・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

違っていますが:12 飛ぶクルマ

2018年08月31日 | つぶやきの壺焼

2020年、東京の町に連日大渋滞の起きるときが来ます。
そのときに向けてか、「空飛ぶクルマ」開発物語が書き始められました。
「なにやってんの」と責められたとき、凹むだけではくやしいので、「こんなものが実用化寸前」と言うための画餅モデルの準備でしょうか。

あちらこちらに電線・ケーブルがひきまわされ、それを支える電柱がにょきにょき立っている町に、空飛ぶクルマは合いません。

飛ぶものよりも、飛びまわれる場所がすっかり出来上がっていなければ、近ごろ増えたスマホ自転車だけでなく、降って落ちてくるクルマにも、歩く人々は気を配らなければなりません。

人の心はますますとげとげしくなっていくでしょう。

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違っていますが:11 アジア競技大会

2018年08月30日 | つぶやきの壺焼

アジア競技大会の放送は、野暮なTVドラマよりはるかに楽しく見られます。

ただ、だれにも同じように決まりきったことを聞く競技直後のインタビューと、解説者と呼ばれる人の解説になってないおしゃべりは耳ざわりです。

国の威信」という言葉が、つい出てしまったのかと思ったら、二晩に三度聞かされました。
「国の威信にかけて」は、競技者を励ます言葉に使われることがあっても、すべての競技者の心を代弁する言葉にはなりません。
わざわざ言うことでもない国の威信は、何日か前のアホな選手たちの行動ですでにキズものになっています。
解説者がそんなことを何度言ってもキズはふさがらないのです。

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違っていますが:10 漏洩処理

2018年08月29日 | つぶやきの壺焼

企業向けの「機密文書処理費用無料サービス」というビジネスが始まるそうです。
保管も保存も自分でしなくなれば、うっかり残しておいたり、抜き取られたりすることもなくなって、機密の漏れるおそれも少なくなるという、導入理由も思いつきます。
けれども、まったくないものも出てくる時代には、こうなるという説明には、そうはならないという半面が付いて回ります。

処理したといっても、処理の仕方はいくらでもあります。
公文書~~民営文書処理業~~機密文書無料処理サービス~~怪偽文書作成サービス

水は流れやすいほうに向かって流れ、低いところにたまります。

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違っていますが:9 やさしいロボット

2018年08月28日 | つぶやきの壺焼

介護される人は、ごつごつした手ではなく、柔らかくやさしい手でされることを望みます。

介護ロボットの手も、柔らかなやわらかなものができるようになりました。

ロボットのプログラムも、緻密さだけでなく融通の利く知能に転換していくと言われていますが、融通がいたずらになっていくと、これは大変です。
うっかりロボットに文句を言ったばかりに、ご飯も食べたせてもらえない、眠りに就こうとすると起こされる、まさかのプログラムも、ロボットが自分で作ってしまうでしょう。
まさかのことは、やさしさよりも単純ですから。

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違っていますが:8 お付き合い安全

2018年08月27日 | つぶやきの壺焼

通信機器を買うときは、壊れない安全と、情報を盗んだり仕込まれたりしない安全の、両面に注意しなければなりません。
壊れたときは修理復元ができますが、情報の安全が破られたとき修復はききません。

外国の通信機器会社を入札から除外することについて、こんな記事がありました。
日本政府は、各国と共同歩調をとって対処すべきだと判断し、具体的な方策の検討に入った。情報セキュリティーを担当する政府関係者は「規制は絶対にやるべきだ。公的調達からの除外の方針は、民間部門の指針にもなる」

何とも手ぬるいお考えではありませんか。
安全は、各国と歩調をとるお付き合いが目的ではなく、それぞれが自分を守ることで、各国の足並みがそろうのは結果の良さなのでしょう。
公的調達からの除外の方針が民間部門の指針にもなり、具体的な方策の検討をなどと、のんきなことを言っていないで、さっさと禁止令を出さないと、情報の安全は間に合わなくなります。

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違っていますが:7 怒る太陽

2018年08月26日 | つぶやきの壺焼

「太陽光発電は人を幸せにするか」という見出しの記事がありました。
「するはずはありません」と即答したくなります。

「環境に優しい」という触れ込みで、パネルの置き場をむりやり造ったこんなありさまを見れば、愚かな仕業としか言いようがありません。
太陽の神もお怒りでしょう。

工事中止令を早く出して、すぐに植樹させましょう。
こんど植える樹は照葉樹がよさそうです。

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違っていますが:6 車が付属品

2018年08月25日 | つぶやきの壺焼

フォルクスワーゲンが、2年後には全乗用車を「つながるクルマ」にすると言っています。

古い頭では、つながると言われると、車体の連結を考えてしまいますが、乗用車でなんでも引っ張れるようにするのではありません。

地表に覆いかぶさったようになっている電波網を使って、空き駐車場探しや、車での宅配便受け取りなど、いろいろなことができるようにするつながりです。

これからの車は、デジタル機器を搭載しているのではなく、デジタル機器に車が付いていて、人間が乗って移動できるようになるのだそうです。

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違っていますが:5 公共料金

2018年08月24日 | つぶやきの壺焼

NHKは、全国民に知らせなければならないことを放送できる唯一の機関です。
受信料をしっかり集めているからには、民放のまねをしたおちゃらけ番組はいけません。
事実を曲げたりひっくり返したりせずに、まっすぐ伝えるのは公共放送の義務です。
ひとつの事実を伝えるとき、部分を切り取って内容を捻じ曲げたり、逆の解釈を視聴者にさせたりするような仕掛けもいけません。
あったことをありのままに伝えないのも、許されません。

NHKを公共放送部門と民間放送部門に分割する提言もありますが、組織を分割すれば、天下り先が増えるだけであまりよいことはなさそうです。

問題は公共放送らしくないことに受信料をむしり取られているところにありますから、放送全体への料金でなく、公共放送認定部分だけの時間割査定によって、徴収料金を低く抑えるという方法もありそうです。

民間放送と同等の部分にはCMが入ってもよいでしょう。

 

 

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違っていますが:4 諸省噴滓

2018年08月23日 | つぶやきの壺焼

障害者の雇用率水増しという、数字合わせがまたばれました。

中央省庁で障害者の雇用率水増しか 厚労省が調査

こんな声もあがっています。

隗より始めない霞ヶ関w 実はブラック企業化と紙一重な障害者雇用促進法の闇(涙)

そろそろ町名も変えどきかと。
掠めや掠りどころではありません。

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違っていますが:3 不懲投資

2018年08月22日 | つぶやきの壺焼

トヨタ、日産、ホンダの3社が、中国で一斉に増産投資というニュースがありました。
何十年か前のことかと思ったら、それが「いま」というので、産業界の考えていることがまったくわからなくなりました。

政府は異様な独裁体制、カネと技術を取り込むだけが目的の産業機関、そんなところに懲りずにまだ投資というのです。
「極端な政策変更や日中関係など政治リスクは拭えない」と書かれていますが、リスクとは目をつぶっていれば通り過ぎてゆくプラカードの文言のようなことではなく、実際に巨額な財と貴重な技術を、一挙にかすめ取られるのです。
「巨大市場で取り残されることのほうがリスクになると各社は判断した」とありますが、お手てつないで赤信号のような動きは、狂気としか見られません。

そんなおカネがあるなら、国内の関連企業の末端部に、技能伝承や苦楽転換の援助に回したほうが、はるかに活性の蓄積に役立つでしょう。

三人そろってドボン、でたらめ打ちの外国人が一人勝ち、それでは話にもなりません。

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要諦山探訪:31 プラ溜まる

2018年08月19日 | つぶやきの壺焼

廃プラスチックはなぜ溜まるのか、それは廃というキャップをかぶせて集めておくからです。
集めておくのは運ぶためでした。
運ぶのはまとめて処理するためでしたが、国外に運んでも、処理したことにはなりません。

処理の仕方は、ガス化か別の形のものにするかでしょう。
別の形にすれば、それがまた溜まるので、溜まる量を減らすにはガス化しかありません。

無人自動車を走らせる時代に、使用済みプラスチックの、高効率で無臭無害な一括焼却ができないはずはありません。
ゴミの分別指導でお茶を濁しているようでは、技術先進国とは言えないでしょう。

ひとつ忘れていました。
なくてもよいものを作らなければ、溜まる量は減るのでした。

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要諦山探訪:30 利権と役得

2018年08月18日 | つぶやきの壺焼

役目がら得られる利得、ほかの人にはその機会がなかったちょっとしたことで、なにか得をした気分になると、次にはもう少し何かと、だんだん欲が出てきます。

はじめはちょっとうれしかった役得が、間もなく当たり前のように感じられ、それが権利だと思い始めます。
権利が裏返れば利権になり、得られる座を追うものは敵のようにさえ見えてきます。

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文書や音声で記録に残ることであっても、そういうことに「しておく」が習慣になれば、習癖にもなっていきます。
一事がやがて万事になり、瞬時の快感に酔うためには、人の尊厳や命にかかわることさえやってのけるようになります。

しておく」ということは食い違いがあってのことですから、その食い違いに何かの不都合が重なれば、役得どころではなく、重大事件、重大事故の種に化けることもあります。
そのときの何かは、五感では認知できない天運か神罰かでしょう。
それは、再発防止などという、「しておく」要素に満ちた間に合わせ言葉の対象にはなりません。
ただ一度の大事件大事故は、まったく同じ条件で再発することはありませんから。

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要諦山探訪:29 数値崇拝

2018年08月17日 | つぶやきの壺焼

数値は正確なほうがよいと、だれもが思います。
しかし、報道が数値表現にこだわりすぎると、奇妙なニュースが出来上がります。

以下は、イタリアで起きた高速道路の橋の崩落ニュースです。

 イタリア北部ジェノバで高速道路の高架橋が崩落し多数の死傷者が出た事故を受け、コンテ首相は15日、ジェノバで閣僚会合を開き、1年間の非常事態を宣言した。
 橋は14日昼、約200メートルにわたり突然崩落、30台以上の車やトラックが巻き込まれた。内務省は当初、死者数を39人と発表していたが、15日夜になって38人に下方修正した。

:1年間の非常事態宣言・・・非常事態に期限が必要か。
 たしかに非常事態ではあっても、交通の混乱がおさまり、負傷者の手当てがすめば非常事態は解消され、その後は軽重緩急の差はあっても平常の対策になるのではないでしょうか。
 応急対策に1年もかかっていたのでは、ぐずぐずし過ぎということになるでしょう。
 非常事態はいつまでかなどと、バカな質問が出たのかもしれません。

:死者数を38人に下方修正・・・死亡の確認された方が減ることが下方修正か。
 はじめ39人と報告されたいたけれども、懸命な救急医療の甲斐あって、止まっていた心臓が動き出したのかもしれません。
 なんでも数の多いほうが上位という思考様式が染みついていると、こういう失礼きわまる表現を平然と用いることになってしまうのでしょう。

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