秋をマラソンシーズンの始まりと考えるとシーズン初レースとなる新潟シティマラソン。
仕事で半休をもらい新潟へ。
初めて乗る新幹線「とき」に乗車。
東京都で買ったペットボトルの水が蓋が落ちない作りになっていて感心。
18:10に新潟駅に着く。
新潟シティマラソンに参加する楽しみの一つに大学時代の友人に30年ぶりに会うこと。
19:00から一緒に夕食を食べる。
大学時代の思い出話に華が咲き、長くなりそうだったがレース前だったので翌日レース後に再度会うことを約束して別れる。
ホテルに着いて男子バレーの3セット目を見る。見事にスロベニアに3-0で勝利してオリンピック出場を決めたのを確認。
今日はエスパルスが静岡ダービーに勝利して、男子バレーも勝利して、明日のレースに向けて縁起が良いと勝手に思う。
21:30に就寝して朝4:45起床。
おにぎり3個とベースブレッド1個を食べて会場のビッグスワンに向かう。
素晴らしいスタジアムである。
藤枝で開業されている"さくま歯科"の佐久間先生とスタート地点で落ち合う。
新潟の地に来ても、静岡のランナーと会えるということに感動しながらスタートの号砲まで談笑。
佐久間先生は54歳から走り始めたというのに
ランナーの憧れであるサブスリー(3時間以内でフルマラソンを走ること)を15連続で走っている強者ランナーである。
何事にも研究熱心で前向きで、公私ともに尊敬できる憧れのランナーである。
持ちタイムが近いせいか、佐久間先生のゼッケンが147番で私のゼッケン番号が148番である。
スタートの号砲とともに佐久間先生と私は並走しながら走る。どちらかというと佐久間先生が先行してその後ろを私が着いて行く展開である。
レース前に友人から、新潟平野というくらいだからアップダウンはないと聞いていたが意外にも細かいアップダウンがあり徐々に体力が削られて行くのがわかる。
第1目標は2時間50分切りだったが15km地点で早くも目標に及ばないことがわかり下方修正。2時間55分以内に切り替える。
が30km地点でこれも難しいことがわかり最低限の目標である3時間以内に切り替える。
28km地点で並走していた佐久間先生に着いて行けなくなる。
私の課題は後半で30km過ぎに歩いてしまうレースが多かった。これは完全に脚が売り切れてしまい走れなくなってしまうことによるものだが昨年のレースから30km以降も持つようになり最後まで走れるようになってきた。
佐久間先生に置いて行かれたものの歩くことなく何とかゴール。
最低限の3時間以内は死守。
ゴール後、佐久間先生と記念撮影。
59歳の佐久間先生の強さに脱帽しながら、これからも一緒に走ることになるであろうレースの話をしながら着替える。
ここでも私は着替えることができないくらいに疲弊していたが佐久間先生は早々に着替える。私は動くことができないため、佐久間先生とはここで別れる。
佐久間先生からいただいたクールジェルを塗ってしばらく呆然とする時間を過ごす。
ありがたいことにゴール後、静岡のランナー仲間から次々とLINEが送られてくる。
今はレース結果を誰でも速報で見れるので、私のレース結果を見て労いのLINEをもらう。
思い通りの結果ではなかったが3週間後の金沢マラソンに向けて良い調整になったと思う。
3週間後はきっちり目標通り走りたい。
マラソンに限らず目標があるというのは楽しい。