・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

別世界を見る:3

2016年02月28日 | つぶやきの壺焼

同じ植物でも これほど色が変わるとは

同じ地球に住んでいても
違う土地で歴史を積み重ねてくれば
別世界の人のように思えても
それはあたりまえのこと

人類であるからにはと
むりやり同じ社会をつくれと
戦いまで仕掛けては

違いのわからないあわてものと
そしられても仕方がない

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


別世界を見る:1

2016年02月26日 | つぶやきの壺焼

塀のこちらとむこうは別世界


こちらのこと

さらさらと 音をたてそうな
枯葉がぶらさがっていた

いや それは順序が逆だろう
ぶら下がっていて枯れたのだから

影だけ見ていると まだまだ元気そう
晴れた日だけは 元気なのだ

むこうのこと

雲があるほうが 空はよく晴れて見える

クレーンがグリーンハウスを建設中
大きな音でも 聞こえたのか
洋弓を持った男が
工事場のほうを 振り向いている

そんな景色も あまり目を凝らしすぎれば
見えるものでも 見えなくなる

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


【上段 正眼 下段】 ~3段階:31

2016年02月25日 | つぶやきの壺焼

デュアル思考にとらわれず、3段階でと構えてはみたものの、31回の3段跳びはいささかくたびれました。

ここまで来て気づきました。
構えとは、はたから見ての姿、言わば外見であって、意識してすることではないということです。

上段の構えを見ればバカにするなと言い、正眼の構えを見ればクソ真面目とののしり、下段の構えには油断大敵と遠のく、そんなふうに人の姿に構えを見たとき、構えだけを気にしはじめれば、対象を見極める目がかすみます。

他人の姿勢が何やらの構えに見えるときは、受容機能が衰退しつつあることには、気づきにくいものです。
姑の口うるささも、N町でよく話題になる任命のシクジリにも、構えにとらわれてのことが関わっているのかもしれません。

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


【生存 成長 参加】 ~3段階:30

2016年02月24日 | つぶやきの壺焼

子どもは、子どもらしく生きてこそ子どもです。
生きるというからには、まず生存、子供の命を絶つ権利は、誰にもありません。
どんな理由をつけても、それはとおりません。

次に、子どもは成長させなければなりません。
生きていればだんだん大きくなりますが、ただ体が大きくなっていっても成長とは言えません。
18歳になろうと20歳になろうと、体が大きくなっただけでは成長したとは言えません。
年齢は、生まれてからの経過年数表示に過ぎませんから、成長してこなかった子どもに選挙権など、とんでもない話です。

成長は、個人のみでもできますが、生物の社会では、参加ということができなければ、まともな姿で生きていくことはできません。
食べさせて、学校に行かせて、さらにもうひとつだいじなことが、社会への参加です。
言われたとおりに、ただふらふらと宣伝カーに乗せられて、踊り狂わされても、それは参加ではありません。
乗るとき、踊るときに、自分が何を考えているのか、その意識を自分で確かめられなければ、参加しているとは言えません。
うまい食べ物と心地よい音楽だけでは、その力は身につかないのです。

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


【計算 誤算 非計算】 ~3段階:29

2016年02月23日 | つぶやきの壺焼

計算とは、何も考えずに規則に従って行う作業であるという定義があります。
それならば、誤算はその逆で、よく考えながら規則を無視して行う作業でしょうか。

何も考えずに、規則を無視して行うのは、非計算と呼べるかもしれません。

困ったときには想定外という、あとは神様の出番ということにしてしまえと、はじめから計算してある、よくあるあの決定方法は、何と呼んだらよいのでしょうか。

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


【有効 無効 ムダ】 ~3段階:28

2016年02月22日 | つぶやきの壺焼

飲んで効く、食べて効く、聞いて効く、効き目があるかないか、それは何ごとにも関心の寄せられるところです。

効き目の有無には無関係に、十中八九ムダが予想されても、何かを続けることもあります。

有効と無効の違いはあきらめがつきますが、無効とムダの違いには認めにくい何かが常につきまといます。

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


【自明 理解可能 理解不能】 ~3段階:27

2016年02月21日 | つぶやきの壺焼

自明の理という慣用句があります。
それが当然のこと、わかりきったこと、ことさら証明も説明もいらないはずとされていることがらをさし示す言葉です。

ところが、あることがらについて、ある人はそれを自明の理であるとし、別の人は証明なり説明なりを求めたがる場合もあります。
証明か説明がうまくいけば、そのことがらはひとまず理解可能の領域に入ります。
次の機会には、自明の理の仲間入りができるかもしれません。
自明の理と理解可能領域との間は、往復容易で、はっきりした境界線も引かれていません。

証明も説明も、わからないふりをしてしまえば、対象になったことがらは、理解不能の領域に行ったままとなるでしょう。
そういうことが増えていけば、理解可能領域と、理解不能領域の間には、何千年も崩されない苔むした壁ができあがります。
壁の際に立つ人は、ときどき壁の向こう側を振り返りながら、壁を崩すどころか塗り固めるような素振りを見せます。

地球上でどこかの人びとが、わざわざ作った壁の向こうに押し込めてあるものを、引きずり出して自明の理に仕立てようと思っても、相当無理なことのように思うのですが・・・、たとえば世界○○など。

お題目は、自明の理の仲間入りはしていません。

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


【プラス ゼロ マイナス】 ~3段階:26

2016年02月20日 | つぶやきの壺焼

日銀の当座預金金利がプラスからゼロに、特別に預かる場合は手数料をとることになったそうです。
手数料は、金利ではありませんから、それをマイナス金利だと言い換えて報道するのは、マイナス好みの人たちが、そう思いたいからでしょうか。

日銀に普通銀行が預金しておくと利子が付いていたという、変な状態になっていたことを、無知な私たちはまったく知りませんでした。

都市銀行が、預かった金を必要なところに貸し出さず、日銀に預けてしまったのでは、世間のカネマワリが悪くなるのはあたりまえでしょう。

そんなばかげたやり方を止めたことについて、赤いカナ棒をなぜ引きたがるのか、どうもよくわかりません。

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


【世界 社会 世間】 ~3段階:25

2016年02月19日 | つぶやきの壺焼

日本には社会が存在せず、伝統的に世間が存在したという論説があります。
この1行だけで、その説がどうこうとは言えませんが、社会は世間より上等なのかという珍問も生まれそうです。
広さを想像してみると、世間より社会は大きく、世界はもっと広く感じます。

世界、社会、世間と並べてみると、一つひとつ取り上げたときよりも、それぞれの持ち味のもやもやさが、いくらか薄れてくるように思います。

世間には「様」をつけて呼びますが、世界様、社会様とは言いません。
世間様に申し訳ないとは言いますが、世界、社会に申し訳ないとは言いません。

あまり品の良くない「目線」という言葉をしぶしぶ使ってみますが、世界とかグローバルという呼び方には上から目線が多く、世間という言葉は下から目線であることが多いようです。
世界にもなく、世間にもない、主義の名前にまでつけられた「社会」は、上から目線と下から目線のしのぎ合いの場でもあります。

世界、社会は、壊滅、崩壊がドラマの題材になり、それを本気になってやってみようとする狂人もいますが、世間が壊れることはありません。

世間様に向けられないような顔をぶらさげてN町に出入りする人が、いまだにときどき現れるのは、まことに困ったものです。
N町というところは、世間の空気が薄いのでしょうか。

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


【サンダース】 ~3段階:24

2016年02月18日 | つぶやきの壺焼

サンダースという標題は、昨日も書いたとおり、3段明日のだじゃれです。

だじゃれに名前を使っては失礼かとも思いましたが、3段階であと1週間頑張るには、こういう手助けもいただかなければならないのでご容赦ください。

サンダースという名は、人にもモンスターにもつけられています。

クマのプーさんに「本当の名前はサンダースといいますが」と、いい加減な訳文を絵本に載せて話題をつくった人も何年か前に出ました。
あれは表札にそう書いたというだけのお話でした。

神奈川の大磯に、エリザベス・サンダース・ホームという有名な養護施設があります。
海浜に会社の厚生施設があって、一泊の懇親会があるたび、その門前を通った記憶が残っています。

バーナード・サンダースという、不可知論者の米大統領候補者もいます。
不可知論とは、ものごとの本質を人間が認識することは不可能で、人が経験できないことを問題として扱うことはしないという奇妙な説のようです。
上院議会で、8時間を超える長演説をやってのけたという、変わったお方でもあるそうです。

ポケモンのサンダースは、身代わり、嘘泣き、あくびが得意という、わけのわからないばけものです。


そうそう、ダグ・サンダースというゴルファーがいました。

習い始めに最初に使ったドライバーは、ダグ・サンダースという名のついた本物のウッド・クラブでした。

こう並べてみると、サンダースは、諸方に発散していく活気をもっている名前のようです。

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


【三段峡】 ~3段階:23

2016年02月17日 | つぶやきの壺焼

三段壁に続いて、今日は安芸の三段峡です。

所在地を見てエ、と思いました。
山県郡安芸太田町
これを山形県と見間違えていたのです。

三段滝、三ツ滝という名の滝も交えての五大景観が、全長約13キロにわたって続く峡谷です。
アメリカの峡谷は馬に乗って、日本の峡谷は舟に乗って、見るときの乗りものが違います。

場所が安芸なら、もみじの頃が好さそうに思います。
三四半期後にどうぞ。

昨日の三段は壁、今日は三段峡、では明日は三段明日?、サンダースかな。

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


【三段壁】 ~3段階:22

2016年02月16日 | つぶやきの壺焼

紀伊白浜にある自然景勝地に三段壁というところがあります。
崖が三段になっているように見え、地名も「白浜町三段」とつけられています。

こういう場合、同じ位置で三段になっていなければ三段とは言わないなどというのは、小学生の理屈です。

魚や鯨を見つけるための監視場があって、それを見段(みだん)と呼んでいたのが転じて三段壁になったという段洒落説もあるようです。

海岸の奇景にはつきものの洞窟もあって、訪れたときに見落としたのが残念です。
旅も白浜で三泊するぐらいの上の段でなければ、こういうところに足を向けそこないます。
集合時間ギリギリにやってきて、歩き始めればとにかく先を急がせるガイドを追いかけるのに忙しい、下段のおまかせバスツアーでは、散々な目にあうのが相場であった時代の話です。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


【GSH】 ~3段階:21

2016年02月15日 | つぶやきの壺焼

昨日の、偽悶、疾悶、煩悶をローマ字にして、頭を並べてみたらこうなりました。
G S   ゴールド、スペシャル、ハイクオリティ
あちらこちらのCMによく出てくる言葉です。

GSHは薬の成分の略称でもありました。
グルタチオン Glutathione-SH という、解毒剤として有用な、3つのアミノ酸から成る、トリペプチドアミノ酸です。

健康と美容に、煩悶までいかなくても悩みをおもちの方、詳しいことはこちらの「ライフ-ログ」をご参考に、ただし意を決して読まないと、途中でへたります。

多少面倒な文章を読みこなすのも、頭の解毒剤になるでしょう。

画像の出典から知ったことですが、グルタチオンの仲間には、食べもののコクを引き出す力もあるそうで、これはおどろきでした。

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村