・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

もう忘れません

2009年06月08日 | Weblog
図書館の本は、一週間分の何冊かをまとめて借りることにしている。持ち運びにはH店で見つけた布のトートバッグがちょうど好い。内側にカードを入れるポケットもついている。
借りたり返したりは図書館に出向かなくてもできるようになった。ありがたいことに、裏山を越えて歩いて行けるところにその窓口ができた。
窓口にはバーコード読み取り器を置いてないから、1冊ごとの貸出伝票にサインが要る。5冊借りると5回サインすることになるのでちょっと面倒だが、まあ仕方がない。
図書館カードは見せるだけでよいのだが、この見せるだけというのが、面倒がなさそうに思えて実は面倒のたねになる。
窓口のお嬢さんがカードを手にとって見ればそこで返してもらえるが、手渡さずにカウンターに置いて見せたときは、受け取らずにそのまま帰ってきてしまうこともある。一度は帰りの自動扉の前で気付いて引き返したが、二度目は家に帰るまで気付かなかった。三度目の間抜けにならない手を考えなければと、カードを透明ケースに入れてひもつきにした。
むかし道端でよく見かけたゴム跳びひものように、輪ゴムを繋ぐことも考えたが、輪ゴムはしばらく経つと脆くなるから何度も取り替えることになり、これまた面倒だ。
柔らかくて丈夫な水糸があったのでそれにした。
これならしまい忘れても、「ほら、また」とその場で気付くだろう。
本館窓口に行った場合でも、このまま出せばバーコード読み取りもできる。
そこでにやっと笑われても、「ボケ除けです」などとわざわざ言うこともないだろう。
にやっと笑い返せばそれでよいのだ。