安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

笹島明夫(g)、マーク・トゥリアン(b)ライブ (3月17日 札幌D-BOP)

2018-03-23 20:01:18 | 演奏会・ライブ

札幌旅行中の3月17日(土)にライブハウス「D-Bop」で、笹島明夫(g)とマーク・トゥリアン(b)のデュオ演奏を聴きました。笹島さんは、在米40年のギタリストで、ロン・カーターやジョー・ヘンダーソンと共演経験もある方です。マーク・トゥリアン(b)さんは、現在日本に住んでいますが、グレン・ミラー・オーケストラに在籍したり、ウィントン・マルサリスとの共演なども行った経験のあるベーシストです。

   

(出 演)

笹島明夫(g)
マーク・トゥリアン(b)

(曲 目)

(第1ステージ)

モーニングレイ (笹島明夫)
You and The Night and The Music
Here There and Everywhere(ポール・マッカトニー)
All The Things You Are
Prelude to A Kiss
ブラジリア?(笹島明夫)
春よ来い (童謡)

(第2ステージ)

Alone Together
It's All Right With Me
Waltz for Evans (笹島明夫)
アキオロジー (笹島明夫)
Eerytime We Say Goodbye

Darn That Dream (アンコール曲)

(感 想)

笹島明夫(g)さんは、アメリカから戻って札幌中心に活動をされていますが、全国的にも知られたプレイヤーです。初めて演奏に接しましたが、多彩なフレーズ、繊細な表現、美しいハーモニーと、なかなかいい演奏でした。ちょっと思い浮かべたのは、ジョー・パスやジム・ホールです。

マーク・トゥリアンさんは、デュオということで、ピチカートに弓弾きにと大活躍していました。「You and The Night and The Music」、「It's All Right With Me」は、メロディをベースが弓弾きでとっていました。ゆったりとしたテンポで、原曲の良さを引き出しているように思いました。

ビートルズ・ナンバーの「Here There & Everywhere」は、笹島さんのソロも快調で、ビートルズの曲はジャズにしやすいとはいえ、グルーヴィーさもあり、印象に残りました。オリジナル曲も難しいものはなく、中では「Waltz for Evans」が気に入りました。笹島さんのギターはアコースティックで、ややパキパキとした感じに聴こえ、ケニー・バレルやウェス・モンゴメリーあたりに近い音色なら、なお一層僕の好みにあった気がします。

「D-BOP」の従業員の方は親切で、おもてなしがよく、それも含めてよいお店です。実際にはなかなか難しいですが、機会があれば、ライブを聴きにまた寄りたいと思いながらお店をあとにしました。

笹島明夫(g)

  

マーク・トゥリアン(b)

【笹島明夫ホームページ】

sasajima.akio (facebookです)

【D-BOP】

住所:北海道札幌市中央区南1条西19丁目291 番地山晃ハイツB1F
電話:011-613-3999
ホームページ:d-bop.com

地下鉄東西線の西18丁目駅から比較的近いです。

地下一階にあります。

お店の入口

ステージ

エビスビールをいただきました。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。