安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ジュリー・ロンドン SWING ME AN OLD SONG

2009-05-07 23:22:33 | ヴォーカル(E~K)

連休中のほとんどは安曇野市の自宅で読書などをしてゆっくりしていました。少しは出かけようかと、車で10分くらいのところにある日帰り温泉の「(市営)山の神温泉」に行ってきました。移動中の車の中は温泉ではありませんが、CDのかけ流しです。

JULIE LONDON (ジュリー・ロンドン)
SWING ME AN OLD SONG (Liberty 1956年録音)

 Swingmeanoldsonglptimecd

ジュリー・ロンドンの歌声は夜に相応しいような気がして、ドライブ用にはどうかなと思いましたが、「草競馬」が入っているので、SWING ME AN OLD SONGを持ち込みました。LPTIMEレーベルから復刻されたCDです。タイトルどおり、S・フォスターなどの古い曲を歌ったもので、ジミー・ロウルズ(ピアノ)をリーダーとしたバンドが伴奏に当たっています。

1曲目は「Comin' Thru The Rye(故郷の空)」ですが、「だれかさんとだれかさんが麦畑、こっそりキスしていいじゃないの」が原詩の意味で、2曲目が「Cuddle Up A Littele Closer(きつく抱きしめて)」で、話が偶然続くので面白くて笑いました。他に、「After The Ball」、「Old Folks At Home(故郷の人々)」、「 Camptown Races(草競馬)」、「Row, Row, Row」、「By The Beautiful Sea」、「Bill Bailey, Won't You Please Come Home?」、「Three O'clock in The Morning」など全12曲です。

大きな音で聴いた方が楽しさが増すようです。「Comin' Thru The Rye」では、歌の方が思いっきりスイングし、間奏のトランペットも好演しており、これだけでドライブが2倍は楽しくなります。「Camptown Races(草競馬)」は、バックにコーラスを配するなどして、気分爽快な一曲です。

「Bill Bailey,Won't You Please Come Home?」では、イントロからCount Basie(カウント・ベイシー)風のリズムが飛び出してきます。可笑しいのは、ピアノだけでなく、ベース、ドラムスもベイシー楽団のオール・アメリカン・リズム・セクション風です。BaileyとBasieを掛けたのでしょう。全編ジュリーの好調な歌が続きますが、しっとりした曲もあるので、魅惑的な彼女の歌声はやはり部屋で聴いた方がいいような気がします。

<山の神温泉>

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温泉は、ナトリウム炭酸水素塩温泉で、神経痛、冷え性、筋肉痛などにきくようです。そう広くはないですが、露天風呂もあります。私が入っていた時には、若い方も多くきていました。休憩室もあります。400円で入れるので安いですね。携帯で撮ったので、写真がぼけていてすみません。

湯多里山の神 電話 0263-73-5422