学生実習

今週月曜日から、某大学の3年生が実習に来ています。

3名が1グループで、
2グループが1週間ずつ実習に来ますので、
2週間連続ということになります。

管理栄養士の受験資格を得るためには
各施設での実習が必須項目になります。
今後さらに実習時間は増えるといわれています。

私も学生時代には
病院・事業所・保険所・乳児院・小学校と
各1週間ずつ実習に行かせて頂いて、
いろいろとお世話になりましたので、
その恩返しのつもりで
なるべく学生実習の依頼を受けるようにしています。

10月には私が卒業した大学の後輩もやってきます。

しかし最近は、学生実習を受け入れる施設が
少なくなってきているのが現状です。
当院のような施設はありがたがられるのです。

なぜ減ってきているのかといいますと、
実習生自身の実習を受ける姿勢ができていないからなのです。

少なくとも実習期間中は実習生の指導に
どうしても時間を割かれます。

実は今日の私の午後からの4時間は学生の指導にあてられました。
月初めですので、8月の患者台帳・報告書などのチェックや指導件数の集計、
午前中に行った指導記録の作成など仕事は山済みです。
その仕事を後回しにして、実習生に指導をするわけですから
受ける側も真剣に取り組んでほしいというのが
本音なのです。

一生懸命説明しているときに居眠りをしたりされると、
「来年はそこの大学の実習を受け入れるのを止めようか」
というふうに考えるようになるのです。

今から実習に行く予定のある学生さんはぜひ後輩のためにも
真剣に実習に取り組んで貰えたらと思います。

また普段とは違う生活リズムになりますので
どうしても疲れやすくなります。
体調管理には十分注意して実習に望んで欲しいと思います。
（毎年、最低1名は外来のお世話になるので…。）