安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

手袋など登山用品の小物を購入しました。

2017-08-25 19:47:28 | 登山・ハイキング

お盆前に行った天狗岳登山は、天候が悪く、ガスで前が見えず、山頂付近では細かい水滴が降ってきているかのようでした。注意しながら歩きましたが、手を使うことも多く、持って行った軍手は汗と水滴で濡れてしまい、よい手袋の必要性を感じました。

そこで、手袋を買いに長野駅前の石井スポーツにいきましたが、かねてよりほしかった、熊対策用の、よく鳴る熊用鈴と笛、さらに、マグカップも購入しました。会計を済ましたところ、石井スポーツ松本店の開業30周年記念で手ぬぐいをもらいました。松本、長野店の合同企画なので長野でも配布しているとのことでした。

ゴアテックスの手袋。手袋コーナーで、薄い手袋をし、その上からこの手袋をはめてみて、入ったので、この大きさでいいそうです。そうすると、2000m級の冬山用にも使えるそうです。この手袋を使いますが、梯子や鎖場用などに、滑り止めのついた軍手も常に持っていきます。

よく鳴ります。現在ももっているのですが、それはあまり聞こえないので、買いました。気休めかもしれませんが、熊が多そうな山域ではあるにこしたことはありません。

緊急用コール(笛)。熊対策もありますが、ガスの中で見えなくなったときなど、場所を知らせるにも使えると思い購入。

ありがたいことに、山頂での休憩時に珈琲をいただくことがあるのですが、まともなカップをもっていなかったので、とりあえず購入。チタンのものがほしいのですが、かなり高いので、今回はこれで我慢。チタン製のものは、他の店もみて、購入するつもりです。

松本店30周年記念で、もらった手ぬぐい。長野県内の指定された30座のうちの一つの山頂で、この手ぬぐいを持って写真を撮り、応募すると登山用品を抽選でプレゼントしてくれるという催しをやっています。期間が2017年8月30日までなので、間に合いそうもありませんが、手ぬぐいだけでも嬉しい。


斑尾高原で希望湖などを散策(長野県飯山市)

2017-08-24 20:54:09 | お出かけ・その他

先日、長野県飯山市斑尾高原内にあるレストラン・バーの「Jazzy」に行ったのですが、時間が少しあったので、高原内を散歩してみました。希望湖(のぞみこ)には、釣り客やボートに乗る方などがいましたが、静謐さが漂い、ゆったりと過ごすのに格好な場所でした。

【斑尾高原ビジターセンター 山の家】

住所:長野県飯山市斑尾高原11492-70
電話:0269-64-3222
ホームページ:yamanoie (斑尾高原観光協会のホームページ)

斑尾高原の総合案内所です。観光協会の事務局があって、案内だけでなく、イベントなどの開催も行われています。

壁にはフォトコンテストの優秀作品が飾ってありました。

   

斑尾山や毛無山に登る際の参考に、斑尾観光協会で販売していた地図を買いました。

【斑尾山、スキー場ゲレンデなどの様子】

斑尾山とスキー場ゲレンデ。

子供用のオートコース

アスレチック系統の施設もあります。

【希望湖(のぞみこ)】

堤体を見てもわかるとおり、本来は農業用の灌漑施設(ため池)です。釣りとボートが楽しめます。

右に見える建物は、ボートハウスで、釣りの料金もこちらで払います。

 

すぐ横には、小さな池もあって、子供も釣りが楽しめるようになっています。

【希望湖近くに咲いていた花】  

名前がわかりませんが、そのへんで見かけるものが多いと思います。

アザミ

ヤマホタルブクロ


イヴ・ボスウェル EVE

2017-08-23 20:01:45 | ヴォーカル(E~K)

ヘルスチェックのため、近所の板倉内科に行き、血液や尿検査を行い評価してもらいました。1年前と比べて、中性脂肪が2500mgから227mgへ、総コレステロールも282mgから247mgへと改善していました。体重を4kg落としたのが寄与しましたが、どちらの値も基準より高いので、先生からは、あと2kgの減量を目指すように指示されました。そこで、奥様が不在ということもあり、夕食はHotto Motto(ほっともっと)の「20品目の彩弁当」(406kcal)にしてみました。スリムな歌姫の枯葉を聴きます。

EVE BOSWELL (イヴ・ボスウェル)
EVE (Capitol 1956年録音)

     

ハンガリー生まれで、イギリスで活躍したイヴ・ボスウェル(1922~1998)は、英国パーロフォンレーベルに録音を残しましたが、アメリカではCapitolレーベルがタイトルを変えてリリースしています。拙ブログでは「The War Years」を取りあげましたが、その前のCapitolの第一作「Eve」(Parlophone原盤は10インチの「Sugar and Spice」)を聴いてみました。

彼女は、語学に堪能で4か国語を流暢に話したそうです。副タイトルに、「Songs in Eight Languages by England's Sweetheart」とあり、ここでは8か国語を用いてそれぞれの国の曲を録音しています。伴奏は、Reg owen's Orchestraで、ストリングスも加わります。早い曲もありますが、ほとんどバラード系です。

曲は、各国のスタンダード曲です。「Anna」、「Gypsy Moon」、「April in Portugal」(ポルトガルの四月)、「Santa Lucia」(サンタ・ルチア)、「Autumn Leaves」(枯葉)、「Once in a While」、「Mexican Hat Dance」、「You Go To My Head」(忘れえぬ君)、「Saries Marais」、「Skye Boat Song」、「Auf Wiederseh'n, My Dear」、「Someday I'll Find You」の12曲。

イヴ・ボスウェルの甘さを湛えたしっとりとした歌声で、ポピュラー系のムーディーな歌が楽しめます。8か国語も用いていますが、それぞれ発音がきれいなのには驚きます。絶品なのは、フランス語と英語で歌う「Autumn Leaves」ですが、「April in Portugal」や「Santa Lucia」、「You Go To My Head」なども柔らかく歌われていて素晴らしい。これを書きながら、本アルバムを3回繰り返して聴いてしまいました。レコードジャケット裏面の写真がいいので、裏面も掲載しました。 

【Hotto Mottoの彩り弁当】

長野駅東口近くににあるホットモット

店内。「肉と飯」をテーマに商品展開をしているようです。

20品目の彩弁当。406キロカロリーとかなり低いカロリーの商品はこれだけです。野菜が多くてよいです。それにしても、現在の体重から2kgの減量は難しいと思われますが、1kgくらいはなんとか達成したいと考えています。


JAZZY(ジャズ喫茶 長野県飯山市斑尾高原)

2017-08-22 20:13:59 | ジャズ喫茶

斑尾高原では、1982年から2003年(1995~1997年は中止)まで、ニューポート・ジャズ・フェスティバル・イン・斑尾が夏に開催されていました。豪華な出演陣で、僕も何回か観ました。2007年からは、地元の方などの企画で、社会人ビッグバンドなどが出演する斑尾ジャズが開催されています。

そのような場所に相応しく、ジャズを流しているレストラン、バーの「JAZZY」が営業を行っています。店内には、ジョン・コルトレーン(ts)の演奏するバラードが流れ、壁には、ニューポート・ジャズ・フェス・イン・斑尾の出演ジャズメンの写真やサインが飾ってありました。ジャズ度が高いので、ジャズ喫茶のカテゴリーで取り上げます。

斑尾高原ホテル手前のレストラン街の一画にお店はあります。

外観。八角屋根の造りが面白いです。

看板

店内。テーブルが5つとカウンター席が3つありました。壁には、ジャズミュージシャンの写真やサインが貼ってあります。

座ったカウンター席から眺めた店内。

入って左手には、CD棚があり、CDを使ってジャズを流しています。ミュージシャンの大きな人形が飾ってありました。

壁に飾られた写真

ミュージシャンのサインなど。B.B.Kingのサインがありますが、僕もステージを観ました。

夜のジャムセッションの様子。アーネット・コブ(ts)の迫力のあるブローには本当に驚きました。

カウンターの上に設置してあるスピーカーから音が流れていました。

当店の名物の焼きカレーを注文。

野菜などが半端なくのっていて、ボリュームがあります。

カウンター席の隣には、サンフランシスコからきたという米国人青年が一人座って、ビーフステーキを食べていました。流れているジャズに耳を傾けて『コルトレーン大好き』と話をしていて、アメリカの若い人の中にもジョン・コルトレーンを聴く人がいるのだと、ちょっと嬉しくなりました。

【Jazzy】

住所:長野県飯山市斑尾高原1101-78
電話:0269-64-3767
営業:11:00~14:00 (Lunch Time)、14:00~17:30 (Cafe Time、休みの場合あり)、17:30~21:00 (Restaurant & Bar Time)
定休日:水曜日、他(不定休)
※ オフシーズン(4月~7月上旬、10月~12月上旬)の営業日は、お問い合わせください。
ホームページ:madarao-jazzy.com


ファビオ・ルイージ指揮サイトウ・キネン・オーケストラコンサート(8月20日 長野県松本文化会館)

2017-08-21 20:05:28 | 演奏会・ライブ

8月20日(日)に、セイジオザワ松本フェスティバルの一環であるファビオ・ルイージ指揮サイトウ・キネン・オーケストラコンサートを聴いてきました。ルイージの指揮で聴くのは、昨年のオネゲルの交響曲に続き、2回目です。

   

(出 演)

指揮:ファビオ・ルイージ
管弦楽:サイトウ・キネン・オーケストラ

(曲 目)

マーラー:交響曲第9番 ニ長調 

(感 想)

演奏が終わると同時に、たいへんなものを聴いてしまったという感想を抱きました。マーラーの交響曲第9番の終結は、静かに閉じていきますが、第4楽章の緊張感たるや客席まで伝わってくるかのようでした。ファビオ・ルイージの指揮は、率直・的確に曲を表現していて、マーラーの想いが強く反映された音楽のように思われました。

サイトウ・キネン・オーケストラの弦楽器のサウンドは、色彩感が豊かで、濃密で分厚く、次元の異なった音が鳴っているような気がしました。木管や金管、ティンパニには、欧米の一流オーケストラの外国人奏者も座り、破綻のない素晴らしい演奏を繰り広げてくれました。

ルイージは、これで4年連続の出演です。8月15日にリハーサルを始め、18日、20日と2回のコンサートを行ったわけですが、マーラーの大曲を、優れているとはいえ臨時編成のオーケストラを用いて、短期間にまとめあげる能力、集中力は並大抵のものではありません。

来年も彼の出番があれば聴きにくるつもりで、力を込めてカーテンコールの拍手をしました。

   

3つのオーケストラプログラムがあるのですが、聴いたのはAプログラムです。

【長野県松本文化会館(キッセイ文化ホール)の様子】

会場入り口

ホールに向かう道沿い。

グッズやCD、DVDなどが販売されていました。

この階段を上がって2階からホールへ入ります。