あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

UPPER格闘技博覧会へ行った③

2013年02月12日 | ボクシング
正面のステージには昨年亡くなった元ゴング編集長・竹内宏介氏の遺影がテーブルに飾られていて、
イベント開始直後に全員で黙祷。

故・竹内氏の追悼の意味もあるイベントだと実感。

竹内宏介氏の肩書きは多い。
スポーツジャーナリスト、プロレス評論家、解説者。
元「週刊ゴング」編集長、元日本スポーツ出版社代表取締役社長、のち編集顧問。
ニックネームは「ミスター・ゴング」「昭和プロレスの伝道師」「マスカラス担当記者」などなど。

会場には竹内家から提供されたプロレス関係のパネルが飾られ、ファンの注目を浴びていた。
 

アリvs猪木のポスター
(石坂浩二さんが描かれた物もあったが、会場に展示されてたのは写真を使ったポスター)

また、元テレビ東京アナウンサーの故・杉浦滋男氏の取材ノートも展示され、
キックのコーナーにはチャンピオンベルトも。

さらに、「藤原敏男vs西城正三」「島 三雄vs金沢和良」ダブルメインのポスター(美品)も飾られ、ボクシングファンからすると複雑。
※島さんはボクシングに転向されて、引退後も熊本でボクシングジムを立ち上げられたなぁ。
渡辺二郎vsパヤオ第二戦のリング上セレモニーにも地元関係者を代表するような形で立っていらしたっけ・・・。



元新日の新間寿氏も幻のベルトを披露し、竹内宏介氏が残した多大なるプロレス界への貢献を述べ、そして「いつまでも心に燃える闘魂を!」と、熱く語っておいででした。

その中で分裂したゴングを嘆き、「私は2億かき集めて協力したのに潰してしまって!」と恨み節(?)が始まり
「竹内さんを蔑ろにした結果ですよ」みたいなコメントまで飛び出したりして・・・。



まぁ、色々あったようですが
双方に言い分はあるでしょうから部外者の私はノーコメントとしたいと思います。

ただ、好きだった雑誌の発行者に「舟木昭太郎」の名があり、その方が催す会にボクシングの展示物があると聞いて参加しただけです。

UPPER格闘技博覧会へ行く②

2013年02月11日 | ボクシング
もう日付が変わったから「行ったよ」という過去形にしなきゃなんないのだが。

まぁ、取り急ぎやった昨日の記事よりは詳しく書きたい。
会場は立派なホテル2F宴会場の一室。
1Fクロークにコートと帽子を預けて紳士気分。

階段を上がるとスーツ姿やジャージ姿の方々が。
関係者が大半の様子。(当たり前か)

私は当日券で入場。前売りより300円高いが仕方なし。

渡されたリボンを胸に付けて、宴会場に入ると皆さん雑談の最中。
館内の展示物は事前告知どおりの貴重品の山。



力道山興行のパンフ、
古いプロレス雑誌。



プロレスチケットの数々。



私は拳闘ファンだが、それでも貴重さは充分に理解できる。圧倒される。

この辺は神保町の古書ビブリオさんの出展品。
~というか販売品だったのだが私は手が出ず。
まぁ、フライ級3羽ガラスらが表紙の「プロレス&ボクシング」は持ってるし、充分な環境で保管できてないから、これ以上はコレクション増やせないのよ。
誰かに譲る事すら考えているのよ。
(我が家は湿気が多くてカビの脅威が・・・)



ビブリオさんのコーナーには、「アリvs猪木パンフ」や平沢雪村氏の主宰雑誌「ザ・ボクシング」のバックナンバーなどがあって、その存在感に圧倒されました!



S・サドラーや白井さんの試合が表紙だったり、
W・ゴメスvsサガド・ポーンタビー戦が表紙だったり!
ゴメスvsポーンタビー戦の写真は「世界名ボクサー100人」でも使われたもので、なおさら感激!

本気で欲しかったが、値段も張るし、我が家には保管場所も無いしで断念。

この辺だけで、まだ会場の4分の1程度。
許可を得てデジカメ撮りまくってるが、大丈夫かオレ!?

UPPER格闘技博覧会へ行く①

2013年02月10日 | ボクシング
会場は御茶ノ水の東京ガーデンパレスホテル。

新間氏が猪木らと過ごした熱い時代を語り、渡嘉敷さんがスポーツ論を語ったりした「昭和を懐かしむ」イベントだった。



その中でも
舟木さんの前向きな挨拶や、渡嘉敷さんの「これから凄い選手も出てくるかもしれない」というコメントに先を見つめる姿勢を感じたから、
ただの「後ろ向きイベント」じゃなかったと納得。



あとは、会場内の貴重な展示品を眺めて興奮。

村田諒太プロ転向?

2013年02月09日 | ボクシング
ロンドン五輪のボクシング男子ミドル級金メダリスト村田諒太(27才/東洋大職)が、プロ入りの意向を持っているとして、スポーツマスコミを騒がせている。

日本アマチュアボクシング連盟は、大阪市内で開かれた理事会で村田の意向を報告し、アマ選手としての引退勧告を全会一致で決議したそうな。

会議終了から約5時間後に村田は謝罪のため同連盟の山根明会長と会談。
当初「プロ入りを全面的にノーとは言わないが、礼儀がある」と話していた山根会長だったが、
直接謝罪を受けた事で、元々愛情を持って見守ってきた選手の船出を見送る気持ちになられた模様。



そして
プロ入りに関しては、フジテレビが主導する形で三迫ジムという受け入れ先が浮上した。

そして、さらにミドル級という階級の特性を考えて、村田は日本のジムに所属しながら、米ロサンゼルスかラスベガスに練習拠点を置くプランもあるという。

この交渉が水面下で行われていたという事で、アマの山根会長は態度を硬化。
「引き抜きのような形は遺憾」と、折角アマとプロの間に出来た有効な関係に溝が入りかねない状況となった。

プロ側の大橋会長は火消しに躍起なようだが、引退を理由にアマの海外試合を断った村田のプロ化に、山根会長はメンツを潰された面もあるのかも。

村田も金メダリストとして「東京オリンピック招致」活動に参加したりと、アマへの御奉公も勤めていた印象あるが、やぱりプロ入りのタイミングはデリケートな要素を孕んでいるなぁ・・・と改めて感じた。

一時は「アマから追放」みたいな話もあったが、「引退勧告」で済みそうな方向。
「アマとしては引退」「そしてプロとして活動開始」「それに関しては自由」・・・という意味合いか?

アマの五輪金メダリストといえば桜井孝雄さん。
桜井さんも三迫ジムからのデビューでした。

その際もトラブルになり、桜井さんは大学から除籍され、名簿からも抹消された・・・なんて話も聞きました。

村田選手には、そんな事になって欲しくないと思います。
今後のプロ・アマ交流の為にも・・・。

テレ東・大江麻理子アナ、NYへ転勤!

2013年02月08日 | 生活
ネットニュースで見て
「な、なんだって~!?!?」と
声を上げてしまいました。

発表はテレ東HP。2/7の更新で明らかになった。
以下、内容。

「テレビ東京の人気アナウンサー大江麻理子アナ(34)が、4月1日付の人事異動で
 テレビ東京アメリカ社のニューヨーク本社に出向することになった。
 大江アナは『このたび、4月1日付で、ニューヨークに赴任することになりました。長年担当し、
 大切に思っている番組を離れるのはとてもつらいことでしたが、新しい環境に身を置く機会を
 いただきありがたく思っています。赴任中に精いっぱい見聞を広め、知識の蓄積をはかり、
 視聴者の皆様にとってより良い伝え手となるよう精進いたします』とコメント。大江アナは
 4月から朝の報道番組「モーニングサテライト(月~金曜午前5時45分)のニューヨーク
 キャスターとして出演する予定。なお、大江アナが現在出演している番組の後任は未定」

やだよぉぉぉぉぉ!!!



「モヤモヤさまぁ~ず」はどうすんだよ!
あの番組の面白さの何割かは、間違いなく大江さんの雰囲気が作用してるんだよ!

池上彰さんの番組のアシスタントはどうするんだよ!
あれだって大江さんの雰囲気でだいぶ緩和してるぞ!

クラシック愛好家にも大江さんファンは多い筈なのに・・・。



まぁ、でも
やっぱりサラリーマンなんですよね、女子アナも。

辞令が出れば移動もある。従わなきゃいけないんだよな。
大江さん自身も「年齢的にもこのまま同じではマズイ」という気持ちもあるかも知れないし・・・。
ああ、ここは温かく「見送って」あげなちゃいけないのか・・・?

そう思いつつも、納得できない自分がいるんだよなぁ。

テレ東さんに抗議のメールでも送るかな・・・。

「初音ミク・ベストimpacts」を聴く

2013年02月07日 | 邦楽
ミクさんミクさん言いながら
まともに一曲通して聴いていなかったワタクシ。
しかも余程でもないとニコ動とか見ないから尚更。

TVでチラと見て、「新しいモノやってるなぁ」「やっぱキャラの可愛の勝利だなぁ」と関心は持っておりました。

声も動きも面白いし、好意的には捉えてたんですよね。



ヴァーチャアイドルのCGコンサートなんて面白いじゃないですか。
3Dだし、ファンはサイリウム振って熱中してるし。

だいたい、もう21世紀になって随分と経ってんだから
あれくらいのコトが無いといけません。

ミクさんは隠れて男ヴォーカロイドと付き合ったりしません。
ましてや音声合成ソフトウェアのショウ君(モヤさまナレーション担当)とくっついたりもしません。


(モヤさま番組内でも紹介されたショウ君。ノートPC内にインストールされてます)

実際のところ
薄型TV見てるだけで、ちゃぶ台みたいなテーブルで食ってる食事は昔のままの我々。
宇宙エレベーターは実現してないし、自動車も空中飛んでないし(電気化は少し進んだけど)。

PCやスマホで情報を発信したり受信したりしてるけど、
まぁ、それが最大の進化・進歩なのかも知れませんね。

初音ミクも、インターネットの発達なしには考えられない現象だし。
メーカーが2次使用を許可し、一般人が誰でも作曲してミクに歌わせて踊らせて、ニコニコ動画や
Youtubeにアップロードする事が可能な環境が出来るという、一種の「視聴者参加型」のステージが誕生したワケだ。

それは新しいカタチだし、「受け手と作り手が一体化すること」をも意味する。

・・・で
今回、私が聴いたのは「初音ミク」が誕生して二年目を記念した「初音ミク ベスト~impacts~」
'07~'09.7ベストアルハムだ。



以下、amazonさんの紹介文

「動画投稿サイトを中心に、10代をメインとしたインターネットカルチャーの中で『現象』を巻き
 起こし続けている音声合成ソフト(ヴォォーカロイド)『初音ミク』。
 『ニコニコ動画』でミクを使った動画再生数は驚異の2億再生を越え、5万件の『初音ミク』
 関連動画の頂点の楽曲、 トータル再生数3600万再生を越える人気楽曲を
 厳選したベストアルバム。オリコンアルバムチャート初登場4位を記録したsupercellの他、
 600万再生を越えるika『みくみくにしてあげる♪(してやんよ)』などの楽曲が集結。
 インターネットの登場により、21世紀のポップミュージックシーンに衝撃を与えた『初音ミク』の
 全貌を網羅するベストアルバム」



・・・・で
聴いてみた私の感想は「やっぱプロの作曲家は凄いな」。

なんというか、素人さんの作った曲はメロディの着地点に違和感を覚えるんだな。
「え?ここに着地しちゃうの?」みたいな。

代名詞になってるともいえる「みくみくにしてあげる♪(してやんよ)」でも、その印象はあった。

プロの作曲家でも不協和音をワザと使う人がいるが、それでも着地点は押さえているんだなぁ・・・と、改めてプロを見直す結果になっちゃったな・・・と。

まぁ、
私の聴き込み不足ってコトもあるかも知れませんが。

「初音ミク ベスト~impacts~」の中じゃ、逆に「ハト」や「サラリーマンのうた」みたいなミディアム・テンポの曲の方がハマってるかも。
メロディの落としどころも違和感ないし。

聴きようによっちゃ、ミクの声も、倉橋ヨエコさんが「ロボット」で聴かせたエフェクト声みたいだし。

生身の歌手(ヨエコやパフューム)が真似ようとした機械の声、初音ミク。
声優さんの声が元とはいえ、音程や言葉の長さはPCで作る初音ミクの声は、逆にもっと人間に近付こうとしているのかも知れない。

一部ユーザーのモノだったミクさんが、いよいよ大きく認知されそうな気配なので、その辺に注目していきたいと思います。

ETV特集「音で描く賢治の宇宙~冨田勲×初音ミク 異次元コラボ」を見た②

2013年02月06日 | 生活
他のインタビューでは
「手塚先生だったら初音ミクが歌い踊るのを見て喜んでくれたと思いますよ」と語った冨田先生。

実際、手塚先生の娘さんも会場にいらして、
ミクが「リボンの騎士」を歌ったシーンでは、感激のあまり涙を流されたそうな・・・。



ミクさんが歌う事で過去の名曲にスポットライトが当たる事もありそうですな。
結構な事です。

さらに「イーハトーヴ交響曲」公式サイトに、なんとYESのキーボーディストであるリック・ウェイクマンのメッセージが届いたと紹介されていて
イエスのファンでもある私は嬉しい事この上なし。



以下、内容。
「私は何年か前にTOMITAと共に仕事をする機会を得た。それは大変喜ばしいことであったし、
 言うまでもなく彼との仕事は実に楽しいものだった。TOMITAは偉大な音楽家だ。
 彼にしか表現できない音楽がある。それは彼が音楽に対し長年に渡り情熱を傾け、
 一途に献身的であったから。そして何より彼の真の紳士たる人柄があってこそ創り出されるものだ。
 TOMITAに会う機会があれば、私がそう言っていたと伝えてくれ。-Rick Wakeman-」



そういえば、リックさんも「キーボードに歌わせようとした人」だったな。
ライヴ・アルバム「イエスソングス」で披露した「ヘンリー8世の6人の妻(抜粋)」では、鍵盤に登録した「合唱」で賛美歌を演奏してましたわ。

「♪ア~、ア~ア、アアア~アア~ア~、ハレル~ヤ、ハレル~ヤ♪」と聴こえたんですわ、これが。
70年代のプログレッシブな時代ならでは・・・の姿勢でしたなぁ。
(冨田さんは今もその精神を失っていないんだから凄いよなぁ)



まぁ、あと追記しとくとすれば
ETV特集では「冨田さんはシンセ音楽のパイオニアで、何も無いトコから始めた」・・・みたいに言われているが、
本当の先駆者は別にいるのは音楽ファンなら承知・・・って事かな。

ワルター・カーロスの「スイッチド・オン・バッハ」。
全ての演奏をシンセサイザーだけで行い、録音した初のアルバム。



これに刺激を受けた冨田先生が「これだ!」と米モーグ社にコンタクトとってシンセサイザーを購入したのは、実は有名な話。
(そもそも万博でシンセの存在を知って大きく興味を持たれてたそうだが)

オーケストラでの作曲に限界を感じていた冨田先生が見た「どんな音でも作れる」という夢を実現したシンセサイザー。

後に性転換し「ウェンディ・カーロス」へ名前も改めたウォルター・カーロスは、ベートーベンの曲もシンセで録音。

電子音楽化した「第九」は、映画「時計じかけのオレンジ」に使用され、「March From A Clockwork Orange (Ninth Symphony, Fourth Movement, Abridged)」と題された同曲は、強烈な印象を残した。



キューブリックさんは、「2001年宇宙の旅」でもそうだったけど、音楽の使い方も天才的だったよねぇ・・・。

冨田先生も、もう1回くらい全編シンセで1枚作ってくれないかなぁ。
アナログシンセを使って、デジタルシンセも組み合わせて。

ETV特集「音で描く賢治の宇宙~冨田勲×初音ミク 異次元コラボ」を見た①

2013年02月05日 | 生活
録画に失敗もせず、しっかり見れました。
冨田先生が交響詩として描いた宮沢賢治の世界、そしてその中に登場する初音ミクの姿を。



以前スペシャでも特集されてたので見てはいたが、今回はNHKで時間をたっぷり取っての特集という事で、期待してみたのですが。

おもに内容は「冨田勲と宮沢賢治」「冨田勲とミク」の絡みがメインでしたな。



実況版CD「イーハトーヴ交響曲」(売れてるらしいですぞ!)のジャケットデザインに登場する岩手山。

雪を被った山頂。雪解けと同時に岩肌が姿を現すと、それが翼を広げた「大鷲」の形に見える。
麓の人々はそれを見て、春の到来を知り、種まきを始めた。
自然の恵み、人の営み、それを象徴する「岩手山の大鷲」これがイートハーヴ交響曲の大きなテーマとなっている。



ドキュメントは、80才の冨田さんが長年描きたいと思い続けてきた、作家・宮沢賢治の世界と、
元東北大学総長・西澤潤一氏からの「アメニモマケズ」に曲をつけて欲しいという願い、
自からも少年時代に名古屋の大地震に被災した冨田さんが交響曲に託した、東北の被災者への思い・・・から描かれる。

終戦間際、2000人以上が犠牲になった三河地震。
しかし報道管制により報道されず、救援は無し。亡くなる人たちを、ただ見ているしかなかったという冨田少年。
そんな中、希望を与えてくれたのが『銀河鉄道の夜』だったという。
キラキラと輝く宇宙。賢治の物語にあった強烈な光、輝き・・・。

東日本震災で再び注目される「アメニモマケズ」。
東北復興のパワー源流にある宮沢賢治の世界。
現実的・非現実的に東北を包む賢治ワールド。

「自分の作ったイーハトーヴ交響曲が東北の人たちの力になってくれれば」と語る冨田先生の目は潤んでいた。



賢治の4次元的・宇宙的な世界観を、どうやって音楽で表現するか?
悩む冨田先生の目に飛び込んできたのは、インターネット動画サイトで大人気のヴォーカロイド・初音ミク。

PCの中に存在するヴァーチャアイドルにして、人工的に合成された歌声で歌うパソコンソフトである初音ミク。
歌詞とメロディを入力すれば、誰でも簡単に歌わせることが出来るそうな。
(私は持ってません)

等身大のCGキャラを映し出すライブも行われ、「♪みっくみくにしてあげる♪」と熱狂的なファンは大盛り上がり、サイリウム振られまくり!
(冨田先生は後楽園の会場へ見に行かれたそうな!)



そもそも「シンセサイザーに歌わせたい」という願望を持っていた冨田先生からしたら、2度夢が叶う高揚もあっただろう。

しかも盤の上だけではなく、現実に完成披露の公演も行われるのだ。LIVEなのだ。

さっそくミクを開発した会社クリプトン・フューチャー・メディアに連絡を取る冨田サイド。
クリプトン・フューチャー・メディア代表の伊藤博之氏は「無理だという意見もあったが、音楽の歴史の中では画期的な事になるだろうと思ったので、やりましょう」と、引き受ける事に。

交響曲は、オーケストラと初音ミクと200人の合唱での構成。
それをクラシックコンサート会場で披露するという、前代未聞で壮大なイベントへの道程が始まった。



しかし、予想通り技術的な問題に突き当たる。
これまでのコンサートでは、ミクの歌声と動きに「演奏が合わせていた」が、
今回はヴォーカロイドに、指揮者にあわせて歌い踊らせようという試みだ。
これが難しいという。

そのためにシステム開発が必要とされ、ことぶき光(元P-MODELのキーボーディスト)がエンジニアを担当する事になった。

指揮者が振るタクトの動きを、どうやってミクに伝えるのか。
現時点での選択肢は、装置や技術スタッフではなく、「玄人(演奏者)のほうが良いなぁ」・・・と、
冨田先生はリスク軽減を選択。

キーボード奏者・篠田元一氏が呼び寄せられ、一歩前進。
同じテンポでしか歌えないというミクに、テンポが大きく変わる見せ場を敢えて作る冨田先生。

本番2ヶ月前、ことぶき氏が新システムを準備したノートPC持参で登場。
ミクのテンポは変化しているが、「必ずプツッ、プツッて音がする。すごく不自然」と冨田先生。妥協は無い。

富田先生との仕事経験のある篠田さんも「今回だけの為じゃないから」と真剣な口調。

「これに成功すれば大きく先が広がる」
80才にして未来を見据える冨田先生、やっぱ凄い。
「自分の音楽家生活の集大成」だけじゃなく、音楽・アートの未来も見つめてらっしゃるとは、恐れ入る。
やはり、とんでもない人です。

もう一つの課題でもある映像も、映像のテンポをその場で変えられるシステムを開発。LIVE現場で映像を作り出しながら表示する事に。

本番4日前、オーケストラと初めて音合わせが行われた。
15人のエンジニアが徹夜続きでこの日の朝まで調整。
初音ミクの歌声とオーケストラの音量バランス当初取れない難しさもあったが、タイミングはOK。
冨田先生は「もうちょっとバタバタするかと思った。思わず手たたいちゃった。技術者の徹夜の結晶ですよ」と笑顔。



そして本番当日。
合唱隊の声は響き、オーケストラは勇壮に演奏、そこに初音ミクも登場。
正直、最初の「♪わ~たしは初音・ミ・ク、かり~そめ~のボディ♪」という歌詞の聞き取りは難しかったが、テンポはバッチリ。

結果、公演は成功に終わった。
(発売直後、チケットが売り切れになった時点で成功でしょう)

とにかくに15人のエンジニアには「お疲れ様」の一言。
タイトル「冨田&ミク」の「ミク」には、あなたがた全員の名前が含まれている。
当たり前だが、「ミク=クリプトン・フューチャー」なのだ。



コンサートから2週間後のインタビュー。
本当に交響曲はこれで最後になるのかとの質問に、「終わった時には、もうこんな大変なこと二度とやらないって思うけど、しばらく経つとまたやってみたいって思ってくる。これはもう一生治らないね(笑)」と答える冨田先生。

メガネを取り替えながら、膨大な譜面を手書きする大仕事を、80才にして「またやりたい」という富田先生。
その音楽家魂に感服・・・です。



あれ?
公演アンコールの「リボンの騎士」は?
手塚治虫テイストも同公演にはあったと思うんだけど、そこまで収めるには尺が足りなかったのか?

最近の収穫 CD「いしだあゆみ&ティンパン・アレイ・ファミリー/アワー・コネクション」

2013年02月04日 | CD紹介(邦楽)
こちらもamazonさんで購入。
いしだあゆみさんが、ティン・パン・アレイ(細野晴臣、鈴木茂、林立夫)をバックにアンニュイに歌うシティポップ集。
オリジナル盤発売日は、1977年4月25日。

他の参加ミュージシャンは、矢野顕子、吉田美奈子、山下達郎、吉川忠英、浜口茂外也ほか。
※先月末他界した佐藤博氏も鍵盤で参加されている。

作詩は橋本淳、作編曲は萩田光雄と細野晴臣。

一聴して、「ニュー・ミュージック」「シティポップ」。
77年だから、もう洗練されてますよね。
細野さんのベースが歌っているが、後乗りでは無い。

いきなり、いしださんの「語り」から始まったのは驚いたが、女優さんだから堂に入ったモノ。
もう、「とんぺいのヘイ・ユー・ブルース」か、杉良の「君は人のために死ねるか」っつ~くらい。
その辺に「歌謡曲の香り」もあるが、それもまた良し。



まぁ
「リトル・フィートをバックにカンカン娘が歌われる」かのような、
雪村いづみ&キャラメル・ママほど度肝を抜かれる衝撃は無かったが



日本の音楽史を考えると
重要なアルバムなんだなぁ・・・と思える。

あと、やっぱり「いしだあゆみ」はスターだな・・・と。
そんな事を考えた邦楽盤でありました。

最近の収穫 CD「ハージェスト・リッジ」

2013年02月04日 | 英国ロック
昨年のロンドン五輪・開会式に登場し、重要な生演奏を披露したマイク・オールドフィールドさん。

正直、「そうきたか!」「この人を出してきたか!」と思いました。
知る人ぞ知るミュージシャンながら、大ヒットアルバムを発表した成功者でもありますからな!



英国の成り立ちを演出する開会式に、英国民謡を消化したインストゥルメンタル曲を披露したオールドフィールドさん。
英国音楽ファンを感激させたものでした。

その肌触りに直結するアルバムが、この「ハージェスト・リッジ」と言われ、私も「やっぱ買って聴くか!」と思いながらダラダラ過ごしてしまい
他の盤をamazonさんで注文するにあたり一緒に頼むという行動に出たのでした。

まぁ、「チューブラーベルズ」も買った事あったけど
やっぱ「エクソシスト」がトラウマになってて、聴くのがシンドかったんですよ。



ただ、赤岩和美さんのライナーノーツを読むに、
「チューブラー・・・」も、映画で取り上げられたから売れたんじゃないんだな。
それ以前にもヒットしてて、映画で使われてロングランヒットになった模様。
そんで、発表された「ハージェスト・・・」が続いて英国トップチャートに飛び出した・・・とか。

そりゃ、ヴァージン・レーベルのリチャード・ブランソンさんも、マイクさん宅に足を向けて眠れませんわな。

そして20歳そこそこのマイクさん
一気にスターになったんですが、もともと内向的な宅録青年。
田舎のハージェストに篭って創作と丘遊びに時間を費やした・・・とか。

「ハージェスト・リッジ」を聴いてみたら、やっぱ牧歌的なこっちの方が耳に合う。
癒される。
「チューブラー・・・」同様、レコードA面1曲・B面1曲の構成な「ハージェスト・リッジ」。

ヒーリング・ミュージック的であり、アンビエント的でもある。
SONYのXアプリは「ニューエイジ」と認識いたしました。

これ聴きながら寝たりする。愛聴盤になりそうな予感。



次は・・・
「オマドーン」だな。

「ドキドキ!プリキュア」スタート

2013年02月03日 | プリキュア
「スマイル・プリキュア」終了の余韻も醒めやらぬ内に
「ドキドキ!プリキュア」初回が放送されました。



OPも含め、王道展開。
小さな子供を守ろうと強く願う心にアイテムが反応し、主人公が変身!

もう、ほとんどウルトラマンですよ。



主人公がカワイイ女の子ってだけで、王道の変身ヒーロー物の展開伝承ですよ。

主人公は困ってる人を放っておけない面倒見のよいキャラ。
担任の信頼も厚い優等生で生徒会長。
(基本、プリキュアは中学2年生だが、それで生徒会長って・・・)



青いキャラ=六花は主人公の世話役キャラ。苦労人な雰囲気。たまにメガネっ子になるのがグー。

アイドルの「まこと」は、おでこキャラ?
紫系の衣装が「おじゃ魔女」のおんぷちゃんを思い出させる。



「ありす」の超お嬢様ぶり、脇にいる執事は「セバスチャン」、これもツボです。
(アニメ界では執事といえば「セバスチャン」が定番です。あとは「ポール」)



中二の少女を、こっそり「マイ・スイートハート」と呼ぶ・・・謎のイケメンさんも気になります。
(スイートの「王子先輩」系のハンサムさんだが、出番が多い事を祈ります)



まぁ、オープニング早々「プリキュアの敗戦シーン」という
ハートキャッチみたいな展開から始まって、
もう既視感からは逃れない10年目ですが。



敵キャラが人間態で
ショタ・ファンの心もガッチリ掴む、田中真弓さん声のイケメン少年。
(よく見ると眉毛がウエスターさんと同じじゃないか!)



年上女幹部も大人な良い声(田中敦子さん)で、悪いセリフをガンガン喋ってくれそうな予感。

OPで敗てた謎の紫プリキュアが先に敵と戦い、
「あれ?主人公の変身なし?」と思わせておいて、主人公のプリキュア化。
まぁ、色々と謎を残し視聴者を引っ張る展開です。

まぁ、ちびスケも満足の初回でありました。
私も満足でした。



そしてED・・・は、やっぱりCGダンスで一安心。
またクオリティが上がっております。もうこれは驚異的です。

振り付けは、やはり前健さんは卒業し、Mikikoって人。

検索したら・・・Perfumeの振り付けやってる人じゃないか!
しかも広島にいる子供時代から指導してる人ですぞ。



う~ん、遂にプリキュアもPerfumeちゃんと同じ振付師さんに付いて貰えるようになったか。
凄いな。感慨深いなぁ。
(まぁ、前健さんも可愛い振り付けさせたら天下一品だけどね)

なんだかんだで
今シリーズも見続ける事になりそうです。

「うしおととら」新作読み切り・後編の感想

2013年02月03日 | 漫画
だいぶ遅くなったが
大震災復興支援協力企画「ヒーローズ・カムバック」少年サンデー掲載「うしおととら」
新作読み切り・後編の感想です。



母のところにこれから行くと言い、列車を待つ幽霊少女のチャコ。
だが、彼女を飲み込んだのは怪物列車・火炎特急「不知火」だったのだ!!

とばっちりで吹っ飛ばされた「とら」は怒り心頭。
潮も「チャコちゃんを助ける!」とバトルモードに突入。

死んだ人の魂を石炭にして走るという不知火。
降りかかる不幸から逃れられなかったチャコちゃんは諦めた様子。



「これは母ちゃん行きの列車じゃねえんだ!」と、チャコちゃんを連れて不知火から脱出する潮。
化け物と化け物使いによる必死の奮闘を見たチャコちゃんは
意を決する

自らが囮となって相手を引き付けるチャコちゃん。
「あたしを食べたらいい!あたしをもう一回乗っけなよ!」

自分の不幸な運命から逃げられなかったチャコちゃんが、妖怪「不知火」を
自分の意思で呼び寄せて躱してみせた!

「不知火!終点だぜえ!!」
「うしお」の獣の槍、「とら」の雷撃が不知火を貫く!!



前編でダラダラとした時間を過ごしていた潮。
「時間が永遠ではない」とチャコちゃんに教わった風。
「これからは、先延ばししないで・・」と少年漫画らしい道徳的なコメント。

「うしおととら」に会えて良かった・・・てなエンディング。

以前と変わらず、熱くて濃厚だったが
やっぱ前後編200頁くらいのボリュームでやって欲しかった気もする。

・・・と、言うか
また会いたいね!

最近の収穫 ボクサー「Below The Belt」(再発CD)

2013年02月03日 | CD紹介(洋盤)
Boxer
英国の70年代ハードロックバンド。

1960年代末に「タイムボックス」を結成して以来、長いコンビとなったマイク・パトゥ(Vo)とオリー・ハルソール(G)が在籍したグループ。

まぁ、少しだけ袂を分かった次期もあり、
その間ハルソールがジョン・ハイズマンの「テンペスト」に参加し、パトゥもスプーキー・トゥースに加入してた事もあったけど
やっぱり昔の仲間と寄りを戻したのが、この「ボクサー」。

「パトゥ/ハルソール」のコンビは、私の中では「チャップマン/ホィットニー」と並ぶ英国のヴォーカル/ギターの腐れ縁仲間。



もう、この名前が出てくるだけで涙がチョチョ切れる・・・。

この「パトゥ/ハルソール」が結成したBOXERが
1975年、まだプログレ・バンドを抱えていたヴァージン・レーベルから発表したのが1stアルバム「Below the Belt」
(このインパクト満点のジャケットを見よ!ボクシング・ファンからすると「トホホ」・・・だが)



しかも、ドラムがジェフ・ベック・グループやメイ・ブリッツで叩いていたトニー・ニューマン、
ベースがVDGGやジューシー・ルーシーと関わっていたキース・エリスときたら、
もう期待で一杯なワケです。

ジャケに問題あったのか、そもそも売れまくったアルバムでも無いためか
なかなかCDが出回らなかった同アルバムだが、最近やっとamazonさんで発見。
悲願の「ヌード・ジャケット」と遭遇できたのでした。←違うだろ!

なお、この珍妙なジャケット・コンセプトとデザインを担当されたのは「Nigel Thomas」さん。
他にはジュースー・ルーシーのアルバムも担当されてるし、音のプロデュースもされてた方らしい。



・・・・・で
さっそく「BOXER」を聴いてみる。
すると、これが結構シンプルなロック・・・という第一印象。

音もストレートだし・・・なんて思ってたら
やっぱり途中で変なフレーズやリズムがユニゾンしたりして
やっぱり一辺倒では行かないハードロックでありました(笑)。

パトゥにあったジャズ風の味付けも無く、シンプルな演奏隊。
4人のプレイが中心で、たまに鍵盤もあるけど、やはり演奏の中心はオリー・ハルソールのギター。

マイク・パトゥのシャウトも心地よい。
ただ、曲が鮮度切れというか・・・。
これまでのバンドで沢山の曲を書いてきて、もうネタ切れというか・・・。

そんな印象も受けたBOXERでした。


(画像はグループ・フォト。いかにも直後にパンクから吹っ飛ばされそうな感じ・・・)

バンドはアルバム2枚(?)で空中分解。
ハルソールさんはケヴィン・エアーズという新しい「相棒」を見つけ、アルバムやツアーに参加するのでした。

ブリティッシュロックの徒花的な存在に終わったが、そんなグループもファンからすると愛しいのさ・・・。

2/10(日)、格闘技博覧イベントあり

2013年02月02日 | ボクシング
【開催日】 2月10日(日)PM4時30分~6時30分
【会 場】 東京・本郷「東京ガーデンパレスホテル」特設会場
 ・JR中央線・総武線「御茶ノ水駅」聖橋口(東京駅寄りの改札)より徒歩5分
 ・東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」より徒歩5分
 ・東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」より徒歩5分
 ・東京メトロ銀座線「末広町駅」より徒歩8分

主催は舟木昭太郎さん  
まずは舟木さんを紹介しなきゃいけないかな。

60年代後半から40年以上(?)、日本スポーツ出版社の格闘技雑誌の巻末に発行人として名を刻んだ方であります。



特にボクシング・ファンには「ワールド・ボクシング」で御馴染み。
そもそも「ワールド誌」は1968年に日本スポーツ出版社から創刊された、ボクシング・プロレス専門誌「ゴング」が源流。
(1982年4月に「ゴング」からボクシング部門が独立、元ボクシングマガジン編集長・前田衷氏により「ワールド・ボクシング」として創刊)



「週刊ゴング」「ゴング格闘技」の編集長でもある舟木氏は、後に日本スポーツ出版社専務取締役、日本スポーツ映像株式会社代表取締役を務め、H14年9月独立のため退社。
「株式会社UPPER」を創立、代表取締役に就任されています。

「アッパー」では雑誌編集も手がけてらしたという話だが、現在は映像を中心に移行。具志堅さんのDVD発売などがブログで紹介されている。
(色々あったんですかねぇ・・・)

これまでも「猪狩元秀×藤原敏男の対談」など企画された舟木さんですが
とうとう格闘技全般を扱う「アッパー格闘技博覧会」を主催されるという事だ。



プロレスやキック、ボクシングなど様々なジャンルの格闘技グッズや雑誌が展示され、オークションを渡嘉敷会長が仕切るなど、企画も諸々らしい。
  
幻の「NETキック」ベルト(NETワールドキックボクシング=現テレビ朝日)のもの、 全日本のレプリカ・ベルトの展示あるそうな。
(私は、そのへん余り詳しくないですが・・・)

もう、昔はね
毎月「舟木昭太郎」の名前を見ない事は無いってくらい、お見掛けしてましたから。



行ってみようかな・・・と思っております。
ボクシングのコーナーがどれくらいか分かりませんが、芦沢清一さんや佐瀬稔さんの盟友(?)とも言える舟木さんの企画だけに、郷愁にも誘われております。
(現役の取締役代表様に「郷愁」は失礼か・・・)

会場の片隅で暫くボーっとして帰るだけかも知れませんけどね。

「スマイル・プリキュア」が終わっちまったよ

2013年02月02日 | プリキュア
最終回エンドカード、「川村女神」の美麗画。
ホント、画集を出して欲しいよ。
ある意味で「進化」されてるし・・・。




とにかくシリーズ共通の
「ぜったいに諦めない」



「希望を捨てない」(触手に巻きつかれても・・・)



・・・に加え
「友達は宝物、一番大切」という要素が強調されていた1年でした。

ラストバトルの「輝け~!!」の絶叫にはグッと来ましたが
やはり声優さんの熱演が素晴らしかったです。

まぁ、初代はラストバトルの絶望展開でニヒリズムを感じさせる会話を聞かせてくれたが
「スマイル」は勢いで突き進んだ印象ですな。



まぁ、私が一番好きな「フレッシュ」とて、最終回には「消化試合」的な印象を受けたから、落とし所は難しいんでしょうねぇ。

ただ、やはり
「諦めない」「自分で考え、自分で切り開く」「希望を捨てない」「友達は宝物」も大切ですが
どこか子供に「逃げ道」も作ってあげたい気がします。

逆もまた真なり。

最後の最後は逃げても良い。
最後の最後は親に頼って欲しい。
諦めても人生なんとかなる。(人生成り行き)
中途半端な友達は揉め事の元・・・・。

もちろん、簡単に物事を放り投げる中途半端な人間には成って欲しくないですがね・・・。

最近、ちびスケが「ダンス習いたい」なんて言い始めまして。
習い事は親が勧めて始めた事ばっかりだったのに、よく自分から言い出したな・・・と感心しまして。

確かに運動会で皆と踊ったダンスでは、けっこう上手い部類だったんですよね。
運動やダンスがまるでダメな私の子供とは思えない踊りっぷりで。

これって「プリキュア」のおかげだと思うんですよね。
エンディングのダンスを一緒に踊って、「フレッシュ」や「ハートキャッチ」ではダンスDVDまで買って見せて・・・。



踊るの大好きになった理由は、
まずダンスも重要素材だった「フレッシュ・プリキュア」が大好きだったから・・・。

ありがたい。
本当にありがたい。

ありがとうプリキュア。
ちびスケに(ほんの少しだけど)得意分野を与えてくれて、
しかも私の事も可愛い姿で癒してくれて・・・。

本当にありがとう。

あと1年、ちびスケは一緒に見てくれそうです。
まだまだ卒業は致しません。