おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

5/31 横須賀軍港めぐり

2009-06-02 | 自衛隊
しらせ見学後、軍港めぐりの予約を入れるため、ダイエー前にあるチケット売り場へ向かいました。
ヴェルニー公園から見える、その乗り場には長い行列が…。
12時出港の乗客です。

乗船情報のボードを見ると、1時の回が“残りわずか”になっていたので、その乗船券を購入し、待ち時間でお昼ごはんを食べました。
朝食も食べておらず、暑さで喉もカラカラ…飲食物が喉と胃にしみ渡りました~!

乗船30分前に並び始めたけれど、もう結構な人数が並んでまして…
しかも、今回乗る船は2階中央部分に部屋があるタイプ。
場所取り、大丈夫かな~?と心配したけど、無事、前方右舷側を確保できました。
前方中央の座席も空いてたけど、そんなものは当然無視!

いよいよ出発です。
ブログでも何回か紹介しているとおり、航路は米軍基地脇を通り抜けて長浦港に入り、水路を抜けて吉倉桟橋の前を通っていくというもの。
まずは米軍基地側に横付けしている潜水艦。

お子様が手を振ると、艦上で作業している乗組員の方が手を振り返してくれます。


手前の米イージス駆逐艦、カーティス・ウィルバー(DDG54・改修工事中)の向こう側に、ひゅうがが見えてきました。

DDH181ひゅうが
いつ自衛隊の桟橋へ戻れるのだろう…?
しらせ見学前、自衛隊の門の前に並んでいる時「ひゅうがはどこに?」という質問をした一般人に、列の整理・案内を担当していた自衛官の方が、
「米軍の岸壁に間借りしています。…って、本来あそこは日本の土地なんですけどね」
と言って、笑いを誘っていました。

ところで、しらせを見学している時から周辺を航行している海保の船がおりまして…
MS01きぬがさ
正式には「消防艇」だけど、放射能を測定するために、こうして航行しているのだとAさんから聞いたのですが、実際、米軍基地の岸壁に、原子力潜水艦が2隻寄港しているという説明が観光船でもありました。
原潜その1
通常の潜水艦より一回り大きい、と言っていたけど、さすがにこの位置からは大きさが測れない…。


…という感じで、米軍エリアを離れてしばらくすると、自衛艦隊司令部がある長浦港に入って行きます。
まず見えてきたのは、護衛艦隊旗艦のDDG170さわかぜ(写真は省略^^;)
その後方に、DDG171はたかぜとDD125さわゆき


いつもこの場所で目にする、DD122はつゆきとDD123しらゆきは、それぞれ船橋と横浜で、本日は広報のお仕事です。
続いて潜水艦救難母艦ちよだ(AS405)

珍しく真ん中の救難艇が、前方に格納されてる…。
もちろん、遠目でしか見たことはないけど、いつも真ん中の空洞になっている場所にしっかり納まっているイメージしかないので、「あれ?」って。(ただの思い込み?)
そして、真夏のオリオンを見ていた時に、ふと思い出したのがこの救難艦でした。
あの時代にコレがあればな~、と。

さて、今回の軍港めぐりの第二の目的は、いよいよ最後の時が近付いた「たちかぜ」(DDG168・退役済)を見ること。
Aさんの情報によると、某公式サイトに、多用途支援艦えんしゅうが、6/1にたちかぜを牽引して横須賀を出港していくという情報が出ていたそうなのです。

…じゃ、今日が最後じゃん!
いよいよ標的艦として?
だから、たちかぜを使った訓練へ出港する前の準備で、こんなに艦艇が勢揃いしていたり、きりしまのCIWSに銃弾を装填していたり、うみぎりのヘリ甲板でペンキ塗りをしていたんだ…!
(最後のは関係あるのか不明だが…;)

白い縦線だけだったたちかぜが、こんな状態になっていました…。

赤い印が痛々しい…。
良く見ると、扉になにか書いてあったり、こんな涙マークが…。

最後だから何を描いてもいいよ、って言われたら、やっぱりこういう絵になるんだね。
3年前の観艦式予行で、このたちかぜに乗せていただきました。
…さようなら。


手前にある、呉の多用途支援艦げんかい(AMS4304)の右が、えんしゅう(AMS4305)

それから、珍しい船が停泊していました。

サルベージ船ですが、ほとんどお仕事で港を出払っているので、こんな風にのんびり停泊しているのは珍しいそうです。
3,000tの物体を持ち上げることができるという、恐ろしいクレーンの真下を通ってきました。怖い!

ついでに特務艇はしだて

長浦港エリアを抜けると、見えてくるのは…
吉倉桟橋

一般公開で自衛隊の敷地内に入ることができても、勝手にその辺をうろうろできるわけではありません。
奥の桟橋は立ち入り禁止になっていたので、一番向こう側に停泊している旧しらせは、軍港めぐりで海側から見るしかないのです。


退役後、その去就があれこれ取り沙汰されていましたが、結局スクラップにされることが決定したようで、この姿を見ることができるのも、残りわずかとなりそう。


旧しらせの向かいには、この3隻。
左から、DDH142ひえい、DD155はまぎり、DD110たかなみ
しらせを入れると、こんな画像↓


そのお隣には、あめ型3隻。

左から、DD107いかづち、DD101むらさめ、DD102はるさめ

そして最後に、一番手前側のラインナップですが、海側から見ると艦尾をこちらに向けた“入り船”状態になっております。

左から、DD158うみぎり、DD105いなづま、DDG174きりしま、AGB5003しらせ

以上、所要時間45分の軍港めぐりでした。
お値段は1,200円です。
通常は2時の回が最終なのですが、日が伸びたせいもあり、イベント関係が催される日はそれ以降も臨時便が出るみたい。
詳しくはHPでご確認下さい。

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