マックの 新メニュ
ホール・ロック・バーガー
ソニー・Ro にモリタートという名盤があります。
モリタートは別名マック・ザ・ナイフ、280年も前にできた三文オペラで歌われていた、原題が Die Moritat von Meckie Messer という、マッキー・メッサの殺し節とでも訳せそうな物騒な歌です。
器楽でなく歌声で聞きたければ、エラ・Fi の声がすぐ聴けます。
この怪しげな曲が、どこか気分がすっきりしないときに聞くと元気を与えてくれるのは、リズムの効果でしょう。
物騒なことを巧みにリズムに乗せられるのは、民族性のはたらきかもしれません。
聞くほうにも、残虐性に共鳴する何かが潜んでいると、考えたくはないのですが、くわばらくわばら。