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1995年の阪神淡路大震災がきっかけとなり自動書記で突如絵を描き始める 絵の仕事は26年目 ブログ光のチャレンジは11年

☆ 「 時実新子展 」を観てきました♪

2017-09-24 | 日記
金木犀の香りが漂うとふるさとの秋祭りを思い出します♪

私の郷里の「灘祭り」(けんか祭り)の頃(10月14、15日)にはいつも金木犀の香りがしていました。


あの夏の凄かった暑さもどこへやら、いきなり秋がやって来た氣がしますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

寒暖の差が激しくて体調や心の調子が何となく整わない感じだった人も、もう大丈夫!

お彼岸が来ると何とはなしにほっとして、心身も落ち着くのではないでしょうか。。


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さて、先日、娘の祥月命日の墓参のあと、姉妹揃って姫路文学館で開催されている「時実新子展」 を拝観。

没後十年の特別企画展にも関わらず、観覧料が常設展と同じ料金で、
「先生、いいんですか?こんなにお安くて。。」と思わず心の中でつぶやいてしまいました。


川柳作家として「徹子の部屋」にもゲスト出演されたぐらい有名だった新子先生。

実は姫路の鍵町に住んでおられた時期があり、その時偶然に私もすぐ近くに住んでいたので、先生のご自宅に川柳仲間たちと一緒によくお邪魔していました。


その頃はペストセラーになった『有夫恋』もまだ出版されておらず、有名になられる前だったこともあり、みんなすっかり先生に甘えて、先生が握ってくださるおむすびなどいただいたり、それはそれは賑やかに盛り上がっていました。

神戸新聞社(姫路支社)のカルチャー川柳教室(私たちはその第一期生でした)の終わった後は、みんなで喫茶店でお茶したりもしましたが、先生も氣さくに参加されて、何とお茶代まで先生にご馳走になったり。。

若くて未熟だったからとはいえ、ほんとうにラッキーな私たちでした。


そして、その時代の先生や仲間たちが写っている写真が展示物の中にあり、
何と! そこに私もみんなと一緒に写っていて、一人ずつ名前まで紹介されていて、びっくり!!

姉妹たちもとても驚いていました。


もう今は川柳からはすっかり遠ざかっていますが、その時代がまさに「私の第2の青春時代」だったかも!? 

ほんとになつかしかったです♡


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それなのに、そんなにお世話になった大恩ある先生に何のご恩返しも出来ていない私。

内心忸怩たる思いもありますが、またこれからぼちぼちこのブログでも川柳や想い出話をご紹介したりして、少しでも何かのお役に立てればうれしいです。


そう、そう、先生には大阪のセルヴィスギャラリー(旧)で開催した私たちの「宇宙画展」も観ていただいたことがあります。


『これはどういう意味なの?』と先生が興味を持ってくださったのが、『 レター 』というユニークな作品。





それなのに私はうまく説明出来なくて、しどろもどろになってしまい、今でも心残りのままです。

(この作品原画はすでに販売済みで、まだポストカードにはなっていません)

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先生ご自身もとっても素晴らしい絵を描かれる方で、今回の新子展においてもたくさんの手描き作品が展示されています♪


下記はポストカードになった記念品で、これは元々「非売品」です。
(今回の新子展では購入出来ません)





この「ももいろの猫の句」も好きですが、特に今頃の季節にぴったりの句があります。

下記の句は『白い花散った』という本(NHK出版)にも掲載されています。


 曼珠沙華は九月の花のその九月 

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さらにもっと好きな句。


 死ねばこの風に逢えなくなる九月

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それから私の最も好きな句。


 空に雲 この平凡をおそれずに

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猫の句、曼珠沙華の句、そして空に雲の句は、「新子自選百句」の中にも入っています。


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なお、この現在開催中の企画展は 〜10月15日(日)までです。
もしよろしければ、ぜひとも皆さまにも足を運んでいただけましたら幸いです♪


「姫路文学館」は安藤忠雄さんの設計で、館内の展望台からもお城がよく見えます。



本日も遊びに来ていただきありがとうございました。

先日は小糠雨が降っていましたが、それもまた風情があってよかったです。



ちなみに、新子先生はとってもスピリチュアルな方でもあり、私も直接体験した不思議なエピソードがあります。

いつか「時実新子先生とスピリチュアル」についてもご紹介出来たらと思います♪

どうぞお楽しみに〜☆





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