面白い靴底を見ました。
靴底は縫い目を隠すものと思っていたのに、縫い目がはっきりわかるように仕上げてあるのです。
糸が地面に直接触れれば早く傷むと思うのですが、靴底が痛むような所には履いていかない靴なのか、そういうところには行かない人が履くのか、何やらよくわかりません。
靴の縫い目を隠すのも、やはり"隠ぺい"というのでしょうか。
見えなくてもよい、むしろ見えないほうがよい、隠しておくのが当たり前のものは見せない、それを隠ぺいと言う、変な言葉遣いです。
一般に公表するものではないから、なかったことにしておけとされた書きものを、執念深く手をまわして探し出し、あったあった隠ぺいだと、小学生のモノ探し遊びのようなことが、まるで犯罪ででもあるかのように騒がれています。
わいわい騒ぐだけで1日3億円を食いつぶして過ごす、あの人たちのことも、やはり何やらよくわかりません。