登山に出かけると泥や汗で着ていったものがかなり汚れます。当然、洗濯をしなければなりませんが、帰宅した当日は疲れていたり、梅雨の時期だと天候を気にして、すぐにとりかからず放っておくことになりかねません。そこで、コインランドリーを利用してみましたが、洗いから乾燥まで、簡単便利で癖になりそうです。お金はかかりますが、特に梅雨など乾きにくい時期には重宝です。たまに聴きたくなる癖になっているアルバムを。
SONNY CLARK (ソニー・クラーク)
SONNY CLARK TRIO (TIME 1960年録音)
最近ジャズ喫茶によく寄りますが、現在でも聴かれている1950~60年代のアルバムは、素晴らしいのものが多く、また、お店の装置によってはサウンドやフレーズが、新鮮に聴こえることもあります。ソニー・クラークもかつてジャズ喫茶でよく聴きましたが、ブルーノートレーベルのものが多く、このタイム盤は学生時代から自室で聴いていました。
メンバーは、ソニー・クラーク(p)、ジョージ・デュヴィヴィエ(b)、マックス・ローチ(ds)。マックス・ローチの演奏は、1970年代にビリー・ハーパーらを従えて来日した際に、2回聴きました。ローチのプレイは、ハイハットでソロをとるなどしていましたが、それほど面白くなくて、パウエルやこのクラークの伴奏におけるプレイの方がよっぽどよいと思ったものです。
曲は、全曲ソニー・クラークのオリジナルです。「Minor Meeting」、「Nica」、「Sonny's Crip」、「Blues Mambo」、「Blues Blue」、「Junka」、「My Conception」、「Sonia」の8曲。それぞれテーマのよい特徴のある曲ですが、どの曲も続くソニー・クラークのソロと一体となって、なお一層の輝きを放っています。「Minor Meeting」は、取りあげる人もいます。
ブルーノート盤の「Sonny Clark Trio」の方が親しみやすいので、はじめはそちらばかり聴いていました。このアルバムは、ソニー・クラークの自作品ばかりなので、一見とっつきにくいかもしれませんが、内容は、甲乙つけがたいものだと思います。彼の重いタッチで弾くテーマは耳に残り、アドリブも一体となって、まさに一つの見事な作品になっています。「Minor Meeting」や「My Conception」、「Junka」など学生時代に買ったレコードで聴いていますが、未だに飽きません。
【コインランドリー、珈琲哲学】
長野県安曇野市豊科のショッピングセンターにある施設です。
このコリンランドリーは、かなりフル回転で、利用者の多い店舗です。すぐに乾いて助かりました。
長野県内にはコープのお店はそんなにないのですが、こちらは大きいお店です。
珈琲哲学。
珈琲を飲みました。ピザなどの飲食メニューも豊富で、家族連れの利用も多いように見受けられました。
ソニー・クラークのタイム盤は、74年発売のSJ誌幻の名盤読本の巻頭カラーで紹介されたほどの貴重盤でした。まだ日本で再発されていませんでしたので、所有しているジャズ喫茶は限られていました。リクエストして「Minor Meeting」がかかる瞬間はドキドキしたものです。クラークの作曲家としての力量がわかるレコードです。
鉄道は地震の影響をもろに受けるので、たいへんだったと思います。遅れるにしても無事帰宅できてなによりでした。「DAY BY DAY」へ行きたいですが、年内は厳しそうな状況です。
「幻の名盤」という言葉も現在ではあまり聴かれなくなりました。記憶違いだといけないと思い、本アルバムの購入時期を調べたら、大学生の時の1975年に仙台のサイト―というレコード店で購入していました。
ジャズを聴くのが新鮮で、楽しくなっていた時期なので、記録が残っていました。今では溢れすぎて、どこになにがあるかわからなくなっています。ちょっと反省。
ジャズ愛の深さやコレクションで僕などが、かなう訳ないからこその安曇野さんに強く感じてやまぬ僕の篤いリスペクトなのですから! ではッ
コメントありがとうございます。ジャズ愛好者ということでは、皆同じですから、いろいろわいわいと書き込んでいただいたり、話をしたりということが楽しいので、気楽にジャズや音楽の話ができればと思います。
作曲やピアノを勉強されている大西さんには教えていただくことが多いと思うので、また、いろいろとコメントなどいただければ幸いです。