都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

大日本報徳社 仰徳記念館

2023-11-20 | 静岡県  
大日本報徳社 仰徳記念館
所在地:掛川市掛川1176
建設年:1884(明治17)
移築年:1938(昭和13)
構造・階数:木造・平屋
設計 :工部省
備考 :旧有栖川宮熾仁親王邸御座所
    静岡県指定有形文化財(2014年3月指定)
    以前は掛川市指定文化財
Photo 2001.7.12

 有栖川宮熾仁(たるひと)親王邸日本館の御座所として東京市霞ヶ関に建てられたもの。その後、霞ヶ関離宮、東宮仮御所として、また帝室林野局仮庁舎として使用されたという。1938(昭和13)年に宮内省から下賜され、掛川へ移築された。
 内部は洋風で暖炉がある。このため屋根中央に暖炉の煙突が見えている。


 東側の様子。ガラス戸のはまった廊下が続く。  Photo 2001.7.12


 以下は2023年3月21日に訪れた際の写真。


 Photo 2023.3.21

 敷地全体の整備に伴い、仰徳記念館の東側にあったRC造の事務所と渡り廊下が撤去されたため、全体が見えるようになった。暖炉の煙突も塗り直された?ようだ。


 東側の廊下


 「仰徳館」の額が掛かる大広間

 和風な外観だが、内部は絨毯敷きで暖炉もある。扉は内側への押し開き。白壁で長押もあったりして和洋折衷な感じ。


 いつの時代のものかは分からないが、シャンデリアもついている。


 暖炉がある部屋

TOP - 大日本報徳社
大日本報徳社 - 掛川市
大日本報徳社 - Wikipedia

静岡の建築・土木構築物 
#古い建物 静岡県 #和洋折衷住宅 #移築保存 #都道府県指定文化財 
ブログ内タグ一覧

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大日本報徳社 大講堂 2 | トップ | 大日本報徳社 仰徳学寮 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿