有楽町イトシアが昨年オープンした一角は、以前は2~3階建ての店舗や事務所が建ち並ぶ場所だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/ca/237cabc0bb7890c99e8d0c1855606463.jpg)
新聞輸送株式会社
所在地:千代田区有楽町2-8-10
構造・階数:RC3?
解体年:2005(平成17)
備考 :跡地には有楽町イトシアがオープン(2007.10)
Photo 2004.11.20
2階の壁面に新聞輸送株式会社とあり、昔の住宅地図にもそう書いてあるのだが、具体的な仕事の詳細は知らない。昔はここから新聞を輸送していたのだろうか。朝日新聞の旧社屋のすぐそばなので、あるいはそれに関連した会社だったのかもしれないが、今となっては不明。写真のように、解体前年には1、2階の壁面が塞がれて、全く人の気配がなかった。
写真後方の高層建物はもちろん有楽町マリオン。右端にわずかに写っているのは レバンテ、 奥の方に見えているのは 可口飯店。 可口飯店の手前に「喫茶室ルーブル」というのがあるが、看板の体裁やら字体が「喫茶室ルノアール」そっくりだったのが妙に記憶に残っている。一部情報によれば、ほとんど同じつくりだったというが、なぜそうだったのか不明。
一体的に再開発されたため、写真内の一連の建物は全てほぼ同時期に解体され、なくなった。
Tokyo Lost Architecture #失われた建物 千代田区 #オフィス
お教え頂きありがとうございました。
調べておりませんで、会社のホームページがちゃんとあるのも存じ上げませんでした。
1943年創業で、1958年から2004年まで、この場所に会社があったのですね。
トラックは各営業所にあって、有楽町のあの場所はオフィスのみだったのでしょうね。
新聞を輸送する会社ならたくさんのトラックがあるだろうに、そういうものが見あたらなかったので、不思議だなぁと思っていたのですが、ようやく謎が解けてすっきりしました。
なんとなく『新聞輸送』をネット検索していたら、こちらのブログにたどり着きました。
懐かしくてコメントさせていただきました。
私は、今現在もこの会社に勤めている社員です。
1階の目隠しされている箇所は、トラックの給油所でした。その隣が労働組合の事務所で、2階が本社の事務所、3階はその昔運転者の控え室となっていたようですが、私が入社した当時(28年前)は倉庫となっていました。
私も、この場所に6年ほど勤務した事があります。
ほんとに懐かしくてコメントさせていただきました。
コメント有り難うございます。
1階はトラックの給油所だったのですね。車庫のようなスペースだなとは思っていたのですが。
新聞社が近くにいろいろあった場所ならではの使われ方だったのですね。
コメントありがとうございます。
思い出の会社の写真、ご覧いただけて幸いです。