おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

6/15 埼玉地本・体験航海

2008-06-16 | 自衛隊
先日6/14、15に晴海埠頭で行なわれた、埼玉地本主催の県民限定体験航海に参加してきました。
私が当選したのは、15日の午前の部。
朝6:30に家を出て、現地には8:30前に到着したのに、すでに地本の装備品展示会場にはかなりの人だかりが…!

…これってやっぱり、団体のバスか何かで来ているご招待の方々なんでしょうね~。

会場も、地本主催だけに海限定の装備品ではなく、陸自の車両やら銃器関係が展示されています。
手前:89式5.56mm小銃

右:84mm無反動砲 重さなんと16kg!

グッズ売り場や、食べ物関係の出店も…。

地本主催のイベントでも、ここまで派手(っていう言い方でいいのかどうか??)なのは見たことないんですけど…。

東部方面隊マスコットの「あづま君」

今回の航海担当艦は、DDG171「はたかぜ」
前にも書きましたが、なんと5回目の乗艦なのですよ。
今回も宜しくお願いします!っていう気持ちで乗せていただきました。

出港するまでの時間は、お決まりの艦内見学。
まずは食堂へ直行!
グッズ売り場を物色してから、隣にある機関室兼応急指揮所を見学して、電気関係ご担当の2曹のお話を伺いました。

「新しい艦は××だけど、古い艦なので○○になっている」という話は身につまされましたね~。
現場の方は大変だ、と思うと同時に、新しければいいっていうものじゃないのかな~みたいな…。

エンジンや発電、燃料タンクのお話を聞いたので、
「燃料満載で出港した場合、どの位航行するとカラになるんですか?」と素朴な疑問をぶつけてみたら、
「え~と…それは~…」
…すいません。聞いてはいけないことを聞いてしまったみたいです(^^;)

その後、また甲板に戻るといよいよ出港です。
徐々に岸壁から離れていく

航海中、甲板上ではいつもの装備展示(速射砲・アスロック発射機などを動かす)を行なって、多くのギャラリーを集めていましたが、私はずっと海面を見ていました。
いや~、すごい色だなぁ…と。
東京湾の海の色をしかと見よ!

黄土色とオレンジ色と深緑色が混じったような、何とも言えない色でした。
こんな海の色、地方では絶対に見られないんじゃないでしょうか。

「はたかぜ」が針路を反転させ始めたので、そろそろ艦橋にでも行ってみるか…と思ったら、ものすごい列になっていたのであっさり断念。
そこら辺をぶらぶらして、思わず目に止まったものをいくつか紹介します。

↑短魚雷発射管の図解説明板(の一部)
訓練の様子や模擬弾の回収方法が写真で紹介されていたけれど、「戦闘用~意!」で走ってくる岡くんに「岡~!腕まくりをするな~!」とのコメントが付けられていて笑えた。
作業服の腕まくりって、本来してはいけないことなんですよね?
ジパング(原作)では、2佐自ら腕まくりしてますが… ;


↑はたかぜ相談室
士官用個室の一室が相談室に当てられていました。
やっぱ、長い航海が続くときなどは、心のケアも重要かと。


↑表彰プレート(?)の一部
「平成19年度第1護衛隊群広報優秀艦」…順当でしょうねぇ!
私も昨年度だけで3度乗ったし。
他に気になったのは「給食業務優秀艦」というプレート。
…カレーコンテストで優勝したとか??


楽しい時間はあっという間に過ぎて、埠頭も近付いてきました。
今回もフジテレビを右手に見て…お?今日は海保の測量船が2隻停泊してる。
HL01とHL02

そして後部甲板から見た、レインボーブリッジ下を通過する時のマストのスレスレな様子ときたら!
こ、これはギリギリセーフですよ~!
1~2m空間があるかどうか…

同じフネでも、乗るたびに新たな発見とか楽しみがありますね~。
短い時間でしたが今期初の護衛艦体験航海、面白かったです。
今日はマニア率が低くて、お子様率が妙に高かったのも、地本主催ならでは、かな。

フネを降りてからは、埠頭の反対側にある桟橋に接岸されていた海王丸を見に行きました。

練習船だそうですが、現役の帆船を見たのはこれが初めてです。
すごくキレイで優雅だわ~。

旅客ターミナルのレストランで食事をしたあと、2階の送迎デッキに上がるとちょうど体験航海・午後の部の出港準備が行なわれているところでした。
…こうやって正面から出港するフネを見送ることは、実はなかなかないことなのです。
いつも自分が乗っている状態なので…。





手を振って見送りました。
…なんか、感動的でしたね。

コメント (11)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ジパング 航跡360 | トップ | おまけ目当て »
最新の画像もっと見る

11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
やっぱり、きちゃないな(汚いな) (あさり)
2008-06-17 09:20:35
梅雨の晴れ間が続いててよかったですねー!
それにしても、ほんと、普段気にしない(ようにしている…という話か?)東京の海水ですが、こうやって改めて見るとうんざりする色ですねー。
お台場の東京西航路沿いにある公園で海面を見ると、なにやら膜が…とか、色々浮遊物が…とか…(汗)
匂いが無いというのは、評価すべきかとは思いますけど。(いや、匂っていたのか知りませんが)

やはり遠目に見るのがよいようで。(ちゃんちゃん♪)
返信する
着色水 (おく)
2008-06-17 12:40:15
何を混ぜるとあんな色になるんでしょうね?
膜…浮遊物…なんか納得。
でも、確かに匂いはなかった!おお~!(^^;)

これでも、一時期に比べたらきれいになった方なんでしょうけどね。
返信する
確かに汚い (横浜べっろ)
2008-06-17 23:42:10
海保観閲式の時も、地方から来た隊の人に、
汚いなぁーと思われてるんだろうなぁと
ちょっと恥ずかしく思いました

ところで19日は、横須賀から
輸送艦+陸自の人が横浜の耐震バースに
やってくるらしい

返信する
一番汚いのは・・・ (伝説の男)
2008-06-18 00:41:17
満潮、干潮時で見た目は随分変りますが・・・
経験上、名古屋港が一番汚いと思ったなぁ~
返信する
それ海水? (yasu)
2008-06-18 11:03:55
おいらの田舎じゃや雨降り後の河川の色だわ!
江戸前寿司ってそのあたりの魚貝類?
はたかぜ5回目その内精勤賞くれるかもよ?
返信する
海水… (おく)
2008-06-18 13:04:40
*横浜べっろさん

> 輸送艦+陸自の人が…
…え!それって19日だけなのでしょうか?
うわ~。ちょっと調べてみよう。

*伝説の男さん

潮の満ち引き…へえ~、じゃ、もっときれいに見える時もあるのかな。
ちなみに、昨年の海保観閲式の海は、もっと赤くて酷かったのですが…(^^;)
大都市の湾岸はどこも悲惨なんでしょうね。

*yasuさん

この海水には何が混じっているかわからない所が…(^^;)
江戸前って、今は東京湾全域(横須賀~千葉・富津)を指すらしいので…って、羽田沖と呼ばれるここら辺では、そもそも何も獲れなそう!
返信する
訂正 (横浜べっろ)
2008-06-18 22:15:42
輸送艦じゃなくて、輸送艇らしいので
輸送艇2号かもしれないですね(^^;)
ちなみに一般公開じゃありません

ソース
ttp://www.city.yokohama.jp/me/anzen/kikikanri/press/20press/080613press.html
返信する
赤潮 (あさり)
2008-06-19 10:09:09
海の色がって話の続報(?)です。
どうやら、14日に、ひどい赤潮が発生していたようです。船の科学館のブログによると14日の時点で
「ためしにバケツに海水を汲んだら、あっというまに
そこに茶色い何かが沈殿しました。」
てなことになってたよーで。
まあ、普段が美しい色なのかというと、…えーっと。

今日は横浜でも訓練でしょうか?有明では、テロ対策の訓練ですわー。
返信する
了解 (おく)
2008-06-19 12:28:36
> 横浜べっろさん
なるほど~。イベントではなく、震災を想定した陸自受入れ訓練ですか…。
輸送艇だと、車両は2台くらいしか乗せられないような…?

> あさりさん
某掲示板には、12日の横須賀の海が真っ赤だったと書いてありましたが、きっと同じものでしょうね。
返信する
昔々・・・ (伝説の男)
2008-06-19 21:30:11
10年以上前の話なんですが、会社の毎年恒例の8月の水泳訓練が瀬戸内海に鮫が現われて、広島から神奈川で実施することになり、毎日某大学近くの沖から猿島付近まで往復することとなり、泳いだのですが・・・(海を泳ぐと言うよりクラゲを掻き分けて進むと言う感じであった)。泳ぎ終わった後、体をタオルで拭くとタオルが真っ黒けっけになった。上がったばかりの同僚の体を、よ~く見ると、体中の体毛に茶色い水滴?が付いている。茶色い水滴の正体は油だったと思います。当然、船の燃料である軽油やガソリンは揮発性なので、そのような油でなく、船の機関の冷却水とか洗浄で使った油で汚れている水が浮いているとう感じの油だった。茶色い海水の正体は、工場や船から流れた油(重油、潤滑油、ビルジなどなど・・・)のような気がします。
返信する

自衛隊」カテゴリの最新記事