチャン・モンカー三世作曲の「Sonny's Back」は、ボブ・ロックウェル(ts)がテーマ曲としていて、僕も好きな曲です。
ファーマーとゴルソンをはじめとしたメンバーのソロが一聴に値しますが、ブルーノートレーベルに新主流派的なアルバムを残したグラチャン・モンカー3世のオーソドックスなプレイが聴けます。「Tonk」はファンキーがかった曲想が楽しく、メイバーン(p)のソロがリズミカル。「Richie's Dilemma」は、ラテンリズムの快活な曲で、ファーマー、モンカー、ゴルソンとエキサイティングなソロが続きます。肩の力を抜いたようなファーマーのプレイが印象的な「In Love In Vain」や早いテンポの「Sonny's Back」も面白い。
【プラザハマダの音符カステラなど】
プラザハマダホームページ:PLAZA HAMADA
お茶の時間です。
音符カステラ。ト音記号がユニーク。
音符カステラ拡大。
紅茶はアール・グレイ。実はいただきものです。
京都市の会社が販売しているものです。
リヒャルト・シュトラウスの歌劇「ナクソス島のアリアドネ」(DVD)を観ながら。