・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

こんなのもありか?:25 徒条例

2019年03月31日 | つぶやきの壺焼

弱い者いじめでうっぷんを晴らす、気弱な人間のすることのうち、いちばん始末の悪いのは自分の子供いじめです。
他人では仕返しへの恐怖があっても、自分の子供なら仕返しのおそれがとりあえずなく、しつけのつもりという自分への言い訳が頭をよぎります。
それを続けているうちに、乱暴が度を越していることに気づかなくなります。


東京都が、国より1年早いと得意げに決めた「子供への虐待の防止等に関する条例」の基本理念には、「虐待は、子供への重大な権利侵害」とされています。

親子の関係は、子供が権利を持っているからそれを侵害してはならないというようなものではありません。
子供は理屈なしに無条件で守られなければならず、ほかの動物でもみなそうされています。
こんな法律がなければ、自分の子供への乱暴を止められない人は、親の資格どころか人間である資格を持ちません。

猫を電子レンジで温めてはならない級のこんな徒条例は、低級文化の標本です。
どうしてもこの種のことを法制化するには、精神環境が極低位に下落してしまったという恥辱を忍ばなければなりません。
早々と対策をたてたと、自慢になるようなことではありません。

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こんなのもありか?:24 処方書士

2019年03月30日 | つぶやきの壺焼

お医者さんが頼りになりそうかそうでないかは、患者にとっていちばん大事なことです。
お医者さんは、話し振りで頼りになりそうかどうかがわかります。
それを読むのも患者術のうちでしょう。

ものを言わないお医者さんは頼りになりません。
しかし、ばかな質問で答えられないことに黙っているお医者さんは信頼できそうです。
即答があっても、その時の気休めだけでは、やはり頼りになりません。
自論を押し付ける、つけもの医師と呼びたいような、偉そうなお医者さんも頼りになりません。

パソコンの画面とにらめっこで、患者の顔も見ようとしないお医者さんにかかっても、処方箋だけは出してもらえます。
こういう先生は、医師なのかと考えたとき、ふと処方書士という専門職がありそうに思えてきました。

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こんなのもありか?:23 全誤策

2019年03月29日 | つぶやきの壺焼

全員に投票権のある国民投票や住民投票は、最終の意思決定制度です。

審議の補助、空気の醸成、風向きの測定などに、みだりに使ってはなりません。
そんなことをすれば、全員がかりの誤算を招くことにもなりかねません。
望ましくない結論が、みんなで決めたかのように出てしまう、奇妙なことになります。
そうなったとき、良い全誤策は浮かばないでしょう。

ただ大騒ぎする祭のあとのように、片付けが空しい仕事になります。

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こんなのもありか?:22 お任せゲーム

2019年03月28日 | つぶやきの壺焼

囲碁、将棋は、自分が考えて打ち手、指し手を決める、すぐれたゲームです。
見ていてこう打てこう指せと口を出す人は、口先三段と言われる自制の利かない弱い人で、あまり上達しません。
言われたとおりにただ手を動かしているだけの人も、それより強くはなれません。

勝敗が運だけで決まるゲームがあります。
それは良いゲームとは言えません。
そのなかでも、襲ってくる何かをよけて逃げ回る、スリルだけのゲームは、成長にとって有害でしょう。
そのゲームにはまって逃げる癖がつけば、社会生活でも逃げ回り第一になってしまいます。

かつがれて逃げ切れずになってしまった議員にも、逃是逃略に明け暮れることにしか考えが及ばない人が大勢いそうです。
そういう人は、逃げ回りゲームの愛好者だったのかもしれません。

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こんなのもありか?:21 ナビ依存症

2019年03月27日 | つぶやきの壺焼

街を歩くと、いや街でないところでも、ナビにお任せで歩いている人が増えています。

ナビを見つめて歩く人は、そこが初めて来た道とは限りません。
ナビ頼りでは風景が目に入らず、記憶に残らないので、何度歩いても道は覚えません。

迷う前のいきなりナビは有害です。
ラムとブラ入りの菓子ナビエールは美味そうですが、ナビエールメン(Navi ailment:ナビ病)はいただけません。

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こんなのもありか?:20 対鼠防衛

2019年03月26日 | つぶやきの壺焼

大陸と無関係に独自の進化を遂げた動物の固有種がたくさんいるエクアドルのガラパゴス諸島で、生態系を壊す外来ネズミ退治に、ドローンが活躍しているそうです。
誤差50センチ未満で投下できる殺鼠剤爆弾を20キロも積めるという、大型ドローンです。

腹に子を持ったネズミがただ1匹、難破船から泳ぎ着けば、鳥も爬虫類もなんでも食べてしまうネズミ集団がすぐにでき、その島の生態系はたちまち崩れ始めます。

大きな島でも、人間の形をしたネズミが殖えないうちに退治する方法を考えておかないと、人々の生活体系が壊されます。
猫の手を借りたくても、ネズミはいけません。

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こんなのもありか?:19 奪自然

2019年03月25日 | つぶやきの壺焼

自然エネルギー、何となく心地よさそうに聞こえますが、よく考えてみるとどこかおかしい気がします。

太陽光発電、風力発電は、陽光を奪い取り、風をさえぎることによってなりたつのです。
陽光、そよ風、これがなければ野に出て生きている喜びを感じとることはできません。

自然の力は無限だから地球上のごく一部で奪うエネルギーなどたかが知れている、ありがたい自然エネルギーをどんどん活用しないのは損失である、逃がさずに活かすことが自然への親しみの現れである、という理屈もあるでしょう。

それでも、大規模の太陽光発電装置は、その下の土に吸収される太陽熱をさえぎります。
大規模の風力発電装置は、その風下の空気の流れを乱します。
どちらも自然エネルギー活用と言いながら、装置を作るために、別のエネルギーを使っています。

地球から取り出せる化石燃料は有限であるという嘘大仮説が報じられてから半世紀の間に、中東という限られた地域以外からも有利な条件で燃料産出が可能となり、日本の領海内でも行動開始さえすればメタンを採取自給できることがわかってきています。

人の住む場所で自然からエネルギーを奪い取ろうという行為からは、装置の製作、設置、維持という仕事を作るという効果しか得られず、失う価値のほうが多いのではないでしょうか。

 

 

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こんなのもありか?:18 慣巡環

2019年03月24日 | つぶやきの壺焼

カンジュンカン、どこかの国の人の名のように聞こえますが、自由造語です。

都会にはマスク愛好家が大勢います。
インフルエンザの季節が過ぎればすぐ後に花粉症、大好きなマスクをつける理由はすぐ見つかります。
マスクをかけていないと、普通の姿なのに裸で歩いているような錯覚さえ起きそうになります。

マスクには、空気中の浮遊物をさえぎる効果がありそうに見えるので、つけていれば安心感を持つことができます。
砂ほこりのような目にも見える粒子の場合には、確かに効果があるでしょう。
目に見えない粒子が、マスクのところでどうなっているかは確かめることができません。

人間の体は、異物が入り込むと、それを閉じ込めたりまとめて排除したりする力が働きます。
異物の力が増せば対抗する力も増す巡環作用もあって、慣れてしまえば異物が異物に感じられなくなります。
体に都合のよい慣巡環です。
異物は嫌なものですが、極端にそれを嫌って遮断ひとすじにとどめれば、対抗する力を出す機会も遮断されるので、体に都合のよくない慣巡環状態になります。

花粉症は、街を歩く人のマスク着用率と、鶏-卵関係にありそうで、その季節に街を歩く人にマスクが見られなくなったとき、花粉症の終焉が迎えられるのではないかと思います。
それで困ることがひとつあります。
マスクが売れなくなるので、作る人の仕事が激減するということです。

これは粉じん作業用にしかマスクを使わない人間の戯れ言なので、気にすればくしゃみが止まらなくなります。

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こんなのもありか?:17 再定義

2019年03月23日 | つぶやきの壺焼

ルールには、目的と定義が必要です。

目的が変われば、別のルールになのるので、それを変えるわけにはいきません。
ところが、定義はしっかり決められてなければ、うっかりするとそれぞれ別の解釈をして、私のはこうなのだと、常識では考えられないような自前の定義で押し通そうとする人が現れます。

たとえば、言論の自由などは、自前定義が活躍する格好の対象になります。
記者会見で、自分が目立ちたいというだけの浅薄な欲望から、記事にできもしない問答を延々と続ける始末の悪い人がいます。
そういう場に出される言葉のやり取りは、言論に値するものではありません。
しかも、ご当人は、ほかの人々の自由が奪われていることにはまったく無頓着なのです。
その人には、自分が言いたいことを時も場合もお構いなしに口から出せることが言論の自由であるという自前定理ができているのでしょう。

黙って聞いても見てもいない、ただそこにいるだけの他の記者は、自前の定義さえ持ち合わせがないのでしょうか。
新聞記者とは何かという再定義が必要なのかもしれません。

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こんなのもありか?:16 毒ガシ

2019年03月22日 | つぶやきの壺焼

東北の人が「毒ガス」と言うと、それより南のほうの人には「毒ガシ」とも聞こえそうです。
どちらも日本語ですから、責め合ってはいけません。

ダンスの会に出たチョコレートに大麻が入っていて大騒ぎになりました。
毒菓子のほうは、作った人が責められなければいけません。

とは言っても、そういう菓子が「大麻入り」ではなく「大麻フレーバー」と呼ばれて土産ものにされる国もあるので、ちょっと匂いがおかしいと感じたら、通ぶってむしゃむしゃ食べないほうが身のためのようです。

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こんなのもありか?:15 すりかえですりこみ

2019年03月21日 | つぶやきの壺焼

すりかえは、言葉の感じからすると「するりと入れ替える」ことで、入れ替わりに気付きにくい早業でなければそう呼びにくい行動です。
摩り替え、擦り替え、掏り替え、摺り替えと、状況に応じて、それぞれ意味をもったいろいろな漢字をあてることができます。
刷り替えというのもありそうですが、Web辞書には見当たりません。

刷り替えは、いったん印刷したものの間違いがわかって、修正のために刷り直すことの言い換えとして通用しそうです。
ところが、大正時代の新聞写真が、修正ではなく、18年後の出来事として、90余年後に隣国の小学校の教科書載ったというひどい刷り替えが見つかっています。

命ある限り恨み続けなさいという、わざわざ不幸を背負わせるような刷り込みを、この刷り替えの手を使って行っているのです。

都合のよいときだけ笑顔を見せるニュースの写真にも、すりかえものではないかと疑われそうなものが増えてきました。

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こんなのもありか?:14 マル秘宣伝

2019年03月20日 | つぶやきの壺焼

「これ、秘密だよ」という前置きには、耳の穴が広がり、鼓膜が緊張します。
「これ、ウソだけど」という前置きには、さらに神経が尖ります。

新しい武器ができたという報道にも、本当は秘密にしておきたい本ものなのか、宣伝の材料だけの嘘ものなのか、わからないものもあります。

真贋の判定は、それを伝えている機関、話している人で想像するしか方法を持たないのですが、話している人の鼻の穴が得意げに広がって、自分の話に酔っているかのような表情を見たときには、一枚目の皮をめくったところに何かありそうな、奇妙な気分にさせられます。

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こんなのもありか?:13 非銃狙撃

2019年03月19日 | つぶやきの壺焼

銃の乱射は文字どおり乱暴な振舞いですが、銃は狙い撃ちが使い方の本道です。
狙い撃ちも、狙撃と呼ぶ使い方になると、やや異質の感があります。
狙撃にはまた、銃を使わない、銃よりもむしろ陰湿な狙撃があります。
ある人物に狙いをつけて、その人の就いている職務上の座から引きずり降ろそうというものです。

職務上の座が設けられている団体には、通常上下構造があります。
上位団体との関係が国際的である場合、その上下関係にはとかく厄介ごとがつきまといます。

世界的な催しの開催をめぐって、中央本部に不祥事の疑いが出て問題にされかけたとき、当然その疑いを消そうとする働きが起きます。
参加国のどこかに火種を移してしまえば、中央本部には煙が立たなくなるので、国外の誰かにその標的を定めます。

標的にされた人が、出自来歴のどこをみても不祥事を起こすことのありえない高潔な人物であっても、そんなことには目もくれられません。
王の不祥事が文豪の筆によって大作に仕立てられるような文化をもった国の人の手にかかれば、狙いをつけられた標的の謹厳な人格は、人々の注目を集める好条件にさえなります。
そういうときのために、火種の材料はあらかじめ用意配置されていて、引き金が引かれれば、報道という"ふいご"と情報という風によって、非銃狙撃の圧力装置は的確に働きます。

困ったことに、人道などという言葉は、友好親善に名を借りた大規模経済活動の小道具になり果ててしまっているようです。

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こんなのもありか?:12 捨論

2019年03月18日 | つぶやきの壺焼

シャロンは、ギリシャ神話に出てくる現世と冥界を分ける川の渡し守で、人の名、地名、星の名にも使われる、どこか響きのよい言葉です。
シャロンは、現世と冥界は取り次いでも、現世の中での渡し守の役はしてくれないようで、その名に漢字を当てはめると捨論という耳慣れない言葉が出来上がります。

近ごろの、地球上の空気の乱れは、人間があらゆる場面で論議を避けたがり、果ては論議を捨て去って、気に入らなければすぐに銃を撃ちまくるという現象の頻出に見受けられます。

人類が他の生物より優れている点の一つは、論議ができるということにあります。
討論の討は、討伐の討と同じ字で、攻めたてるような感じを受けますが、討には「うつ」という意味のほかに「たずねる」「もとめる」という意味があります。
互いに論をたずね、もとめることを忘れ、いきなり相手を「うつ」ことだけに集中してしまうと、うってもうってもかわされ、その先は論を捨てるしかなくなります。

天皇謝罪発言で韓国国会議長が釈明」という見出しのニュースがありました。
どう釈明したのかと読み進むと、「両国間の不必要な論争は望ましくなく、起きてもならない」ということだそうです。
これぞまさしく捨論、そんな人に論議をもちかけても意味はなさそうです。

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こんなのもありか?:11 異民

2019年03月17日 | つぶやきの壺焼

こんな見出しのニュース記事があります。

NZ人口、1年で2%急増 移民7万人流入、治安と自然に魅力

治安が魅力と宣伝されているその国で、40人を超える人がいっぺんに、その場にいたというだけで殺される事件が起きました。
ニュースでは犯人は白人と強調されても、それを動かす芯犯人の正体はわかりません。

裕福な観光客を招くには、建設費100億円を超えるような立派なホテルが必要になります。
安いことが自慢の中国の建設業に施工させたら、職人が中国からやってきます。
中にどんな異民が紛れ込むかはわからないでしょう。
自前の工事力がなければ、こんな難題が当然生まれます。
これまで増えて困っていた移民の抑制を政府が望んでも、住宅にも交通機関にも外国人労働者が必要となれば、なかなかうまくいきません。

移民は困る、人手はほしい、それなら自国の人を喜んで働かせるように考えなければならないでしょう。
働かずにただ遊びたがる人が多すぎるのです。
おや、これは日本でも同じことでした。

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