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1995年の阪神淡路大震災がきっかけとなり自動書記で突如絵を描き始める 絵の仕事は26年目 ブログ光のチャレンジは11年

道のつくり方

2013-11-04 | 日記
「ジパング倶楽部」のツアーというものに初めて参加して、先日「ローザンベリー多和田」という体験型観光農園に日帰りで行って来ました。
JR米原駅から車で10分ぐらい?行ったところにあります。
(多和田というのはそこの「地名」です)


もう何年も前に行った(JR湖西線の「堅田」駅から車でかなり行ったところにある)「ブルーベリーフィールズ紀伊國屋」(今春30周年を迎えた)や、それから(近鉄沿線「伊賀神戸」駅から送迎バスの出ている)青山高原リゾートの「ハーブ園」などともどこか似た雰囲気のところでした。

とても素朴な山野草と薔薇の庭があり、渓谷風の巨石に囲まれた小川や、広いコスモス畑、野菜畑、それから何匹か羊もいたり、ピザ焼きやアロマのローソク作りなどの体験施設、バーベキューの出来るところ、そして、おしゃれな喫茶店や、ショップ、そこで採れた美味しい有機野菜のお料理が食べられる「大地のレストラン」等々、とても広くて、一日のびのび~~のんびり~~~と楽しめました。


よく似た施設やスペースは他にもあるけれど、私が興味を持ったのは、ここが大澤恵理子さんという、元は普通のガーデニング好きの専業主婦だった人が、土地を見つけて、自分の長年思い描いて来た理想の庭を造るつもりが、いつのまにかどんどん規模が大きくなり、遂には株式会社にもなって、、という、壮大なドラマに惹かれたからです。

いったいどういう人なんだろう?
どうやって夢を実現したのだろう?

理想の土地の見つけ方は?どうしてこの土地にしようと思ったのか?
資金はどうやって調達したのかな?

そして、さまざまな困難をどうやって乗り越えたのだろう?etc...

と、たくさん知りたいことがあり、ガーデンを案内していただいた後、彼女の書いた本がショップで売られていたのでさっそく買いました。

そしたら何と嬉しいことに、著者直々にサインまでしてくださって、とってもラッキー☆でした。

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『私の多和田物語 お客様と同じ夢を見て My Tawada story 』
(大澤恵理子著/ 発行 株式会社パレード/ 発売 星雲社)

ーその本に書いてあった著者のプロフィールー
長年専業主婦として家事と育児、趣味のガーデニングを楽しむ。
八ヶ岳にてガーデナー ポール・スミザー氏のもとで学んだ後、
2003年、米原市多和田の地で長年の夢であった庭造りを始める。

人と自然の関係性の深さを実感し、自然の癒しと農の尊さを多くの人に伝えたく
2011年、体験型観光農園 ローザンベリー多和田を開園。

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前置きが長くなりましたが、この本の中に出てきた「道のつくり方」に私はとても感心したのです。

私は伊豆の家で「庭を造る」という経験を初めてしましたが、(規模は全く違いますが)道の付け方については、ハイアーセルフに尋ねて(オーリングテストもして)造ったのです。

この話は前にも書いたと思いますが、高いところから低いところへと、「山から川」、「川から海へ」と、水の流れるように、、というふうに教えてもらって、私たちはそのようにしたのです。

それから「石組」(ストーンサークル)を造った時も、オーリングテストで一個ずつ石をチェックしながらやったという話は、もう何度も書きましたが、大澤さんの場合は一体どうやって道造り、庭造りをしたのだろう?と、興味しんしんで読み進みました。


そしたら(P62~64 )こんなことが書いてありました。
下記、その一部抜粋です。

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花を品種で植えたというより「風景を造るアイテム」として捉えて、庭を歩いてみて「あの花の近くまで行ってみたい。そこの木まで行きたい」という自分の気持ちに従って道を造りました。

後から道を造るので、当然植わっていた花を掘ってしまうのですが、結果的にすごく自然な遊歩道になったと思います。

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ということで、彼女は「植栽を済ませて、景色ができ上がってから」「最後に道を造った」のです。

ただ人が通るための道、メンテナンス用にエリアを分けるための道、というような手入れや実用のための道
(すなわち「作業のしやすい庭」や、「歩き易い道」を造りたいという以外に)上記のような動機というか、「自分の気持ちに従って」道を造ったら、それが何と自然な遊歩道のような、とても気持ちのいい道となったというのです。


そうか!なるほど。そこがコツなんですね!!

人生の道もまさにその通りなのかも。


道の無いところに道を造る時、まず先に何でもいいからどんどん道を造ってそれに沿って歩いて行くというのでは無くて、まずあちこち好きなように歩いてみて、行きたいところ(目的地や目標となるもの)を見つけて、「あそこまで行きたいから道をつけよう、、」という、自分の生き方(歩き方)をそのまま素直に体現するだけで、それがそのまま「自然な道」になるのですね!


ああ、そうかぁ、そういうことだったのか!!!

高村光太郎の詩(「道程」)ではありませんが、まさに「私の前に道はない。私の後ろに道は出来る」のですね。


ちなみにこの詩では、「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る ああ父よ 僕を一人立ちさせた(広大な)父よ 僕から目を離さないで 守る事をせよ(後略)」というのですが、学校の教科書で学んだこの詩に、私はなぜかちょっと違和感というか、理解しにくいところがあったのです。

それが、ちょうどこのブログを書くために、ネット検索していたら、「あまり知られていない『道程』全文」が掲載されているブログを見つけました。

★ メディカルアロマ&ハーブ 菅野かおりオフィシャルサイト

『道程』の全文は、すご~く長い詩ですが、ぜひ最後まで読んでみてくださいね♪

http://ameblo.jp/kaori-yasuragi/entry-10653929786.html


これまで、私と同じくもしかしてこの詩『道程』のことが(意味が)あまりよく理解出来ていなかった方は、
これを最後まで全文読むと、かなり深く納得されるのではないかなと感じます。

私も今日初めてその全文を読んで、これはまさに「スピリチュアルな詩」そのものだ!!!!!と共感したのです。
今の時代、そしてこれからの未来をも、彼はすでにこの詩において「予言」!?というか、まさに言い当てているのではないかと。


今回のこのブログを書き始めた時は、まさかこのようなところまで辿り着くとは思わなかったのですが、これもまた、「広大な父」!?が私たちを導いてくれていたのかもしれませんね。

これから先の宇宙の旅、五次元世界への「遥かなる道程」のために♪


そして、そこからさらに飛躍して思ったことは、『道程』の詩では「僕から目を離さないで」(守ることをせよ)ですが、今大ヒット中のボール・マッカートニーの『NEW』という歌では、「僕を見つめないで!」という出だしになっていて、この両者の違いがワクワクする程興味深いですね!

この違いについての私なりの分析!?はまだ出来ていませんが、この歌は大好きです♡


あれれ、「道のつくり方」の話がいつのまにか、歌の話になってしまいました。


いつもご愛読ありがとうございます。



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